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「冨士原清一」の版間の差分

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北野中学在学中から詩作を始める。

北野中学在学中から詩作を始める。



法政予科在学中の[[1927年]](昭和2年)、[[上田敏雄]]・[[上田保 (英文学者)|上田保]]・[[北園克衛]]・[[山田一彦]]らと日本初の[[シュルレアリスム]]専門雑誌『薔薇・魔術・学説』を創刊(発行人)。本誌はダダの系譜にある雑誌『ゲエ・ギムギガム・プルルル・ギムゲム(GGPG)』(1924年-1926年)から[[北園克衛]]、[[稲垣足穂]]、[[宇留河泰呂]]が、雑誌『文芸耽美』から[[上田敏雄]]が、それぞれ[[冨士原清一]]の『列』に合流することで成立した。

法政予科在学中の[[1927年]](昭和2年)、[[上田敏雄]]・[[上田保 (英文学者)|上田保]]・[[北園克衛]]・[[山田一彦]]らと日本初の[[シュルレアリスム]]専門雑誌『薔薇・魔術・学説』を創刊(発行人)。本誌はダダの系譜にある雑誌『ゲエ・ギムギガム・プルルル・ギムゲム(GGPG)』(1924年-1926年)から[[北園克衛]]、[[稲垣足穂]]、[[宇留河泰呂]]が、『文芸耽美』から[[上田敏雄]]が、それぞれ[[冨士原清一]]の『列』に合流することで成立した。



[[1928年]](昭和3年)、『薔薇・魔術・学説』のメンバーと、[[西脇順三郎]]・[[瀧口修造]]ら『馥郁タル火夫ヨ』のメンバーとが合流する形で『衣裳の太陽』を創刊(編集発行人)。東京でシュルレアリスムを標榜する詩人の大半がここに集う。のちにシュルレアリストの国際的オルガナイザーとなる[[山中散生]]は、[[冨士原清一]]から『衣裳の太陽』を贈られたことを機にシュルレアリスムに傾倒する<ref>{{Cite book|title=黒沢義輝「山中散生年譜」(『山中散生全詩集』所収)|date=2010|year=|publisher=沖積舎}}</ref>。

[[1928年]](昭和3年)、『薔薇・魔術・学説』のメンバーと、[[西脇順三郎]]・[[瀧口修造]]ら『馥郁タル火夫ヨ』のメンバーとが合流する形で『衣裳の太陽』を創刊(編集発行人)。東京でシュルレアリスムを標榜する詩人の大半がここに集う。のちにシュルレアリストの国際的オルガナイザーとなる[[山中散生]]は、[[冨士原清一]]から『衣裳の太陽』を贈られたことを機にシュルレアリスムに傾倒する<ref>{{Cite book|title=黒沢義輝「山中散生年譜」(『山中散生全詩集』所収)|date=2010|year=|publisher=沖積舎}}</ref>。


2019年8月25日 (日) 22:47時点における版


  190841110 - 194419918
1940










19084111019261519349193712調194419918[1]



19272GGPG1924-1926

19283西[2]

19305LE SURRÉALISME INTERNATIONALL'ÉCHANGE SURRÉALISTE19361937

[3]

193057193386

Poésies I,1870


1943

1943

1944

  1970

  2019 


1986


31968

1970

1979

1983

1995

︿ 2003



  1. ^ 京谷裕彰「冨士原清一年譜」(『薔薇色のアパリシオン 冨士原清一詩文集成』所収). 共和国. (2019) 
  2. ^ 黒沢義輝「山中散生年譜」(『山中散生全詩集』所収). 沖積舎. (2010) 
  3. ^ 京谷裕彰「冨士原清一年譜」(『薔薇色のアパリシオン 冨士原清一詩文集成』所収). 共和国. (2019)