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「霧の彫刻」の版間の差分

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=== テクノロジーと芸術 ===

=== テクノロジーと芸術 ===

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=== 作者 ===

=== 作者 ===


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== コンセプト ==

== コンセプト ==

=== 素材 ===

=== 素材 ===


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雲や霧を選んだ理由について、中谷は1978年のインタビューで、それらが敏感な媒体である点をあげている。霧は環境に敏感に反応し、アーティストの考えを反映する素材ではなく、見えるものを見えなくし、風のように見えないものを見えるようにすると述べている。また、霧や雲は自然の特性を物理的にあらわにする効果があり、人々が霧を通して自然に対して敏感になることを中谷は望んでいる{{Sfn|クルーヴァー|2020|pp=}}。


{{Sfn||2020|pp=}}


=== 彫刻としての特徴 ===

=== 彫刻としての特徴 ===

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=== パフォーマンスとの共演 ===

=== パフォーマンスとの共演 ===

; アイランド・アイ・アイランド・イア(1974年)

; アイランド・アイ・アイランド・イア(1974年)


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; CLOUD FOREST(2010年)

; CLOUD FOREST(2010年)


[[]]YCAM36<ref name=artscape20100715>{{Cite news|url=https://artscape.jp/report/curator/1216611_1634.html |title=CLOUD FOREST |last= |first= |date=2010-7-15 |work=artscape |access-date=2021-04-12 |language= |issn=}}</ref>

[[]]YCAM[[]]{{||en|Shiro Takatani}}36<ref name=artscape20100715>{{Cite news|url=https://artscape.jp/report/curator/1216611_1634.html |title=CLOUD FOREST |last= |first= |date=2010-7-15 |work=artscape |access-date=2021-04-12 |language= |issn=}}</ref>


; ロンドンフォグ(2017年)、a・form(2017)

; ロンドンフォグ(2017年)、a・form(2017)

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; 霧の街のクロノトープ(2020年)

; 霧の街のクロノトープ(2020年)

[[日本における2019年コロナウイルス感染症による社会・経済的影響|新型コロナウイルスの影響]]のなか、2020年12月5日(土)から12月20日(日)にかけて、[[ダムタイプ]]の[[高谷史郎]]との共作展覧会『霧の街のクロノトープ』を開催した。高谷がフレームと照明を行い、中谷による霧の彫刻が設置された。会場には、戦前・戦後の混乱や差別、バブル期の地上げや都市開発の影響を受けつつも、多文化共生の文化を育んできた場所として[[東九条]]の北河原住宅跡地を選んだ{{efn|東九条は、[[韓国併合]](1910年)の影響によって戦前から[[在日朝鮮人]]が多く生活し、戦後はバラックの撤去、東海道新幹線敷設などの影響を受けた。密集や火災の多発などの生活環境が社会福祉の観点から問題視されたが、対策が進められたのは1980年以降だった{{Sfn|山本|2009|pp=}}。}}<ref name=霧の街>{{Cite news|url=https://liquid-kcua.jp/2020/10/16/exhibition-2020/ |title=展覧会「霧の街のクロノトープ」 |last= |first= |date= |work=京都市立芸術大学 |access-date=2021-04-12 |language= |issn=}}</ref><ref name=bijutsutecho20201205>{{Cite news|url=https://bijutsutecho.com/magazine/news/report/23191 |title=中谷芙二子と高谷史郎が見せる「霧の街のクロノトープ」。京都・北河原団地跡地で野外公開 |last= |first= |date=2020-12-5 |work=美術手帖 |access-date=2021-04-12|language= |issn=}}</ref>。

