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{{_ruby使|''' '''|  /  <ref>[https://kotobank.jp/word/%E6%B5%B7%E9%87%8E%E5%8D%81%E4%B8%89-35715  - ]2021214</ref>|[[1897]][[]]30[[1226]] - [[1949]][[]]24[[517]]}}[[]][[]][[SF]][[]][[]][[|SF]]{{_ruby使|''' '''| }}

{{_ruby使|''' '''| }}<ref>{{Cite Kotobank|word=|encyclopedia= +Plus  |accessdate=2022-11-08}}</ref>{{efn|<ref>[[]] 29 1977p.433</ref><ref>{{Cite web||url=https://www.aozora.gr.jp/index_pages/person160.html|title=No.160|publisher=|accessdate=2022-11-08}}</ref>}}[[1897]][[]]30[[1226]] - [[1949]][[]]24[[517]][[]][[]][[SF]][[]][[]][[|SF]]{{_ruby使|''' '''| }}


== 来歴 ==

== 来歴 ==

[[徳島市]][[徳島本町]]に生まれ、幼少期は[[安宅町]]の祖父の家で育つ<ref>小西昌幸「海野十三を語る」[https://www.town.kitajima.lg.jp/docs/614.html 文化ジャーナル(平成25年6月号) - 北島町](2021年2月14日閲覧)</ref>。[[徳島市立福島小学校]]3年生の時、神戸に移住。神戸一中(現[[兵庫県立神戸高等学校]])を卒業後、[[早稲田大学]]理工科で[[電気工学]]を[[専攻]]。[[逓信省]]電務局[[産業技術総合研究所#沿革|電気試験所]]に勤務しながら、機関紙などに短編探偵小説を発表。


[[]][[ ()|]]<ref>西[https://www.town.kitajima.lg.jp/docs/614.html (256) - ]2021214</ref>[[]]3[[]][[]][[]][[]][[]][[#沿|]]


1928年、雑誌『[[新青年 (日本)|新青年]]』から依頼を受け、探偵小説「電気風呂の怪死事件」を発表して本格的文壇デビュー。

1928年(昭和3年)、雑誌『[[新青年 (日本)|新青年]]』から依頼を受け、探偵小説「電気風呂の怪死事件」を発表して本格的文壇デビュー。



1934年(昭和9年)3月、多くの文士、映画俳優などとともに[[麻雀]]賭博容疑で検挙される<ref>大御所菊池寛や花形女優ら次々と検挙『東京朝日新聞』昭和9年3月18日夕刊(『昭和ニュース事典第4巻 昭和8年-昭和9年』本編p615 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)</ref>。

[[太平洋戦争]]以前には軍事科学小説を量産していたが、開戦後はその方向の作品の発表をやめ、ユモラスな金博士シリーズなどを執筆。1941年10月、海軍従軍作家として徴用令状が届き、1942年2月11日から3月28日まで当時南方[[ラバウル]]方面で活動していた[[青葉型重巡洋艦]]「[[青葉 (重巡洋艦)|青葉]]」に乗艦する<ref>海野『赤道南下』309頁</ref>。徴兵検査で第二乙種となり不合格だった海野は、軍艦に乗艦したことに感激<ref>海野『赤道南下』130頁</ref>。2月21日の妻への手紙に、極めて強い印象を受けたことを記している<ref>海野『赤道南下』309-310頁</ref>。健康を害し、4月30日帰国。その後、敗戦に大きな衝撃を受ける。



1930年代にはミリタリSFや金博士シリーズなどの軍国もの小説などを執筆。[[1941年]](昭和16年)10月、海軍従軍作家として徴用令状が届き、[[1942年]](昭和17年)2月11日から3月28日まで当時南方[[ラバウル]]方面で活動していた[[青葉型重巡洋艦]]「[[青葉 (重巡洋艦)|青葉]]」に乗艦する<ref>海野『赤道南下』309頁</ref>。徴兵検査で第二乙種となり不合格だった海野は、軍艦に乗艦したことに感激<ref>海野『赤道南下』130頁</ref>。2月21日の妻への手紙に、極めて強い印象を受けたことを記している<ref>海野『赤道南下』309-310頁</ref>。健康を害し、4月30日帰国。その後、敗戦に大きな衝撃を受ける。

