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ぃ、ィは、日本語の仮名のひとつである。前の音と組み合わせ1モーラを形成する場合と、単独で1モーラを形成する場合がある。い、イを小書きにした文字で、主に外来語や方言において使用される。
●前の音があ段の音の場合は、清音と同じように扱う。
●前の音がい段の音の場合は、長音と同じように扱う。
●前の音がう段の音の場合は、前の音と繫げて1モーラ︵合拗音︶とし、場合によってはい段の音と同じになる。
●前の音がえ段の音の場合は、前の音と繫げて1モーラとする場合と、え段の音を長音にした音と同じになる場合がある。
●前の音がお段の音の場合は、清音と同じように扱う。
●前の音がんの場合や無い場合は、清音と同じように扱う。
ぃ に関わる諸事項
●明治時代の文学では、﹁ぃ﹂を長音を表す目的で使用されている例がある。
●﹁す﹂﹁ず﹂﹁つ﹂の後に付くのは、一般的に英語などの[si][zi][tsi]の発音を﹁シ﹂﹁ジ﹂﹁チ﹂より正確に表記するために使われる。
●ロシア語のЫを表現するためにウ段の後に付けて書く。
●その他一部の方言の表記に用いられる。例:カムィ焼︵徳之島方言︶
関連項目