国富論(読み)コクフロン(英語表記)An Inquiry into the Nature and Causes of the Wealth of Nations

デジタル大辞泉 「国富論」の意味・読み・例文・類語

こくふろん【国富論】

原題An Inquiry into the Nature and Causes of the Wealth of Nations》経済学書。アダム=スミス著。1776年刊。資本主義社会を初めて体系的にとらえ、労働価値説に基づき、自由放任主義の経済を説く。諸国民の富。

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精選版 日本国語大辞典 「国富論」の意味・読み・例文・類語

こくふろん【国富論】

 

(一)( [] An Inquiry into the Nature and Causes of the Wealth of Nations ) =
 

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改訂新版 世界大百科事典 「国富論」の意味・わかりやすい解説

国富論 (こくふろん)
An Inquiry into the Nature and Causes of the Wealth of Nations


2177618828Edwin Cannan1861-19355

 貿貿貿

 貿

 123調4調51

 1調3

 3

 12使使3使貿貿5調


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日本大百科全書(ニッポニカ) 「国富論」の意味・わかりやすい解説

国富論
こくふろん


1776An Inquiry into the Nature and Causes of the Wealth of Nations5

 51234貿5

 貿貿1235



35

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百科事典マイペディア 「国富論」の意味・わかりやすい解説

国富論【こくふろん】

 
A.An Inquiry into the Nature and Causes of the Wealth of Nations1776調
 

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「国富論」の意味・わかりやすい解説

国富論
こくふろん
An Inquiry into the Nature and Causes of the Wealth of Nations

 
 A. 177651018 ()   

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「国富論」の解説

『国富論』(こくふろん)

『諸国民の富』

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旺文社世界史事典 三訂版 「国富論」の解説

国富論
こくふろん

諸国民の富

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世界大百科事典(旧版)内の国富論の言及

【イギリス経験論】より

…したがって,そうした経験的世界の構造を一貫して見通そうとしてきたイギリス経験論は,実は,イギリスの近代史がたどってきた歴史的現実それ自体の理論的自覚化として,明らかに,固有の歴史性とナショナリティとをもったイギリスの〈国民哲学〉にほかならなかった。その意味において,イギリス経験論の創始者ベーコンが,イギリス哲学史上初めて母国語で《学問の進歩》を書き,また,その掉尾を飾るスミスの主著が《国富論(諸国民の富)》と題されていたのは,けっして単なる偶然ではなかったのである。【加藤 節】。…

【株式会社】より


18(1776)1

【経済学】より


J.

 A.1776︿political economy(political economy使1767J.使)

【経済学説史】より


 (1776)A.

【スミス】より

…イギリスの道徳哲学者,経済学者。主著《国富論》はあまりに有名。スミスという姓がイギリスではひじょうに多いので,アダム・スミスと姓・名をあわせて呼ぶのがふつうである。…

【道徳感情論】より

…このような心理過程を〈同感〉という概念で特徴づけ,それが安定的な社会集団の生成と維持にとって欠かせないものだと論じている。後に出版される有名な《国富論》とこの《道徳感情論》との間に,スミスの社会哲学上の大きな転換があったかどうかについての論争もある。《国富論》は経済社会全体の組織的・機構的解明を主題としており,倫理学的色彩の強い《道徳感情論》とはおのずと強調点が異なっているのはいうまでもない。…

【見えざる手】より


4214︿led by an invisible hand19︿

【労働価値説】より

…しかし体系的な形では18世紀後半のA.スミスがはじめてそれを論じたといってよいだろう。スミスはその《国富論》(1776)において,労働こそが人間が自然に対して支払う〈本源的購買貨幣〉であることを明らかにするとともに,労働の量が価値の真実の標準尺度であることを指摘し,それを彼の経済学の体系の基礎に据えた。しかし,その規定が商品を生産するのに投下された労働量によるのか(投下労働価値説),それとも商品が支配することのできる労働量によるのか(支配労働価値説)を必ずしも明りょうにはしなかった。…

※「国富論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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