「ボンバーマン'93」の版間の差分
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Kabeumario (会話 | 投稿記録) →アイテム: 主にラインボムの説明を補足 |
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:移動スピードが上がる。 |
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*リモコン |
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:IIボタンで爆破できる。 |
:設置した爆弾をIIボタンで任意に爆破できる。 |
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*壁通過 |
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:破壊可能な壁を通過できる。 |
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:敵がしばらく停止する。 |
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*耐火スーツ |
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:一定時間、爆風に触れてもミスにならなくなる。 |
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*ダウンシューズ |
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:移動スピードが下がる。 |
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:爆弾を蹴ることができる。 |
:爆弾を蹴ることができる。 |
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*ラインボム |
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:セットできる分の爆弾を前方方向へ一気に並べて配置する。前方方向に敵や壁などの障害物がある場合はその手前まで配置される。 |
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:持てる数だけ爆弾を一気に置ける。 |
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== 他機種版 == |
== 他機種版 == |
2018年12月19日 (水) 21:52時点における版
ジャンル | アクション |
---|---|
対応機種 | PCエンジン |
開発元 | ハドソン |
発売元 | ハドソン |
ディレクター | 藤原茂樹 |
デザイナー | 桑原司 |
プログラマー | 若林哲也 |
音楽 | 竹間淳 |
美術 |
高岡史江 岩田吉弘 小林美鈴 |
シリーズ | ボンバーマンシリーズ |
人数 |
1人(ノーマルゲーム) 1-5人(バトルゲーム) 2人(VSゲーム) |
メディア | 4メガビットHuCARD[1] |
発売日 |
1992年12月11日 |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
デバイス |
マルチタップ対応 PCエンジンGT通信対戦対応 |
その他 |
型式: HC92061 TGX040093 |
﹃ボンバーマン'93﹄︵BOMBER MAN '93︶は、1992年12月11日にハドソンから発売されたPCエンジン用アクションゲームである。
概要
ボンバーマンシリーズのPCエンジン作品2作目。グラフィックは前作﹃ボンバーマン﹄︵1990年︶のものを踏襲していて主人公や一部の敵の姿は前作のものを受け継いでいるが、本作からバトルゲームにおいてコンピュータとの対戦が可能となり、1人でも対戦できるようになった。また﹁ボムキック﹂﹁ラインボム﹂といった新アイテムも加わっており、いずれも以後のシリーズ作品に採用されている。ゲーム内容
ゲームモード
ノーマルゲーム︵NORMAL GAME︶ 一人用のゲームモード。エンディングを目指し、ステージを順番に進めていく。 バトルゲーム︵BATTLE GAME︶ 1〜5人でプレイできる対戦モード。 VSゲーム︵VS GAME︶ PCエンジンGTを使用する、2人プレイ専用の対戦モード。ノーマルゲーム
ゲームシステムは基本的に前作﹃ボンバーマン﹄と同じだが、ステージ数は全部で56と前作より少ない。また以下のような追加要素もある。 ●ステージ中にトラップ︵仕掛け︶が登場するようになった。 ●前作はブロックが規則的に並んだステージばかりだったが、本作ではハードブロック︵破壊不可能なブロック︶が繋がるなどした変則的な地形のステージが登場するようになった。 ●ステージによってはアイテムが複数配置されるようになった。 ●爆風2発分の耐久力を有する雑魚キャラクターが登場するようになった。ゲームストーリー
