上座部(読み)ジョウザブ

デジタル大辞泉 「上座部」の意味・読み・例文・類語

じょうざ‐ぶ〔ジヤウザ‐〕【上座部】

 
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精選版 日本国語大辞典 「上座部」の意味・読み・例文・類語

じょうざ‐ぶジャウザ‥【上座部】

 

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(一)[](820)
 

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改訂新版 世界大百科事典 「上座部」の意味・わかりやすい解説

上座部 (じょうざぶ)


100Sthavira-vādaThera-vādaDīpavasaMahāvasa︿︿arhat

 Haimavata200


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百科事典マイペディア 「上座部」の意味・わかりやすい解説

上座部【じょうざぶ】

小乗仏教の源流となった一派。サンスクリットのテーラーバーダの訳。釈迦没後100年目のころ,進歩派の大天比丘(だいてんびく)が唱えた5ヵ条の教義を契機として,教団は保守派の上座部と進歩派の大衆(だいしゅ)部に分かれた。上座部からはその後,説一切有部が分かれ,さらに8派に分かれた。
→関連項目インドシナ小乗仏教タイ[人]仏教マハーボディ・ソサエティ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「上座部」の意味・わかりやすい解説

上座部
じょうざぶ
theravāda

 
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世界大百科事典(旧版)内の上座部の言及

【説一切有部】より

…小乗仏教の上座部から分派した一部派。サンスクリットでサルバースティバーディンSarvāstivādinといい,有部と略称される。…

【大衆部】より

…これを仏教教団の〈根本分裂〉という。前者は大衆部と称し,後者は上座部と呼ばれ,その後分裂を繰り返し,18部あるいは20部に分派した。なお大衆部は,玄奘(602‐664)や義浄(635‐715)の時代まで四大部派の一つとしてインドに存続した。…

【部派仏教】より

…新興の大乗仏教側からは,〈小乗仏教〉とけなされたが,正しくは〈部派仏教〉あるいは〈アビダルマ仏教〉と呼ばれるべきである。釈迦滅後100年,すなわちアショーカ王(前3世紀)のころ,仏教教団は保守的な上座部(テーラバーダ)と進歩的な大衆(だいしゆ)部(マハーサンギカ)とに分裂した。これは戒律や教理の解釈上の意見の対立によって分裂したもので,これを〈根本分裂〉と呼ぶ。…

※「上座部」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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