[[日本における2019年コロナウイルス感染症による社会・経済的影響|新型コロナウイルスの影響]]のなか、2020年12月5日(土)から12月20日(日)にかけて、高谷史郎との共作展覧会『霧の街のクロノトープ』を開催した。高谷がフレームと照明を行い、中谷による霧の彫刻が設置された。会場には、戦前・戦後の混乱や差別、バブル期の地上げや都市開発の影響を受けつつも、多文化共生の文化を育んできた場所として[[東九条]]の北河原住宅跡地を選んだ{{efn|東九条は、[[韓国併合]](1910年)の影響によって戦前から[[在日朝鮮人]]が多く生活し、戦後はバラックの撤去、東海道新幹線敷設などの影響を受けた。密集や火災の多発などの生活環境が社会福祉の観点から問題視されたが、対策が進められたのは1980年以降だった{{Sfn|山本|2009|pp=}}。}}<ref name=霧の街>{{Cite news|url=https://liquid-kcua.jp/2020/10/16/exhibition-2020/ |title=展覧会「霧の街のクロノトープ」 |last= |first= |date= |work=京都市立芸術大学 |access-date=2021-04-12 |language= |issn=}}</ref><ref name=bijutsutecho20201205>{{Cite news|url=https://bijutsutecho.com/magazine/news/report/23191 |title=中谷芙二子と高谷史郎が見せる「霧の街のクロノトープ」。京都・北河原団地跡地で野外公開 |last= |first= |date=2020-12-5 |work=美術手帖 |access-date=2021-04-12|language= |issn=}}</ref>。



=== 景観 ===

=== 景観 ===

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ボストンの{{仮リンク|エメラルド・ネックレス公園|en|Emerald Necklace}}で、5つの霧の彫刻を発表した。この公園は、造園家・都市計画家の[[フレデリック・ロー・オルムステッド]]による景観設計がされており、川、湖沼、広場、サイクリングロード、氷河時代の痕跡などがある。中谷は、6マイルの園内で特徴のある地点を選んで霧を発生させた。タイトルのFLOはオルムステッドのイニシャルであり、オマージュを込めている。音響はニール・レオナルド、照明は高谷史郎が行なった{{Sfn|水戸芸術館|2019|pp=52-57}}。

ボストンの{{仮リンク|エメラルド・ネックレス公園|en|Emerald Necklace}}で、5つの霧の彫刻を発表した。この公園は、造園家・都市計画家の[[フレデリック・ロー・オルムステッド]]による景観設計がされており、川、湖沼、広場、サイクリングロード、氷河時代の痕跡などがある。中谷は、6マイルの園内で特徴のある地点を選んで霧を発生させた。タイトルのFLOはオルムステッドのイニシャルであり、オマージュを込めている。音響はニール・レオナルド、照明は高谷史郎が行なった{{Sfn|水戸芸術館|2019|pp=52-57}}。



===雪と氷との対話(2005年-2006年) ===

=== 雪と氷との対話(2005年-2006年) ===

{{仮リンク|ラトビア自然史博物館|en|Latvian Museum of Natural History}}で開催された「雪と氷との対話 芸術と科学における観察/想像展」では中谷が企画に参加し、雪をテーマにした美術作品、雪氷学やアイスコア研究の紹介、そして宇吉郎の活動に焦点をあてた内容となった。中谷はインスタレーションの『霧箱』を展示し、他の芸術家による宇吉郎へのオマージュ作品もあった{{efn|参加した芸術家は[[高谷史郎]]、[[曽根裕]]、[[アルヴァ・ノト|カールステン・ニコライ]]など{{Sfn|村松|2008|p=123}}。}}{{Sfn|村松|2008|p=123}}。

{{仮リンク|ラトビア自然史博物館|en|Latvian Museum of Natural History}}で開催された「雪と氷との対話 芸術と科学における観察/想像展」では中谷が企画に参加し、雪をテーマにした美術作品、雪氷学やアイスコア研究の紹介、そして宇吉郎の活動に焦点をあてた内容となった。中谷はインスタレーションの『霧箱』を展示し、他の芸術家による宇吉郎へのオマージュ作品もあった{{efn|参加した芸術家は[[高谷史郎]]、[[曽根裕]]、[[アルヴァ・ノト|カールステン・ニコライ]]など{{Sfn|村松|2008|p=123}}。}}{{Sfn|村松|2008|p=123}}。



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; 霧の森(1992年)

; 霧の森(1992年)


[[]][[]]{{Sfn||2019|pp=32-33}}3111016003015<ref>[https://www.showakinen-koen.jp/facility/facility_child/ ]2021412</ref>

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[[File:Un buen día (45076376321).jpg|thumb|250px|[[]][[]][[]]]]

[[File:Un buen día (45076376321).jpg|thumb|250px|[[]][[]][[]]]]
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== 主な常設展示 ==