宇宙銀河管理局のマザーコンピュータの重要なチップがブラックボンバーマンと6人の悪者たちに奪われてしまい、宇宙銀河管理局の機能が停止した。そこで宇宙銀河連邦警察No.1の凄腕刑事、ボンバーコップに出動命令が下された。奪われたチップを取り返し、6つの星からなる﹁マゼラン銀河系﹂を救うためにボンバーコップの決死の追跡が始まった。ステージ構成
全部で7つのラウンドがある。各ラウンドにはそれぞれ8つのステージがあり、8ステージ目にはボスが待ち構えている。ボスを倒して8ステージ目をクリアすると、アニメのアイキャッチのような一枚絵が挿入される演出がある。なお最終ラウンドである﹁ジェネシススター﹂は開始直後のラウンドマップでは表示されておらず、説明書でもその存在が伏せられていた。 トラップの詳細については後述する。 ラウンドA アジアンスター 暗黒の星。ボスはモンガー。このラウンドにはトラップは登場しない。時おり稲光のように画面が光り輝く演出がある。 ラウンドB ブラジラスター ジャングルの星。ボスはザンコクラン。ワープホールが初登場するほか、前述の変則的な地形のステージや大型のザコも出てくるようになる。 ラウンドC ザウルススター 火山の星。ボスはプテラノン。ノンセットタイルが初登場する。 ラウンドD デューンスター 砂漠の星。ボスはガバラ。リターンブロックが初登場する。 ラウンドE アクエリアスター 水の星。ボスはカニゴゼン。ドアが初登場する。地面が水で満たされているため、ここではボンバーマンの足音がバシャバシャという水音になる。 ラウンドF クリスタルスター 氷の星。ボスはヒバドン。ベルトコンベアーが初登場する。床も氷になっているが、滑るようなことはない。 ラウンドG ジェネシススター 機械の星。ボスはブラックボンバーマン。最終ラウンド。敵キャラクター
本作の敵は、原則的にそのラウンド内のみの登場となっていて、複数のラウンドに跨って登場するものは一部のザコキャラのみにとどまる。また出口やアイテムを爆破すると、そのラウンド内でそれまでに登場した敵がランダムに出現する。 マロン ラウンドAに登場。 ロックン ラウンドAに登場。 ポーモリ ラウンドAに登場。 バンボ ラウンドBに登場。 ボンバーワン ラウンドB・Cに登場。 モグタ ラウンドDに登場。 モンガー ラウンドAのボス。 ザンコクラン[2] ラウンドBのボス。 プテラノン ラウンドCのボス。 ガバラ ラウンドDのボス。 カニゴゼン ラウンドEのボス。 ヒバドン ラウンドFのボス。トラップ
ステージ中の仕掛けで、ノーマルゲームだけでなくバトルゲームにも登場する。すべてボンバーマンだけが利用でき、敵がこれらを動かしたり利用したりすることはない。 ワープホール 上に乗ると吸い込まれ、別のワープホールに移動することが可能。ノーマルゲームに限り、ワープ後数秒間の無敵時間が発生する。爆弾をワープさせることはできない。 ノンセットタイル 細かいタイルが敷き詰められた床。この上でIボタンを押しても、警報音が鳴って爆弾を設置することができない。またボムキックで蹴り飛ばした爆弾を通過させることも不可能で、これに当たると止まってしまう。 リターンブロック 破壊しても一定時間で元通りに再生するブロック。 ドア 矢印のついたブロックと球状のゲートで構成された回転ドア。決まった範囲を左右どちらにも回転するものと、時計回り・反時計回りのどちらか一方に360度回転するものがある。可動範囲に敵や爆弾などの障害物があると回すことができない。 ベルトコンベアー 動く床。ボンバーマンだけでなく、設置した爆弾も動いている方向に流してしまう。バトルゲーム/VSゲーム
こちらも基本的に前作と同じであるが、以下のような本作からの相違点もある。 ●コンピュータを入れることが可能になった。 ●1人でも遊べるようになったため、マルチタップ無しでプレイできるようになった[3]。 ●アイテムにボムキック、ラインボムが加わった。 ●ステージが選べるようになった。ステージによっては上記のトラップが登場する。 ●プレイヤーが倒されると、そのプレイヤーの取得したアイテムがステージ中にばら撒かれるようになった。 ●残り1分を切ると左上から時計回りに﹁プレッシャーブロック﹂が出現し、対戦エリアが狭まっていくようになった。 ●前作ではドクロアイテムが出現しないように選択できたが、今作は選択できない。 ●前作では対戦人数が少ないときは敵キャラクターも出現したが、今作では出現しない。 なおVSゲームはコンピュータの参加とステージの選択が出来ないようになっている。バトルステージ
全部で8つ用意されている。ちなみに説明書のステージ紹介には間違いがあり、﹁TOY STATE﹂と﹁ARENA﹂の画面写真およびトラップの説明が逆になっている。
SIMPLE MAP
緑の床と灰色のブロックで構成された、初代ボンバーマンのような背景のステージ。トラップは何もない。
TOY STATE
ブロック玩具などのおもちゃが集まったようなステージ。ドアが設置されている。
DESERT
ノーマルゲームの﹁デューンスター﹂と同じ背景の砂漠面。ワープホールがある。
NEON STREET
市街地。ソフトブロックが車になっている。ワープホールとドアがある。
COLOSSEUM
闘技場。ハードブロックが繋がった変則的な地形になっており、ノンセットタイルがある。
SPACE
宇宙ステーションを思わせるステージ。時おり床の下を流れ星が通過する。変則的な地形で、ワープホールとベルトコンベアーがある。
GREAT SKY
雲のようなブロックで構成されたステージ。ドアとリターンブロックがある。
ARENA
多数のボンバーマンが周りで観戦する試合場。ベルトコンベアーがある。
