処分(読み)ショブン

デジタル大辞泉 「処分」の意味・読み・例文・類語

しょ‐ぶん【処分】

 
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[]使使使
[]  
 

 

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そう‐ぶん【処分】

そぶん(処分)」の音変化。
「生ける時―してむ」〈落窪・四〉

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精選版 日本国語大辞典 「処分」の意味・読み・例文・類語

しょ‐ぶん【処分】

 

(一)  
(二) 
(一)[](701)
(二)()(188788︿)
(三)[]
(三) 
(一)[](718)
(二)︿()()(1283)
(四) 
(一)[]退(190506︿)
(五) 1900
(一)[](1962︿)
(六) 
(七) 1889
(八) 1926
 
 

 

(一)   (  ) 
(一)[](102892)
 

そう‐ぶん【処分】

  1. 〘 名詞 〙そぶん(処分)」の変化した語。
    1. [初出の実例]「生ける時そうぶんしてん」(出典:落窪物語(10C後)四)

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普及版 字通 「処分」の読み・字形・画数・意味

【処分】しよぶん

 
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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「処分」の意味・わかりやすい解説

処分
しょぶん

一般的には物事の片をつけることをいうが、法学上は種々の法領域できわめて多様に用いられる。たとえば、行政権の作用としての行政処分、司法作用としての保護処分・仮処分・強制処分・執行処分などの権力行使を意味することがあり、分野により処分権主義(民事訴訟法)、処分証券(商法)、処分証書(民事法)、保安処分(刑事法)など、種々の用法がある。また、私法上では、管理に対する観念で、既存の権利、事実状態に変更をもたらすものをいい、物権の設定・移転、債権譲渡、相殺(そうさい)などの法律上の処分と、物の毀損(きそん)・滅失・廃毀などの事実上の処分がある。

[阿部泰隆]

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