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'''九条 道弘'''︵くじょう みちひろ、[[1933年]]︵[[昭和]]8年︶[[12月13日]]{{Sfn|霞会館|1996|p=537&ndash;538}} - [[2017年]]︵[[平成]]29年︶[[9月16日]]<ref>{{Cite news|title=平安神宮の九條名誉宮司が死去　天皇陛下のまたいとこ|publisher=朝日新聞|date=2017-9-17|url=http://www.asahi.com/sp/articles/ASK9J6KMZK9JPLZB006.html|accessdate=2017-9-17}}</ref>︶は、日本の[[神職]]、[[平安神宮]]名誉宮司。

'''九条 道弘'''︵くじょう みちひろ、[[1933年]]︿[[昭和]]8年﹀[[12月13日]]{{Sfn|﹃平成新修旧華族家系大成﹄上巻|p=537&ndash;538}} - [[2017年]]︿[[平成]]29年﹀[[9月16日]]<ref>{{Cite news|title=平安神宮の九條名誉宮司が死去　天皇陛下のまたいとこ|publisher=朝日新聞|date=2017-9-17|url=http://www.asahi.com/sp/articles/ASK9J6KMZK9JPLZB006.html|accessdate=2017-9-17}}</ref>︶は、日本の[[神職]]、[[平安神宮]]名誉宮司。



五[[摂家]]の一つ、元[[公爵]][[九条家]]の第35代当主<ref>{{Cite news |title=平安神宮名誉宮司、九條道弘氏死去 |newspaper=産経WEST |date=2017-09-17 |author= |url=http://www.sankei.com/west/news/170917/wst1709170023-n1.html |accessdate=2017-09-18}}</ref>。子に[[九条道成]]。第125代天皇・[[明仁]]︵現・[[上皇 (天皇退位特例法)|上皇]]︶は再従弟に当たり、自身の誕生から10日後に誕生している。

五[[摂家]]の一つ、元[[公爵]][[九条家]]の第34代当主<ref>{{Cite news |title=平安神宮名誉宮司、九條道弘氏死去 |newspaper=産経WEST |date=2017-09-17 |author= |url=https://www.sankei.com/article/20170917-372LEM57BRILZFRTC5EMRG2ATQ/ |accessdate=2017-09-18}}</ref>。子に[[九条道成]]。第125代天皇・[[明仁]]︵現・[[上皇 (天皇退位特例法)|上皇]]︶は再従弟に当たり、自身の誕生から10日後に誕生している。


== 人物 ==

== 人物 ==

[[1933年]]、[[東京府]]で公爵・[[九条道秀]]の長男として生まれる{{Sfn|霞会館|1996|p=537&ndash;538}}。[[学習院初等科]]、[[学習院中等科]]、[[学習院高等科]]を経て、[[関西学院大学]][[文学部]]卒業<ref name=京新0917/>。[[文化放送]]勤務<ref>松崎敏弥﹁天皇家をささえた華族﹂︵﹃歴史読本﹄1998年11月号54頁、[[新人物往来社]]︶</ref>。

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[[1973年]]、[[神職]]に就く<ref name=京新0917>{{Cite news |title=九條道弘氏死去　前平安神宮宮司、旧五摂家35代目当主 |newspaper=京都新聞 |date=2017-09-17 |author= |url=http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20170917000046 |accessdate=2017-09-18}}</ref>。[[平安神宮]]第14代宮司<ref name=京新0917/>︵[[1991年]] - 2017年4月{{Refnest|{{Cite news |title=訃報 九條道弘さん83歳＝平安神宮名誉宮司 |newspaper=毎日新聞 |date=2017-09-17 |author= |url=https://mainichi.jp/articles/20170918/k00/00m/040/015000c |accessdate=2017-09-18}}}}︶。[[2002年]]、[[神職#身分|神職身分]]特級︵神職身分の最高位︶{{Sfn|九条道弘|2008}}。藤裔会会長。