戦後、戦争協力者として[[公職追放]]処分をうける(探偵小説界では、博文館編集者としての[[水谷準]]と二人)<ref>[[石川喬司]]「海野十三ノオト」『十八時の音楽浴』ハヤカワ文庫、1976年、p.266</ref>。



1946年2月の友人[[小栗虫太郎]]の死が追い打ちをかけ、戦後を失意の内に過ごす。健康を害し、この時期しきりに[[喀血]]する。

1946年(昭和21年)2月の友人[[小栗虫太郎]]の死が追い打ちをかけ、戦後を失意の内に過ごす。健康を害し、この時期しきりに[[喀血]]する。



戦中、[[大日本青年党|大日本赤誠会]]の文化委員に名を連ねていた<ref>{{国立国会図書館のデジタル化資料|1035713/70|赤誠翼賛運動の前進}}</ref>ことから「極端な国家主義的団体」の関係者として1947年(昭和22年)2月に[[公職追放]]の仮指定をうける<ref>{{国立国会図書館のデジタル化資料|2962504/6|官報(号外). 1947年01月04日}}</ref>。異議申し立てが中央公職適否審査委員会の審査で認められ、翌1948年(昭和23年)4月に仮指定を解除される<ref>{{国立国会図書館のデジタル化資料|2962899/6|官報(号外). 1948年04月07日}}</ref><ref>{{Cite book |和書 |title=海野十三全集 別巻2 日記・書簡・雑纂 |publisher=三一書房 |year=1993 |page=656}}</ref>。


1949517[[]][[]][[]]<ref>[[|]]199752</ref>[[]]


194924517[[]][[]]<ref>[[|]]199752</ref>[[]]4125


== 人物 ==

== 人物 ==

本名の'''佐野 昌一'''さの しょういち名義で電気関係の解説書や[[虫食い算]]の入門書を執筆している。'''丘 丘十郎'''おか おかじゅうろうしくは'''きゅうじゅうろう''')名で科学小説を執筆しておりまた終戦直後は戦争責任を自ら取るという意味で海野十三名義の使用を一時取りやめ、丘名義で探偵小説を執筆している。 '''蜆 貝介'''しじみ かいすけ、'''栗戸 利休'''くりと りきゅう名で科学雑誌に科学解説記事を執筆している。 '''京 人生'''きょう じんせい名で野球漫画などの[[漫画]]を発表している川柳号の'''海十斎'''号で[[俳句]]や[[川柳]]を発表している。

本名の{{読み仮名_ruby不使用|'''佐野 昌一'''|さの しょういち}}名義で電気関係の解説書や[[虫食い算]]の入門書を執筆している。{{読み仮名_ruby不使用|'''丘 丘十郎'''|おか おかじゅうろう|もしくは、おか きゅうじゅうろう}}で科学小説を執筆していたほか、終戦直後は戦争責任を自ら取るという意味で海野十三名義の使用を一時取りやめ、丘名義で探偵小説を執筆している。また{{読み仮名_ruby不使用|'''蜆 貝介'''|しじみ かいすけ}}{{読み仮名_ruby不使用|'''栗戸 利休'''|くりと りきゅう}}で科学雑誌に科学解説記事を、{{読み仮名_ruby不使用|'''京 人生'''|きょう じんせい}}で野球などの[[漫画]]を発表しているほか、川柳号の'''海十斎'''号で[[俳句]]や[[川柳]]を発表している。



[[ペンネーム]]の[[由来]]として、[[麻雀]]が大好きであった彼は「麻雀は運が十」という考えの持ち主であったため、「運が十さ」をもじって'''海野十三(うんのじゅうさ)'''としたと伝えられている。しかし、問われるたびに違った答えを話したため、今なお混乱がある。また、なぜ''' 丘十郎'''(おか おかじゅうろう)名義を使うのかと聞かれたとき、「オカオカしてたもんで…」と答えたと伝えられている。

[[ペンネーム]]の[[由来]]として、十三は[[麻雀]]が大好きゆえに「麻雀は運が十」という考えから、「運が十さ」をもじって海野十三としたと伝えられている。しかし、問われるたびに違った答えを話したため、今なお混乱がある。また、なぜ丘名義を使うのかと聞かれた際には「オカオカしてたもんで…」と答えたと伝えられている。