== 主な常設展示 ==

* 『砂漠の霧微気象圏』[[オーストラリア国立美術館]]・彫刻庭園、[[キャンベラ]]、1983年{{Sfn|水戸芸術館|2019|pp=32-33}}

* 『砂漠の霧微気象圏』[[オーストラリア国立美術館]]・彫刻庭園、[[キャンベラ]]、1983年{{Sfn|水戸芸術館|2019|pp=32-33}}

* 『霧の森、国営昭和記念公園』[[昭和記念公園]]、立川市、1992年(常設){{Sfn|水戸芸術館|2019|pp=34-37}}

* 『霧の森、国営昭和記念公園』[[昭和記念公園]]、立川市、1992年{{Sfn|水戸芸術館|2019|pp=34-37}}

* 『グリーンランド氷河の原』[[中谷宇吉郎雪の科学館]]、[[加賀市]]、1994年(常設){{Sfn|水戸芸術館|2019|pp=38-39}}

* 『グリーンランド氷河の原』[[中谷宇吉郎雪の科学館]]、[[加賀市]]、1994年{{Sfn|水戸芸術館|2019|pp=38-39}}

* 『F.O.G.』[[ビルバオ・グッゲンハイム美術館]]、[[ビルバオ]]、1998年(常設)

* 『F.O.G.』[[ビルバオ・グッゲンハイム美術館]]、[[ビルバオ]]、1998年

* 『フォグブリッジ』[[エクスプロラトリアム]]、[[サンフランシスコ]]、2013年{{Sfn|水戸芸術館|2019|pp=44-45}}

* 『フォグブリッジ』[[エクスプロラトリアム]]、[[サンフランシスコ]]、2013年{{Sfn|水戸芸術館|2019|pp=44-45}}

* 『SEA FOG』大阪北口広場(通称:うめきた広場)、[[大阪市]]、2013年

* 『SEA FOG』大阪北口広場(通称:うめきた広場)、[[大阪市]]、2013年

* 『NAGI 凪』[[品川シーズンテラス]]、[[港区]]、2015年<ref>[https://www.kissport.or.jp/spot/tanbou/1809/ 港区探訪 品川シーズンテラス](Kissポート、2015年。2021年4月12日閲覧)</ref>

* 『NAGI 凪』[[品川シーズンテラス]]、[[港区]]、2015年<ref>[https://www.kissport.or.jp/spot/tanbou/1809/ 港区探訪 品川シーズンテラス](Kissポート、2015年。2021年4月12日閲覧)</ref>

*『霧の彫刻』[[長野県立美術館]]、[[長野市]]、2021年(常設)<ref name=美術手帖201117 />

*『霧の彫刻』[[長野県立美術館]]、[[長野市]]、2021年<ref name=美術手帖201117 />



== 出典・脚注 ==

== 出典・脚注 ==

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{{DEFAULTSORT:きりのちようこく}}

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[[Category:インスタレーション・アート]]

[[Category:インスタレーション・アート]]

[[Category:霧を題材とした作品]]

[[Category:彫刻作品]]

[[Category:彫刻作品]]

[[Category:日本の彫刻]]

[[Category:日本の彫刻]]


2021年5月6日 (木) 01:15時点における版

『霧の彫刻』
英語:Fog Sculptures
作者中谷芙二子
製作年1970年-
素材純水
所蔵常設展示はキャンベラ(1983年)、立川市(1992年)、加賀市(1994年)、ビルバオ(1998年)、サンフランシスコ(2013年)、長野市(2021年)など。写真は昭和記念公園(東京都立川市)の『霧の森』

 : Fog Sculptures使197050[1][2][3]

[4][5]


西181844[6]

[ 1][9][ 2][11]


1966Experiments in Art and TechnologyE.A.T.退[ 3]MOMAE.A.T.[ 4]E.A.T.E.A.T.[12]


[4]19501960[ 5][14]19641966 - E.A.T.[ 6][ 7][12][16]

19601970[ 8][ 9][20][21]


[ 10][23]

[24]


[4][25]

[26][27][25]

1980[28]1996[29]

[29]


[24]使[30]

16702030[31][24]

ZKMCLOUD WALK2019 [32]


1970

1970E.A.T.[ 11]2760[ 12][20][35][34]

使調使使19692030[ 13][37][ 14][39]


1974

143調[ 15][40][24][40]

19802002

/使[41]2002//[42]

鹿 1980

鹿沿[43]

CLOUD FOREST2010

YCAM36[20]

2017aform2017

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2017

IRCAM40KTLAlponom[45]