[[1973年]]、[[神職]]に就く<ref name=京新0917>{{Cite news|title=九條道弘氏死去　前平安神宮宮司、旧五摂家35代目当主|newspaper=京都新聞|date=2017-09-17 |author= |url=http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20170917000046 |accessdate=2017-09-18}}</ref>。[[平安神宮]]第14代宮司<ref name=京新0917/>（[[1991年]] - 2017年4月{{Refnest|{{Cite news |title=訃報 九條道弘さん83歳＝平安神宮名誉宮司 |newspaper=毎日新聞 |date=2017-09-17 |author= |url=https://mainichi.jp/articles/20170918/k00/00m/040/015000c |accessdate=2017-09-18}}}}）。[[2002年]]、[[神職#身分|神職身分]]特級（神職身分の最高位）{{Sfn|九条道弘|2008}}。藤裔会会長。

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平安神宮宮司在任中の[[1994年]]には、平安神宮鎮座百年祭を執り行った。[[2010年]]に、平安神宮[[大極殿]]、蒼龍楼、[[応天門|應天門]]などが重要文化財に指定されている<ref>[https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/213943 平安神宮 大極殿 へいあんじんぐう だいごくでん] - 文化遺産オンライン</ref><ref>[https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/210256 平安神宮 蒼龍楼 へいあんじんぐう そうりゅうろう] - 文化遺産オンライン</ref><ref>[https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/169808 平安神宮 應天門 へいあんじんぐう おうてんもん] - 文化遺産オンライン</ref>。


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平安神宮宮司在任中の[[1994年]]には、平安神宮鎮座百年祭を執り行った。[[2010年]]に、平安神宮[[大極殿]]、蒼龍楼、[[応天門|應天門]]などが重要文化財に指定されている<ref>[http://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/213943 平安神宮 大極殿 へいあんじんぐう だいごくでん] - 文化遺産オンライン</ref><ref>[http://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/210256 平安神宮 蒼龍楼 へいあんじんぐう そうりゅうろう] - 文化遺産オンライン</ref><ref>[http://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/169808 平安神宮 應天門 へいあんじんぐう おうてんもん] - 文化遺産オンライン</ref>。

== 親族 ==

== 親族 ==

*父：[[九条道秀]]

*父：[[九条道秀]]

*母：[[九条文子]]（[[島津忠麿]]次女）{{Sfn|霞会館|1996|p=537&ndash;538}}

*母：[[九条文子]]（[[島津忠麿]]次女）{{Sfn|『平成新修旧華族家系大成』上巻|p=537&ndash;538}}

*妻：九条千鶴子

*妻：九条千鶴子

*長男：[[九条道成]]

*長男：[[九条道成]]

*大叔母：[[貞明皇后]]（[[大正天皇]]后）

*大叔母：[[貞明皇后]]（[[大正天皇]]后）

*従叔父：[[昭和天皇]]（第124代天皇）

*再従弟：[[明仁]]（第125代天皇・[[上皇 (天皇退位特例法)|上皇]]）


== 脚注 ==

== 脚注 ==
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== 参考文献 ==

== 参考文献 ==

*{{Cite book|和書|author=霞会館|authorlink=霞会館|title=[[平成新修旧華族家系大成]]|volume=上巻|publisher=吉川弘文館|year=1996|ref=harv}}

*{{Cite book|和書|title=[[平成新修旧華族家系大成]]|number=上巻|others=[[霞会館]]編|publisher=吉川弘文館|year=1996|ref={{SfnRef|『平成新修旧華族家系大成』上巻}}}}

;参考サイト

;参考サイト

*{{Cite web|author=九条道弘|url=http://www.omotesenke.jp/chanoyu/7_1_16b.html|title=茶の湯－公家の茶－|website=茶の湯 こころと美|publisher=表千家|year=2008|accessdate=2016-03-13|ref=harv}}

*{{Cite web|和書|author=九条道弘|url=http://www.omotesenke.jp/chanoyu/7_1_16b.html|title=茶の湯－公家の茶－|website=茶の湯 こころと美|publisher=表千家|year=2008|accessdate=2016-03-13|ref=harv}}

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[[Category:平成時代の神職]]

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[[Category:学習院中・高等科出身の人物]]

[[Category:関西学院大学出身の人物]]

[[Category:関西学院大学出身の人物]]