[[シャーロック・ホームズ]]をもじって名付けられたとされる'''[[帆村荘六]]'''を探偵役とする[[推理小説|探偵小説]]の連作でも知られているが、これらの作品もSF的なアイディアを用いた、いわゆるSFミステリに位置づけられるものである。

[[シャーロック・ホームズ]]をもじって名付けられたとされる'''[[帆村荘六]]'''を探偵役とする[[推理小説|探偵小説]]の連作でも知られているが、これらの作品もSF的なアイディアを用いた、いわゆるSFミステリに位置づけられるものである。

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家は代々、阿波徳島の御典医だった。1940年ごろ、『[[新青年 (日本)|新青年]]』で「現代の英雄10人を挙げよ」とのアンケートがあり、十三は1から10まで[[アドルフ・ヒトラー]]を挙げている。敗戦直後、十三は一家自決するつもりで、遺書まで用意していた。[[延原謙]]とは早稲田大学電気工学科の先輩後輩で、通信省電気試験所でも十三は延原の後輩だった<ref>『海野十三と敗戦日記』([[横溝正史]]、朝日新聞、昭和47年12月18日)</ref>。

家は代々、阿波徳島の御典医だった。1940年ごろ、『[[新青年 (日本)|新青年]]』で「現代の英雄10人を挙げよ」とのアンケートがあり、十三は1から10まで[[アドルフ・ヒトラー]]を挙げている。敗戦直後、十三は一家自決するつもりで、遺書まで用意していた。[[延原謙]]とは早稲田大学電気工学科の先輩後輩で、通信省電気試験所でも十三は延原の後輩だった<ref>『海野十三と敗戦日記』([[横溝正史]]、朝日新聞、昭和47年12月18日)</ref>。



=== 十三と横溝正史 ===

徳島市の[[徳島中央公園]]には「海野十三文学碑」が建てられている。[[江戸川乱歩]]る碑文に加え、海野十三の以下の言葉が刻まれている


[[]]23稿[[]]


この『電気風呂の怪死事件』が校了となり、目次を書く段になって編集者仲間だった[[渡辺温]]から、「ええと、電気風呂の作者は誰でしたっけ」と聞かれた横溝は、言下に「佐野昌一だよ」と答えてしまった。ところが十三自身はこの作品で初めて「海野十三」という筆名を用いていたのである。このため、初出版では本文では「海野十三」、目次では「佐野昌一」と、書籍内で作者の名前が2つになってしまった。

:「全人類は科学の恩恵に浴しつつも、同時にまた科学恐怖の夢に脅かされている。恩恵と迫害との二つの面を持つ科学、神と悪魔との反対面を兼ね備えている科学に、われわれはとりつかれている。かくのごとき科学時代に、科学小説がなくていいであろうか」



もともと十三の勤め先は内職にうるさい役所ということで、そのための筆名だったという事情があった。横溝いわく、「私のミステークのためにその苦心も水の泡」というわけで「佐野昌一はけしからん」と役所ではかなり問題になったともいい、後には「相手が海野十三のような温厚な君子だったからよかったようなものの、そうでなかったら私は、こっぴどく怨まれたことだろう」とこの失敗を述懐している<ref>『誤植奇談』(横溝正史、東京新聞 昭和28年10月10日)</ref>。もっとも佐野本人(海野本人?)は、昭和10年代にはそのような状況を楽しんでいたようだと、「名士訪問記 ――佐野昌一氏訪問記――」<ref>[http://www.aozora.gr.jp/cards/000160/files/43590_17443.html 青空文庫 - 「名士訪問記 ――佐野昌一氏訪問記――」] 2018年1月閲覧</ref>からはうかがえる。なお、佐野名義での電子工学関係の執筆物もいくつかある{{efn|時代背景としても、官セクタに所属する技師が、専門書を上梓する傍でフィクションも書くといったようなことが、[[新田次郎]](本名の藤原寛人名義の著書としては『ラジオゾンデ』などがある)の例など、徐々に普通のことになっていった時代だった。}}。

