バレエ
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/d3/Degas-_La_classe_de_danse_1874.jpg/250px-Degas-_La_classe_de_danse_1874.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/5/5a/Swanlake014.jpg/250px-Swanlake014.jpg)
バレエの歴史
編集起源
編集バレエの誕生
編集宮廷から劇場へ
編集ロマンティック・バレエ
編集クラシック・バレエ
編集モダン・バレエ
編集アンナ・パヴロワ
20世紀以降
編集バレエの技法
編集バレエ作品
編集![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/a9/Sleeping_beauty_cast.jpg/200px-Sleeping_beauty_cast.jpg)
バレエ団
編集![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/0/03/Darcey_Bussell%2C_curtain_call_for_Theme_and_Variations.jpg/250px-Darcey_Bussell%2C_curtain_call_for_Theme_and_Variations.jpg)
バレエダンサー
編集バレエを踊ることを職業としている人をバレエダンサーと言う。
ロシアではバレエダンサーは国家公務員である。
バレエ学校
編集ロシアの場合
編集ロシアでは基本的に、バレエダンサーになろうとする人は8年間、バレエダンサー養成学校に通う。
パリ・オペラ座バレエ学校の場合
編集ダンサーの階級
編集- フランスのオペラ座バレエ団の場合
- エトワール
- プルミエ・ダンスール(女性の場合はプルミエール・ダンスーズ)
- スジェ
- コリフェ
- カドリーユ
- ロイヤル・バレエ団の場合
- プリンシパル
- ソリスト(トップはファースト・ソリスト)
- アーチスト(トップはファースト・アーチストまたはコルフェ)
- アメリカン・バレエ・シアターの場合
- プリンシパル
- ソリスト
- コール・ド・バレエ
著名なバレエダンサー
編集著名なバレエのダンサーにはたとえば以下の者がいる。
詳細はCategory:バレエダンサーを参照のこと。
※括弧内は生誕と死去年、出身国(日本人の場合は県)、所属バレエ団(現役ダンサーのみ)を表す。
女性
編集- マリー・カマルゴ (1710年 - 1770年、フランス)
- マリー・タリオーニ (1804年 - 1884年、イタリア)
- カルロッタ・グリジ (1819年 - 1899年、イタリア)
- マチルダ・クシェシンスカヤ (1872年 - 1971年、ロシア)
- クレオ・ド・メロード (1875年 - 1966年、フランス)
- アンナ・パヴロワ (1881年 - 1931年、ロシア)
- タマーラ・カルサヴィナ (1885年 - 1978年、ロシア)
- ブロニスラヴァ・ニジンスカ (1891年 - 1972年、ロシア)
- エリアナ・パヴロワ(1897年 - 1941年、ロシア)
- アレクサンドラ・ダニロワ (1903年 - 1997年、ロシア)
- ナデジダ・パヴロワ(1905年 - 1982年、ロシア)
- オリガ・サファイア(1907年 - 1981年、ロシア)
- ガリーナ・ウラノワ (1910年 - 1998年、ロシア)
- マーゴ・フォンテイン (1919年 - 1991年、英国)
- タマーラ・トゥマーノワ (1919年 - 1996年、ソ連〔ロシア〕)
- アリシア・アロンソ (1920年 - 、キューバ)
- マイヤ・プリセツカヤ (1925年 -2015 、ソ連〔ロシア〕)
- マリア・トールチーフ (1925年 - 、米国)
- ナタリア・マカロワ (1940年 - 、ソ連〔ロシア〕)
- 森下洋子 (1948年- 、広島、松山バレエ団)
- モニク・ルディエール (1956年 - 、フランス)