2020

20201251220[ 16][47][48]

2013[49]

1980

104144[50]

 - 2008

LEDLED[51][52]

Fog × FLO2018

56FLO[53]

2005-2006


 /[ 17][54]

2018-2019


201810272019120[2][55]2[56][57]

NGA1983

1983-

1976[26]NGA119902000[58]

1992

[58]3111016003015[59]

1994

300[60]60727[61]

2013

[62]800101416192014使[ 18][64]

2021-

2021410[65]


19921993[58]2017 [66]2018殿[67]2020[1]

主な常設展示

出典・脚注

注釈



(一)^ [7][8]

(二)^ [10][9]

(三)^ [12]

(四)^ Experiments in Art and TechnologyExperiments[12]

(五)^ [13]

(六)^ [15]

(七)^ [16][17]

(八)^ 19621961[18]

(九)^  - 1972[19]

(十)^ [22]

(11)^ [33]

(12)^ E.A.T.[34]

(13)^ 湿[36]

(14)^ 1/200使[38]

(15)^ E.A.T.BANDNEON![20]

(16)^ 19101980[46]

(17)^ [54]

(18)^ [63]

出典



(一)^ ab簿. . (20201217). https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/92684701_02.pdf 2021412 

(二)^ ab. . (2018922). https://bijutsutecho.com/magazine/news/exhibition/18491 2021412 

(三)^  2018e.

(四)^ abc 2018c.

(五)^  2019.

(六)^  2018e, pp. 230232.

(七)^  2000.

(八)^  2018e, pp. 238239.

(九)^ ab 2018e, p. 242.

(十)^  2012.

(11)^  2018e, pp. 239, 241243.

(12)^ abcd 2018a.

(13)^  2018e, p. 246.

(14)^  2019, p. 198.

(15)^ 9 Evenings: Theatre and EngineeringDaniel Langlois Foundation20062021412

(16)^ ab 2018e, pp. 246247.

(17)^  2015, pp. 272273, 276277.

(18)^  2018d.

(19)^  2019, p. 277.

(20)^ abcd, (2010715). CLOUD FOREST. artscape. https://artscape.jp/report/curator/1216611_1634.html 2021412 

(21)^  2019b, pp. 6566.

(22)^  2015, pp. 5960, 62.

(23)^  2015, pp. 5960.

(24)^ abcd 2020.

(25)^ ab 2018b.

(26)^ ab 2019, p. 200.

(27)^  1996, pp. 198199.

(28)^  2017b.

(29)^ ab 1996.

(30)^  2019a, p. 218.

(31)^  2018e, p. 248.

(32)^ CLOUD WALK @ZKM. Fog Sculpture #10731. ZKM. (2019825). https://zkm.de/en/cloud-walk-zkm-fog-sculpture-10731 2021412 

(33)^  2019, pp. 140143.

(34)^ ab 2019a, pp. 214215.

(35)^  2019, pp. 2021.

(36)^  2019a, p. 222.

(37)^  2019a, pp. 219222.

(38)^  2019a, p. 224.

(39)^  2019a, pp. 223225.

(40)^ ab 2019, p. 22.

(41)^  2019, pp. 2829.

(42)^  2019, pp. 4041.

(43)^  2019, p. 31.

(44)^  2019, pp. 4647, 5051.

(45)^  2019, pp. 4849.

(46)^  2009.

(47)^ . . https://liquid-kcua.jp/2020/10/16/exhibition-2020/ 2021412 

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(49)^ Over the Water: Fujiko NakayaExploratorium20132021412

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(51)^  2019, p. 42.

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(56)^  2019, pp. 376, 393.

(57)^  2019, pp. 386387.

(58)^ abcd 2019, pp. 3233.

(59)^ 2021412

(60)^ ab 2019, pp. 3839.

(61)^ 2021412

(62)^ ab 2019, pp. 4445.

(63)^ Fog Bridge #72494Exploratorium2013

(64)^ Fog Bridge #72494 by Fujiko NakayaExploratorium2013

(65)^ ab. . (2021410). https://bijutsutecho.com/magazine/news/report/23874 2021412 

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(67)^ 2018 30  . 殿. (20201117). https://www.praemiumimperiale.org/ja/laureate/laureates/nakaya 2021412 

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(69)^  Kiss20152021412


 201922021412 

502201559-662021412 

2015 

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