=== 十三と横溝正史 ===


十三が『新青年』編集者だった[[横溝正史]]と知り合ったのは昭和2、3年頃のことで、当時電気試験所勤めだった十三は本名の「佐野昌一」名で短編探偵小説を発表しており、これを気に入った横溝が、延原謙に頼んで延原の家で紹介してもらってのことだった。さっそく原稿を依頼してき上がったのが『[[電気風呂]]の怪死事件』だった。

十三は昭和7、8年頃、麻雀の会を持っており、この会には十三のほかに[[大下宇陀児]]、[[延原謙]]、[[水谷準]]、[[乾信一郎]]、横溝らがいた。横溝によると、十三が『新青年』で売り出したのは横溝の他雑誌への転出後だったので、戦前はそれほど深い交わりもなく、「十三が温厚で誠実、思いやりの深い人柄と知っていても、それほど深いつきあいとしては発展していなかった」という。それにもかかわらず、1933年(昭和8年)に横溝が大喀血した際にはわざわざ見舞いに来てくれたという。恐縮した横溝はそのとき、十三に喀血の前歴があることを知ったという。


1946年(昭和21年)、岡山の片田舎に疎開したきりだった横溝は、ひとづてに所を聞いたからと十三から突然手紙をもらい、ここから両者に日文、夜文が始まった。両者は戦争のことには一切触れず、互いにわりっていたという。1948年の春、横溝は息子が東京に進学したにもかかわらず、岡山に疎開したまま帰るに家なしで途方に暮れていたが、東京の学校に入った息子が十三のところへ挨拶に行ったところ、「お父さんに家を買うようすすめなさい」と、タンス貯金の何十万という札束を積んでくれた。まだ土地が安かった時代でもあり、この金のおかげで、横溝は[[成城]]に家を買うことができた。十三はその翌年に大喀血し急逝したが、多磨霊園のの墓には石碑もなく、横溝は「私に用立てる金はあっても、自分の石碑にまで手が回らなかったのだろう」と十三を偲んでいる<ref>『海野十三と敗戦日記』(横溝正史、朝日新聞、昭和47年12月18日)</ref>。横溝はこれを後々まで恩に感じ、十三の遺児とも親しくしている。



これ以外に海野が死亡した際、遺作の一つになった連載中作品『少年探偵長』の残り{{efn|連載第六回掲載号(「命がけの脱出」の章まで)に海野の訃報掲載。}}を横溝が「海野が生前に最後まで書いていて、これを小出しにしている。」という事にして海野名義で執筆した(横溝代筆が明かされたのは1992年出版の三一書房『海野十三全集』第13巻解説より)が、文体などをうまく合わせため、どこからが横溝正史の筆なのかはっきりしていない。なお、これ以外の海野の連載中だった作品も『未来少年』は[[高木彬光]]、『美しき鬼』は[[島田一男]]が残りを書き上げたという<ref>『横溝正史少年小説コレクション7 南海囚人塔』、横溝正史 著、日下三蔵 編、柏書房、2021年、ISBN 978-4-7601-5390-9、p.497-500「編者解説」</ref>。

この『電気風呂の怪死事件』が校了となり、目次を書く段になって編集者仲間だった[[渡辺温]]から、「ええと、電気風呂の作者は誰でしたっけ」と聞かれた横溝は、言下に「佐野昌一だよ」と答えてしまった。ところが十三自身はこの作品で初めて「海野十三」という筆名を用いていたのである。このため、初出版では本文では「海野十三」、目次では「佐野昌一」と、一冊の本で作者の名前がつになってしまった。



=== 文学碑 ===

もともと十三の勤め先は内職にうるさい役所ということで、そのための筆名だったという事情があった。横溝いわく、「私のミステークのためにその苦心も水の泡」というわけで「佐野昌一はけしからん」と役所ではかなり問題になったともいい、後には「相手が海野十三のような温厚な君子だったからよかったようなものの、そうでなかったら私は、こっぴどく怨まれたことだろう」とこの失敗を述懐している<ref>『誤植奇談』(横溝正史、東京新聞 昭和28年10月10日)</ref>。もっとも佐野本人(海野本人?)は、昭和10年代にはそのような状況を楽しんでいたようだと、「名士訪問記 ――佐野昌一氏訪問記――」<ref>[http://www.aozora.gr.jp/cards/000160/files/43590_17443.html 青空文庫 - 「名士訪問記 ――佐野昌一氏訪問記――」] 2018年1月閲覧</ref>からはえる。なお、佐野名義での電子工学関係の執筆物もいくつかある{{efn|時代背景としても、官セクタに所属する技師が、専門書を上梓する傍でフィクションも書くといったようなことが、[[新田次郎]](本名の藤原寛人名義の著書としては『ラジオゾンデ』などがある)の例など、徐々に普通のことになっていった時代だった。}}。