[[Category:東京都出身の人物]]

[[Category:東京都出身の人物]]

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九条 道弘︵くじょう みちひろ、1933年︿昭和8年﹀12月13日[1] - 2017年︿平成29年﹀9月16日[2]︶は、日本の神職、平安神宮名誉宮司。

五摂家の一つ、元公爵九条家の第34代当主[3]。子に九条道成。第125代天皇・明仁︵現・上皇︶は再従弟に当たり、自身の誕生から10日後に誕生している。

人物[編集]


1933年、東京府で公爵・九条道秀の長男として生まれる[1]。学習院初等科、学習院中等科、学習院高等科を経て、関西学院大学文学部卒業[4]。文化放送勤務[5]。

1973年、神職に就く[4]。平安神宮第14代宮司[4]︵1991年 - 2017年4月[6]︶。2002年、神職身分特級︵神職身分の最高位︶[7]。藤裔会会長。

平安神宮宮司在任中の1994年には、平安神宮鎮座百年祭を執り行った。2010年に、平安神宮大極殿、蒼龍楼、應天門などが重要文化財に指定されている[8][9][10]。

親族[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]


(一)^ abc﹃平成新修旧華族家系大成﹄上巻, p. 537–538.

(二)^ “平安神宮の九條名誉宮司が死去　天皇陛下のまたいとこ”. 朝日新聞. (2017年9月17日). http://www.asahi.com/sp/articles/ASK9J6KMZK9JPLZB006.html 2017年9月17日閲覧。 

(三)^ “平安神宮名誉宮司、九條道弘氏死去”. 産経WEST. (2017年9月17日). https://www.sankei.com/article/20170917-372LEM57BRILZFRTC5EMRG2ATQ/ 2017年9月18日閲覧。 

(四)^ abc“九條道弘氏死去　前平安神宮宮司、旧五摂家35代目当主”. 京都新聞. (2017年9月17日). http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20170917000046 2017年9月18日閲覧。 

(五)^ 松崎敏弥﹁天皇家をささえた華族﹂︵﹃歴史読本﹄1998年11月号54頁、新人物往来社︶

(六)^ “訃報 九條道弘さん83歳＝平安神宮名誉宮司”. 毎日新聞. (2017年9月17日). https://mainichi.jp/articles/20170918/k00/00m/040/015000c 2017年9月18日閲覧。 

(七)^ 九条道弘 2008.

(八)^ 平安神宮 大極殿 へいあんじんぐう だいごくでん - 文化遺産オンライン

(九)^ 平安神宮 蒼龍楼 へいあんじんぐう そうりゅうろう - 文化遺産オンライン

(十)^ 平安神宮 應天門 へいあんじんぐう おうてんもん - 文化遺産オンライン

参考文献[編集]

参考サイト

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九条藤紋九条家第34代当主
宗家

  1. 兼実
  2. 良経
  3. 道家
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  5. 忠家
  6. 忠教
  7. 師教
  8. 房実
  9. 道教
  10. 経教
  11. 忠基
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  13. 政忠
  14. 政基
  15. 尚経
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  17. 兼孝
  18. 幸家
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  20. 兼晴
  21. 輔実
  22. 師孝
  23. 幸教
  24. 稙基
  25. 尚実
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  28. 輔嗣
  29. 尚忠
  30. 幸経
  31. 道孝
  32. 道実
  33. 道秀
  34. 道弘
  35. 道成

分家

頼経家（将軍家）

  1. 頼経
  2. 頼嗣（絶家）

良政家（男爵家）

  1. 良政
  2. 義秀
  3. 良弘

良致家（男爵家）

  1. 良致
  2. 良敍（絶家）

平安神宮宮司（第14代、1991年 - 2017年）

  1. 壬生基修
  2. 冷泉為紀
  3. 三室戸治光
  4. 日野西光善
  5. 青木陳実
  6. 杉谷正隆
  7. 当山亮道
  8. 加藤直久
  9. 寺田密次郎
  10. 徳大寺実厚
  11. 室町公藤
  12. 小松輝久
  13. 三条実春
  14. 九条道弘
  15. 本多和夫
  16. 鷲尾隆久

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