- アルティナイ・アスィルムラートワ (1961年 - 、ソ連〔カザフ〕)
- マリー=クロード・ピエトラガラ (1963年 - 、フランス)
- ニーナ・アナニアシヴィリ (1963年 - 、ソ連〔グルジア〕)
- アレッサンドラ・フェリ (1963年 - 、イタリア)
- シルヴィ・ギエム (1965年 - 、フランス)
- 吉田都 (1965年 - 、東京)
- 草刈民代 (1965年 - 、東京)
- 斎藤友佳理 (1967年- 、神奈川、東京バレエ団)
- ダーシー・バッセル (1969年 - 、英国)
- ナデジダ・グラチョーワ (1969年 - 、ソ連〔カザフ〕)
- アニエス・ルテステュ (1971年 - 、フランス)
- オーレリー・デュポン (1973年 - 、フランス)
- ディアナ・ヴィシニョーワ (1976年 - 、ソ連〔ロシア〕)
- 佐久間奈緒(1976年- 、福岡、バーミンガム・ロイヤル・バレエ団)
- 小林ひかる (1976年- 、東京、ロイヤル・バレエ団)
- 上野水香(1977年- 、神奈川、東京バレエ団)
- 中村祥子 (1980年 - 、佐賀、ベルリン国立バレエ団)
- アリーナ・コジョカル (1981年-、ルーマニア、イングリッシュ ナショナルバレエ)
- ミスティ・コープランド (1982年-、アメリカ)
- 木田真理子 (1984年-、大阪府、スウェーデン王立バレエ団)
- ネレア・バロンド(1997年-、スペイン、Ballet Frontier of Texas)
男性
編集- ヴァーツラフ・ニジンスキー(1890年 - 1950年、ロシア)
- ルドルフ・ヌレエフ(1938年 - 1993年、ソ連〔ロシア〕)
- ウラジーミル・ワシリエフ(1940年 - 、ソ連〔ロシア〕)
- ジョルジュ・ドン (1947年 - 1992年、アルゼンチン)
- ミハイル・バリシニコフ (1948年 - 、ソ連〔ラトヴィア〕)
- 清水哲太郎 (1948年 - 、東京、松山バレエ団)
- パトリック・デュポン (1959年 - 、フランス)
- ジル・ロマン (1960年 - 、フランス)
- ファルフ・ルジマートフ (1963年 - 、ソ連〔ウズベク〕)
- マニュエル・ルグリ (1964年- 、フランス)
- 堀内元 (1964年- 、東京)
- ヴラジーミル・マラーホフ (1968年- 、ソ連〔ウクライナ〕)
- ホセ・カレーニョ (1968年- 、キューバ)
- イーゴリ・ゼレンスキー (1969年 - 、ソ連〔ロシア〕)
- 小林十市 (1969年 - 、東京)
- 岩田守弘 (1970年 - 、神奈川、ボリショイ・バレエ団)
- アダム・クーパー (1971年 - 、英国)
- 首藤康之 (1971年 - 、大分)
- ニコラ・ル・リッシュ (1972年 - 、フランス)
- 熊川哲也(1972年 - 、北海道、Kバレエカンパニー)
- アンヘル・コレーラ (1975年 - 、スペイン)
- ロベルト・ボッレ(1975年 - 、イタリア)
- マチュー・ガニオ (1984年 - 、フランス)
- 山本開斗(1995年-、北海道、Ballet Frontier of Texas)
作曲家
編集振付家
編集著名なバレエの振付家には以下の者がいる。詳細はCategory:バレエの振付家も参照のこと。
- ジャン・ドーベルヴァル(「ラ・フィユ・マル・ガルデ」)
- フィリッポ・タリオーニ(「ラ・シルフィード」)
- オーギュスト・ブルノンヴィル(「ラ・シルフィード」)
- ジャン・コラーリ(「ジゼル」「ラ・ペリ」)
- ジュール・ペロー(「ジゼル」「エスメラルダ」)
- ジョゼフ・マジリエ(「パキータ」)
- アルテュール・サン=レオン(「コッペリア」)]
- マリウス・プティパ(「ラ・バヤデール」「ドン・キホーテ」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」「白鳥の湖」「海賊」「ライモンダ」)
- ルイ・メラント(「シルヴィア」)
- レフ・イワノフ(「白鳥の湖」「くるみ割り人形」)
- ミハイル・フォーキン(「レ・シルフィード」「火の鳥」「薔薇の精」「ペトルーシュカ」)