徳島市の[[徳島中央公園]]には「海野十三文学碑」が建てられている(徳島中央公園文学は二代目<ref name="tokushima20220203" />)



; 文学碑(初代)

十三は昭和7、8年頃、麻雀の会を持っていて、この会には十三のほかに[[大下宇陀児]]、[[延原謙]]、[[水谷準]]、[[乾信一郎]]、横溝らがいた。横溝によると、十三が『新青年』で売り出したのは横溝の他雑誌への転出後だったので、戦前はそれほど深い交わりもなく、「十三が温厚で誠実、思いやりの深い人柄と知っていても、それほど深いつきあいとしては発展していなかった」という。にもかかわらず、1933年(昭和8年)に横溝が大喀血した際にはわざわざ見舞いに来てくれたという。恐縮した横溝はそのとき、十三に喀血の前歴があることを知ったという。

: 初代の文学碑は阿波掃苔会、四国文学会、日本探偵作家クラブなどにより、1962年5月17日に設置されたもので碑文は[[江戸川乱歩]]によるものである<ref name="tokushima20220203">[https://www.topics.or.jp/articles/-/702100 【海野十三の文学碑】徳島市内の2カ所に] - 徳島新聞 2022年5月11日</ref>。除幕式には[[木々高太郎]]らが出席<ref name="tokushima20220203" />

: 江戸川乱歩による碑文に加えて、十三の以下の言葉が刻まれている。

::「全人類は科学の恩恵に浴しつつも、同時にまた科学恐怖の夢に脅かされている。恩恵と迫害との二つの面を持つ科学、神と悪魔との反対面を兼ね備えている科学に、われわれはとりつかれている。かくのごとき科学時代に、科学小説がなくていいであろうか」

: 1993年の新しい文学碑の完成により、初代の碑は神戸移住前の住居や母校の福島小学校に近い渭東コミュニティセンター前に移築されている<ref name="tokushima20220203" />。



; 文学碑(二代目)


1946211948[[]]<ref>471218</ref>

: 徳島中央公園にある文学碑は二代目のもので、彫刻家・[[河崎良行]]によるステンレス製のオブジェをのせた石碑であり、1993年7月に顕彰グループ「海野十三の会」により建立された<ref name="tokushima20220203" />。江戸川乱歩による碑文等は新しい文学碑にも刻まれている。



== 著書 ==

== 著書 ==

196行目: 208行目:

* {{Cite book |和書 |others=山内秀一絵 |title=ロボット博士 |date=1971 |publisher=ポプラ社 |series=SFシリーズ 1 |id={{全国書誌番号|45003760}}}}

* {{Cite book |和書 |others=山内秀一絵 |title=ロボット博士 |date=1971 |publisher=ポプラ社 |series=SFシリーズ 1 |id={{全国書誌番号|45003760}}}}

* {{Cite book |和書 |others=山内秀一絵 |title=謎の金属人間 |date=1971 |publisher=ポプラ社 |series=SFシリーズ 2 |id={{全国書誌番号|45002975}}}}

* {{Cite book |和書 |others=山内秀一絵 |title=謎の金属人間 |date=1971 |publisher=ポプラ社 |series=SFシリーズ 2 |id={{全国書誌番号|45002975}}}}

* {{Cite book |和書 |editor=橋本哲男 |title=海野十三敗戦日記 |date=1971-07 |publisher=講談社 |id={{全国書誌番号|75027189}}}}

* {{Cite book |和書 |editor=橋本哲男 |title=海野十三敗戦日記 |date=1971-07 |publisher=講談社 |id={{全国書誌番号|75027189}}}}

