セミコロン
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セミコロン(Semicolon)は、欧文の約物のひとつで、﹁;﹂と書き表される。その形式はピリオドとコンマとの合体であり、これらの中間的役割を担う。
なお、日本語の文章中では滅多に使われないが、顔文字などでは比較的よく用いられる。
英文における用法
●英語では、基本的に﹁強いコンマ( , )﹂ないし﹁弱い終止符( . )﹂である。 (一)たとえばコンマで区切られた6つの項目の内、前半3つと後半3つに分類したいときには3つめの項目の後にコンマの代わりにセミコロンを置く。 (二)独立した2つの文が何らかの関係があるためつなげて書くとき、間に(最初の文の終止符のかわりに)セミコロンを置く。その他の言語における用法
●ギリシャ語では、疑問符として使われる。コンピューターにおける用法
●C言語系統のプログラミング言語では、文の終わりを表す。 ●Pascal系統のプログラミング言語では、文と文の区切りを表す。 ●アセンブリ言語では、コメントの開始記号であることが多い。数学における用法
●関数の引数リスト符号位置
記号 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 名称 |
---|---|---|---|---|
; | U+003B |
1-1-8 |
; ; |
セミコロン |
; | U+FF1B |
1-1-8 |
; ; |
セミコロン(全角) |
関連項目
- コロン (記号) ( : )