- ヴァーツラフ・ニジンスキー(「牧神の午後」「遊戯」「春の祭典」「ティル・オイレンシュピーゲル」)
- レオニード・マシーン(「パラード」「奇妙な店」「三角帽子」「プルチネルラ」「鋼鉄の歩み」「ホフマン物語」)
- ブロニスラヴァ・ニジンスカ(「狐」「結婚」「牝鹿」「青列車」「オーバード」「妖精の接吻」)
- ジョージ・バランシン(「アブストラクト・バレエ」「ミューズを率いるアポロ」「放蕩息子」「カルタ遊び」「オルフェウス」「アゴン」「ジュエルズ」)
- フレデリック・アシュトン(「シンデレラ」「ラ・フィユ・マル・ガルデ」「ピーター・ラビットと仲間たち」、「マルグリットとアルマン」、ロイヤル・スタイル)
- ロスチスラフ・ザハロフ(「バフチサライの泉」「赤いけし」「青銅の騎士」)
- ハロルド・ランダー
- レオニード・ラヴロフスキー
- モーリス・ベジャール(「春の祭典」「ボレロ」「ニジンスキー 神の道化」「我々のファウスト」「ザ・カブキ」「M」「舞楽」「愛が私に語りかけるもの」)
- ケネス・マクミラン(「大地の歌」「マノン」「ロメオとジュリエット」「うたかたの恋」「パゴダの王子」「三人姉妹」「エリート・シンコペーション」)
- ローラン・プティ(「カルメン」「コッペリア」)
- ジョン・クランコ(「オネーギン」「じゃじゃ馬ならし」)
- ジョン・ノイマイヤー
- ピナ・バウシュ
- ウィリアム・フォーサイス
- マシュー・ハート
- デヴィッド・ビントレー
- マシュー・ボーン
- クルト・ヨース(「緑のテーブル」)
- ニネット・ド・ヴァロア
- ボリス・エイフマン
バレエコンクール
編集日本のバレエ
編集1912年イタリア人指導者が帝国劇場歌劇部のバレエマスターに起用されたのが日本のバレエの始まり。ロシア革命で日本に亡命したエリアナ・パブロワが1927年鎌倉にスタジオを開いたのが日本のバレエ学校1号。[4]
この節の加筆が望まれています。 |
※ 日本のバレエの歴史については、新国立劇場情報センター「日本洋舞史年表」並びにチャコットサイト掲載「ダンズ・エッセイ」を参照のこと。
特徴
編集欧米の国では国立のバレエ学校を持つ国もあるが、日本には国立のバレエ学校はない。これに代わり、2016年時点で約4600[5]の民間のバレエスタジオが約35.8万人[5]のバレエダンサーの養成を行っている。日本でバレエを習っている全ての子どもがプロのダンサーになることを目指しているわけではないが、プロのダンサーを志す子どもも増えてきている。またバレエ・ダンサーの中には、古典としてのバレエからコンテンポラリー・ダンス・現代舞踊や舞踏の分野へと進出する人もいる。 日本のバレエダンサーの詳しい情報は、バレエダンサーを参照。
劇場
編集日本で付属のバレエ団がある劇場には新国立劇場(東京都渋谷区初台)がある。バレエ研修所も併設されている。新国立劇場以外に国内でバレエ公演が行われる主な劇場には以下のものがある。
- 東京文化会館(台東区上野公園)
- 東京芸術劇場(豊島区西池袋)
- Bunkamuraオーチャードホール(渋谷区松涛)
- 愛知県芸術劇場(名古屋市東区東桜)
- グランキューブ大阪 / 大阪府立国際会議場(大阪市北区中之島)
- フェスティバルホール(大阪市北区中之島)
バレエ団
編集国内の著名なバレエ団には以下のものがある。
- 法村友井バレエ団 (大阪、1937年 - )
- 貝谷バレエ団 (1938年 - )
- 松山バレエ団 (1948年 - )
- 谷桃子バレエ団 (1949年 - )
- 越智インターナショナルバレエ (名古屋、1949年 - )
- 牧阿佐美バレヱ団 (1956年 - )
- 東京バレエ団 (1964年 - )
- スターダンサーズ・バレエ団 (1965年 - )
- 東京シティ・バレエ団 (1968年 - )
- 貞松・浜田バレエ団 (神戸、1970年 - )
- 小林紀子バレエ・シアター (1973年 - )
- 山本禮子バレエ団 (1975年 - )
- 井上バレエ団 (1987年 - )
- 国際バレエアカデミア(1987年 - )
- NBAバレエ団 (1993年 - )