** {{Cite book |和書 |editor=橋本哲男 |title=海野十三敗戦日記 |date=2005-07 |publisher=[[中央公論新社]] |series=[[中公文庫]] |ncid=BA73107111 |isbn=9784122045613 |id={{全国書誌番号|20854266}}}}

** {{Cite book |和書 |editor=橋本哲男 |title=海野十三敗戦日記 |date=2005-07 |publisher=[[中央公論新社]] |series=[[中公文庫]] |ncid=BA73107111 |isbn=9784122045613 |id={{全国書誌番号|20854266}}}}

* {{Cite book |和書 |title=地球盗難 |date=1971-04 |publisher=[[桃源社]] |id={{全国書誌番号|75072681}}}}

* {{Cite book |和書 |title=地球盗難 |date=1971-04 |publisher=[[桃源社]] |id={{全国書誌番号|75072681}}}}

* {{Cite book |和書 |others=岩井泰三絵 |title=怪星ガン |date=1972 |publisher=ポプラ社 |series=SFシリーズ 3 |id={{全国書誌番号|45001976}}}}

* {{Cite book |和書 |others=岩井泰三絵 |title=怪星ガン |date=1972 |publisher=ポプラ社 |series=SFシリーズ 3 |id={{全国書誌番号|45001976}}}}

214行目: 226行目:

* {{Cite book |和書 |title=赤道南下 |date=2003-07 |publisher=中央公論新社 |series=中公文庫 |ncid=BA63124158 |isbn=9784122042339 |id={{全国書誌番号|20455485}}}}

* {{Cite book |和書 |title=赤道南下 |date=2003-07 |publisher=中央公論新社 |series=中公文庫 |ncid=BA63124158 |isbn=9784122042339 |id={{全国書誌番号|20455485}}}}

* {{Cite book |和書 |title=海底大陸 |date=2013-06 |publisher=真珠書院 |series=パール文庫 |isbn=9784880096018 |id={{全国書誌番号|22252285}}}}

* {{Cite book |和書 |title=海底大陸 |date=2013-06 |publisher=真珠書院 |series=パール文庫 |isbn=9784880096018 |id={{全国書誌番号|22252285}}}}

* {{Cite book |和書 |editor=日下三蔵 |title=獏鸚 名探偵帆村荘六の事件簿 |date=2015-07 |publisher=[[東京創元社]] |series=創元推理文庫 |ncid=BB19084335 |isbn=9784488446116 |id={{全国書誌番号|22605111}}}}

* {{Cite book |和書 |editor=日下三蔵 |title=獏鸚 名探偵帆村荘六の事件簿 |date=2015-07 |publisher=[[東京創元社]] |series=創元推理文庫 |ncid=BB19084335 |isbn=9784488446116 |id={{全国書誌番号|22605111}}}}

* {{Cite book |和書 |editor=日下三蔵 |title=火葬国風景 |date=2015-09 |publisher=東京創元社 |series=創元推理文庫 |ncid=BB19492648 |isbn=9784488446123 |id={{全国書誌番号|22623327}}}}

* {{Cite book |和書 |editor=日下三蔵 |title=火葬国風景 |date=2015-09 |publisher=東京創元社 |series=創元推理文庫 |ncid=BB19492648 |isbn=9784488446123 |id={{全国書誌番号|22623327}}}}

* {{Cite book |和書 |editor=日下三蔵 |title=深夜の市長 |date=2016-11 |publisher=東京創元社 |series=創元推理文庫 |ncid=BB23237983 |isbn=9784488446147 |id={{全国書誌番号|22817084}}}}

* {{Cite book |和書 |editor=日下三蔵 |title=深夜の市長 |date=2016-11 |publisher=東京創元社 |series=創元推理文庫 |ncid=BB23237983 |isbn=9784488446147 |id={{全国書誌番号|22817084}}}}

* {{Cite book |和書 |title=海底大陸 |date=2018-10 |publisher=[[河出書房新社]] |ncid=BB28674216 |isbn=9784309027456 |id={{全国書誌番号|23131592}}}}

* {{Cite book |和書 |title=海底大陸 |date=2018-10 |publisher=[[河出書房新社]] |ncid=BB28674216 |isbn=9784309027456 |id={{全国書誌番号|23131592}}}}



