部派仏教(読み)ブハブッキョウ

デジタル大辞泉 「部派仏教」の意味・読み・例文・類語

ぶは‐ぶっきょう〔‐ブツケウ〕【部派仏教】

 
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精選版 日本国語大辞典 「部派仏教」の意味・読み・例文・類語

ぶは‐ぶっきょう‥ブッケウ【部派仏教】

  1. 〘 名詞 〙 釈迦入滅後一〇〇年頃から約三〇〇年間に分立した諸派の仏教。アショカ王の時代に教団が保守的な上座部と進歩的な大衆部に分裂し、一説には、その後上座部系が一一部、大衆部系が九部の二〇部となったという。後に起こった大乗仏教からは小乗仏教と呼ばれ批判された。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「部派仏教」の意味・わかりやすい解説

部派仏教
ぶはぶっきょう


1002001820Abhidharma()()()()()()()()

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 西()


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改訂新版 世界大百科事典 「部派仏教」の意味・わかりやすい解説

部派仏教 (ぶはぶっきょう)


︿︿︿1003︿119︿2020︿西西西︿

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「部派仏教」の意味・わかりやすい解説

部派仏教
ぶはぶっきょう

 
21 100810182043  

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「部派仏教」の解説

部派仏教(ぶはぶっきょう)

上座(じょうざ)仏教

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世界大百科事典(旧版)内の部派仏教の言及

【上座部】より

…仏滅100年ごろ仏教教団は上座部と大衆部(だいしゆぶ)の二つに分裂した。これは根本分裂と呼ばれ,部派仏教の時代の幕開けとなった。サンスクリットでスタビラ・バーダSthavira‐vāda,パーリ語でテーラ・バーダThera‐vādaという。…

【小乗仏教】より

…サンスクリットでヒーナヤーナHīnayāna(〈小さな乗物〉の意)というが,〈小乗〉とは大乗仏教からの貶称であり公平な呼称ではない。部派仏教ともアビダルマ仏教ともいわれる。小乗仏教の思想は釈迦とその直弟子たちの初期仏教と,後の大乗仏教を理解する上にも重要である。…

【大衆部】より

…仏教部派の一つ。大乗仏教側からは〈小乗仏教〉と貶称された部派仏教のうちの有力な一派であった。サンスクリットで,マハーサンギカMahāsaṅghikaといい,また,パーリ典籍の《ウパーサカジャナーランカーラ》には,マハーサンギヤMahāsaṅghiyaという名称で呼ばれている。…

※「部派仏教」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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