- 新国立劇場バレエ団 (1997年 - )
- Kバレエカンパニー (1999年 - )
- みなとシティバレエ団 (2019年 - )
バレエでの化粧
編集バレエを扱った作品
編集この節の加筆が望まれています。 |
漫画
編集(五十音順)
- アダージオ (小野弥夢)
- アラベスク (山岸凉子)
- いつかその日が (南条美和)
- ヴィリ (山岸凉子)
- 翼-ウィング-(佐々木潤子)
- ガラスの靴(飛鳥幸子)
- 感謝知らずの男 (萩尾望都)
- 絢爛たるグランドセーヌ (Cuvie)
- coda (壱村仁)
- City Bird (佐々木潤子)
- 昴 (曽田正人)
- SWAN (有吉京子)
- SWAN-白鳥の祈り-
- まいあ -Maia- SWAN actⅡ
- SWAN −白鳥− [モスクワ編]
- SWAN −白鳥− [ドイツ編]
- ダンス・ダンス・ダンスール(ジョージ朝倉)
- 天使なやつら(今井康絵)
- トウ・シューズ (水沢めぐみ)
- Do Da Dancin'! (槇村さとる)
- Do Da Dancin'!ヴェネチア国際編
- 鳥のように飛べるまで (やまじえびね)
- なでしこ・プリマ (久世みずき)
- はばたく少女(東浦美津夫)[6]
- バレヱのお時間!!(原作:萱島のぞみ、漫画:倉田嘘)
- バレエ星(谷ゆき子)[7]
- ビューティフル (さいとうちほ)
- フラワー・フェスティバル (萩尾望都)
- 舞姫 テレプシコーラ (山岸凉子)
- 「まりちゃん」シリーズ (上原きみこ)
- ユニコーンの恋人(星合操)
- Lady Love (小野弥夢)
- ローマへの道 (萩尾望都)
アニメ
編集- プリンセスチュチュ (伊藤郁子原案・総作画監督、佐藤順一総監督、2002年)
- ダンス・ダンス・ダンスール(境宗久監督、2022年)
映画
編集- 赤い靴 (マイケル・パウエル、エメリック・プレスバーガー監督、1948年)デジタルリマスター・エディション - 映画監督マーティン・スコセッシオリジナル・ネガ修復(2009年)
- ライムライト (チャールズ・チャップリン監督、1952年)
- 愛と喝采の日々 (ハーバート・ロス監督、1977年)
- サスペリア (ダリオ・アルジェント監督、1977年)
- 愛と哀しみのボレロ (クロード・ルルーシュ監督、1981年)
- ホワイトナイツ/白夜 (テイラー・ハックフォード監督、1985年)
- ダンサー (ハーバート・ロス監督、1987年)
- マコーレー・カルキン/くるみ割り人形 (エミール・アルドリーノ監督、1993年)
- F (金子修介監督、1998年) - 熊川哲也主演
- 王は踊る (ジェラール・コルビオ監督、2000年)
- センターステージ (ニコラス・ハイトナー監督、2000年)
- リトル・ダンサー (スティーブン・ダルドリー監督、2000年)
- セイブ・ザ・ラストダンス (トーマス・カーター監督、2001年)
- バレエ・カンパニー (ロバート・アルトマン監督、2003年)
- 昴-スバル- (リー・チーガイ監督、2009年)
- ブラック・スワン (ダーレン・アロノフスキー監督、2010年)
- ダンシング・チャップリン (周防正行監督、2011年)
テレビドラマ
編集小説
編集イラスト
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集参考文献
編集- 『バレエの歴史』 M・フランソワーズ・クリストウ著 (佐藤俊子訳) 白水社文庫クセジュ 1970年 ISBN 4560054819
- 『バレエの歴史』 フェルディナンド・レイナ(小倉重夫訳)、音楽之友社、1974年
- 『バレエとモダンダンス-その歴史』 J・アンダソン著 音楽之友社 1993年 ISBN 4276250501
- 『バレエ 誕生から現代までの歴史』 薄井憲二著 音楽之友社 1999年 ISBN 4-276-25013-7
- 『バレエ入門』 三浦雅士著 新書館 2000年 ISBN 4403230822
- 『ワガノワのバレエ・レッスン』 アグリッピナ・ワガノワ著 新書館 1996年 ISBN 4403310079