=== 翻訳 ===

=== 翻訳 ===

* {{Cite book |和書 |author=[[ジュール・ヴェルヌ]] |title=海底の旅行 |date=1942-04 |publisher=大日本雄弁会講談社 |series=世界名作物語 |id={{全国書誌番号|20510687}} {{全国書誌番号|47036146}}}}

* {{Cite book |和書 |author=ジュール・ヴェルヌ|authorlink=ジュール・ヴェルヌ |title=海底の旅行 |date=1942-04 |publisher=大日本雄弁会講談社 |series=世界名作物語 |id={{全国書誌番号|20510687}} {{全国書誌番号|47036146}}}}

* {{Cite book |和書 |author=[[アーサー・コナン・ドイル]] |title=まだらの紐 |date=1947-10 |publisher=偕成社 |id={{全国書誌番号|46032312}}}}

* {{Cite book |和書 |author=アーサー・コナン・ドイル|authorlink=アーサー・コナン・ドイル |title=まだらの紐 |date=1947-10 |publisher=偕成社 |id={{全国書誌番号|46032312}}}}

* {{Cite book |和書 |author=[[ハーバート・ジョージ・ウェルズ]] |others=荻山春雄絵 |title=透明人間 |date=1957-05 |publisher=ポプラ社 |series=世界名作探偵文庫 |id={{全国書誌番号|45029739}}}}

* {{Cite book |和書 |author=ハーバート・ジョージ・ウェルズ|authorlink=ハーバート・ジョージ・ウェルズ |others=荻山春雄絵 |title=透明人間 |date=1957-05 |publisher=ポプラ社 |series=世界名作探偵文庫 |id={{全国書誌番号|45029739}}}}

* {{Cite book |和書 |author=[[G・K・チェスタトン]] |others=荻山春雄絵 |title=影なき男 |date=1957 |publisher=ポプラ社 |series=世界名作探偵文庫 |id={{全国書誌番号|45029716}}}}

* {{Cite book |和書 |author=G・K・チェスタトン|authorlink=G・K・チェスタトン |others=荻山春雄絵 |title=影なき男 |date=1957 |publisher=ポプラ社 |series=世界名作探偵文庫 |id={{全国書誌番号|45029716}}}}

* {{Cite book |和書 |author=ハーバート・ジョージ・ウェルズ |others=山内秀一絵 |title=透明人間 |date=1962 |publisher=ポプラ社 |series=世界推理小説文庫 2 |id={{全国書誌番号|45030568}}}}

* {{Cite book |和書 |author=ハーバート・ジョージ・ウェルズ |others=山内秀一絵 |title=透明人間 |date=1962 |publisher=ポプラ社 |series=世界推理小説文庫 2 |id={{全国書誌番号|45030568}}}}

* {{Cite book |和書 |author=G・K・チェスタトン |title=名探偵ブラウン |date=1963-08 |publisher=ポプラ社 |series=世界推理小説文庫 15 |id={{全国書誌番号|45030581}}}}

* {{Cite book |和書 |author=G・K・チェスタトン |title=名探偵ブラウン |date=1963-08 |publisher=ポプラ社 |series=世界推理小説文庫 15 |id={{全国書誌番号|45030581}}}}

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* {{Cite book |和書 |title=日本児童文学大系 29(南洋一郎・江戸川乱歩・海野十三) |date=1977-11 |publisher=ほるぷ出版 |ncid=BN04109197 |id={{全国書誌番号|78013392}}}}

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** 収録:浮かぶ飛行島

** 収録:浮かぶ飛行島

* {{Cite book |和書 |editor=徳島の小説編集委員会 |title=徳島の小説 郷土出身作家選集 |date=1984-01 |publisher=[[徳島市立図書館]] |series=徳島市民双書 18 |incid=BA47929918 |id={{全国書誌番号|84038051}}}}

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** 収録:赤外線男

** 収録:赤外線男

* {{Cite book |和書 |editor=会津信吾 |title=海野十三集 |date=1987-02 |publisher=三一書房 |series=少年小説大系 第9巻 |ncid=BN00889764}}