アイテム
●爆弾数UP セットできる爆弾の上限が増える。 ●火力UP 火力が上がる。 ●快速シューズ 移動スピードが上がる。 ●リモコン 設置した爆弾をIIボタンで任意に爆破できる。 ●壁通過 破壊可能な壁を通過できる。 ●爆弾通過 爆弾をすり抜けられる。 ●復活 その場で復活できる。 ●1UP ストックが増える。 ●時計 敵がしばらく停止する。 ●耐火スーツ 一定時間、爆風に触れてもミスにならなくなる。 ●ダウンシューズ 移動スピードが下がる。 ●フルーツ 得点が入る。 ●ボムキック 爆弾を蹴ることができる。 ●ラインボム セットできる分の爆弾を前方方向へ一気に並べて配置する。前方方向に敵や壁などの障害物がある場合はその手前まで配置される。他機種版
No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 売上本数 |
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1 | Bomberman '93 バーチャルコンソール | 2006年11月21日 2006年12月8日 2007年7月6日 | Wii | ハドソン | ハドソン | ダウンロード | - | - |
2 | ボンバーマン '93 Bomberman '93 バーチャルコンソール | 2016年12月28日 2017年11月30日 | Wii U | ハドソン | KDE | ダウンロード | - | - |
スタッフ
- ゲーム・デザイナー:桑原司
- プログラマー:若林哲也
- グラフィック・デザイナー:高岡史江、MC COL IWATA(岩田吉弘)、EYECATCH VOICE(小林美鈴)
- ミュージック・コンポーザー:JUN CHIKI CHIKUMA(竹間淳)
- サウンド・プログラマー:星恵太、佐藤昭洋、谷藤真紀子、KASO-RE HONMA(本間章浩)
- サウンド・ディレクター:滝本利昭
- スペシャル・サンクス:松浦浩司、 三上哲、菊池賢次、永田淳夫、青山光、荒井弘二、RURURIRA HIDEBO(山口英樹)
- ゲーム・ディレクター:藤原茂樹
- オリジナル・ゲーム・デザイン:中本伸一
評価
評価 | ||||||||||||||||||||||||||||
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ゲーム誌﹃ファミコン通信﹄の﹁クロスレビュー﹂では合計27点︵満40点︶[6]、﹃月刊PCエンジン﹄では95・85・90・80・85の平均87点︵満100点︶、﹃電撃PCエンジン﹄では85・95・95・85の平均90点︵満100点︶、﹃マル勝PCエンジン﹄では9・9・10・8の合計36点︵満40点︶、﹃PC Engine FAN﹄の読者投票による﹁ゲーム通信簿﹂での評価は以下の通りとなっており、24.72点︵満30点︶となっている[1]。また、この得点はPCエンジン全ソフトの中で21位︵485本中、1993年時点︶となっている[1]。同雑誌1993年10月号特別付録の﹁PCエンジンオールカタログ'93﹂では、﹁ゲームのシステムは前作とあまり変わっていないが、トラップや新アイテムの増加で遊びの要素が大幅に追加され、さらにおもしろくなった﹂と紹介されている[1]。
項目 | キャラクタ | 音楽 | 操作性 | 熱中度 | お買得度 | オリジナリティ | 総合 |
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得点 | 4.42 | 3.55 | 4.25 | 4.55 | 4.11 | 3.84 | 24.72 |
脚注
(一)^ abcde﹁10月号特別付録PCエンジンオールカタログ'93﹂﹃PC Engine FAN﹄第6巻第10号、徳間書店、1993年10月1日、30頁。
(二)^ モチーフは同年3月26日に同社より発売された﹃天外魔境II卍MARU﹄に登場する﹁暗黒ラン﹂だと思われる。
(三)^ ただし隠しコマンドを入力することで、前作に準じたマルチタップ未接続の警告画面を見ることもできる。
(四)^ abc“Bomberman '93 for TurboGrafx-16 (1992) - Moby Games” (英語). Blue Flame Labs. 2018年9月2日閲覧。
(五)^ abcd“Bomberman '93 for Wii (2006) - Moby Games” (英語). Blue Flame Labs. 2018年9月2日閲覧。
(六)^ ab“ボンバーマン'93 まとめ ﹇PCエンジン﹈/ ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2015年12月5日閲覧。
(七)^ Electronic Gaming Monthly's Buyer's Guide. (1994).
外部リンク
- ボンバーマン'93(ハドソンゲームナビ) - ウェイバックマシン(2004年8月4日アーカイブ分)
- ボンバーマン'93(ハドソンゲームナビ) - ウェイバックマシン(2010年1月8日アーカイブ分)
- ボンバーマン'93(ハドソン紹介サイト) - ウェイバックマシン(2013年12月3日アーカイブ分)
- ボンバーマン '93 - Wii Uバーチャルコンソール
- Bomberman '93(英語) - MobyGames(英語)