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* {{Cite book |和書 |title=海野十三集 |date=1997-02 |publisher=リブリオ出版 |series=くらしっくミステリーワールド 8 |ncid=BA3884746X |isbn=9784897845005 |id={{全国書誌番号|98051343}}}}

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** 収録:俘囚, 振動魔, 三人の双生児, 解説(中島河太郎)

** 収録:俘囚, 振動魔, 三人の双生児, 解説(中島河太郎)

* {{Cite book |和書 |editor=[[日下三蔵]]編 |title=海野十三集 三人の双生児 |date=2001-06 |publisher=筑摩書房 |series=ちくま文庫 怪奇探偵小説傑作選 5 |ncid=BA52380484 |isbn=9784480036452 |id={{全国書誌番号|20167967}}}}

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** 収録:電気風呂の怪死事件, 階段, 恐しき通夜, 振動魔, 爬虫館事件, 赤外線男, 点眼器殺人事件, 俘囚, 人間灰, 顔, 蠅, 不思議なる空間断層, 盲光線事件, 生きている腸, 三人の双生児

** 収録:電気風呂の怪死事件, 階段, 恐しき通夜, 振動魔, 爬虫館事件, 赤外線男, 点眼器殺人事件, 俘囚, 人間灰, 顔, 蠅, 不思議なる空間断層, 盲光線事件, 生きている腸, 三人の双生児

* {{Cite book |和書 |editor=[[長山靖生]]編 |title=海野十三戦争小説傑作集 |date=2001-06 |publisher=中央公論新社 |series=中公文庫 |ncid=BA68010677 |isbn=9784122043961 |id={{全国書誌番号|20657354}}}}

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** 収録:空襲下の国境線, 東京要塞, 若き電信兵の最後, のろのろ砲弾の驚異, アドバルーンの秘密, 独本土上陸作戦, 今昔ばなし抱合兵団, 探偵西へ飛ぶ, 撃滅, 防空都市未来記, 諜報中継局

** 収録:空襲下の国境線, 東京要塞, 若き電信兵の最後, のろのろ砲弾の驚異, アドバルーンの秘密, 独本土上陸作戦, 今昔ばなし抱合兵団, 探偵西へ飛ぶ, 撃滅, 防空都市未来記, 諜報中継局



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海野 十三
ペンネーム 丘 丘十郎
蜆 貝介
栗戸 利休
京 人生
海十斎
誕生 佐野 昌一
1897年12月26日
徳島県徳島市徳島本町
死没 (1949-05-17) 1949年5月17日(51歳没)
東京都世田谷区
墓地 多磨霊園
職業 小説家
言語 日本の旗 日本
国籍 日本の旗 日本
最終学歴 早稲田大学理工科
活動期間 1928年 - 1949年
ジャンル SF小説
推理小説
科学小説
代表作 『蝿男』
『火星兵団』
『火葬国風景』
『深夜の市長』
『太平洋魔城』
デビュー作 『電気風呂の怪死事件』(1929年)
ウィキポータル 文学
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 19284

19334

 19349,10

 19362-6

 1936

 19374








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19315

193110

193110

193111 - [20] 

193112

西19324

193210

193345

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193412

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19381

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1938315

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 200912


使 20101
使

 20109


 20114

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Science:Hopes & Fears [Volume 1:Selected Stories]20181Kindle 


Science:Hopes & Fears [Volume 2:Eighteen O'Clock Music Bath]20182Kindle 

[]


El secreto del alma número diez (20187Tanuki

[]

注釈[編集]



(一)^ [2][3]

(二)^ 

(三)^ 

(四)^ 

出典[編集]



(一)^ "".  +Plus  . 2022118

(二)^  29 1977p.433

(三)^ No.160.  . 2022118

(四)^ 西(256) - 2021214

(五)^ 93184 8-9p615   1994

(六)^ 309

(七)^ 130

(八)^ 309-310

(九)^  - 

(十)^ . 19470104 - 

(11)^ . 19480407 - 

(12)^  21993656 

(13)^ 199752

(14)^ 471218

(15)^  281010

(16)^  -   20181

(17)^ 471218

(18)^ 7   2021ISBN 978-4-7601-5390-9p.497-500

(19)^ abcde2 -  2022511

(20)^ 

(21)^ 

関連人物[編集]

外部リンク[編集]