「風土記」の版間の差分
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== 中国の風土記 == |
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[[中国]]の[[本|書籍]]の名。[[西晋|晋]]の平西将軍の周処による﹃周処風土記﹄に始まり、[[盧植]]による﹃[[冀州]]風土記﹄、[[沈瑩]]による﹃臨海風土記﹄、[[陸恭之]]によるとされる風土記、﹃[[北魏|後魏]]風土記﹄などが |
[[中国]]の[[本|書籍]]の名。[[西晋|晋]]の平西将軍の周処による﹃周処風土記﹄に始まり、[[盧植]]による﹃[[冀州]]風土記﹄、[[沈瑩]]による﹃臨海風土記﹄、[[陸恭之]]によるとされる風土記、﹃[[北魏|後魏]]風土記﹄などがあったといわれるが、存在が確認できるわけではない。辺境生活の見聞をまとめたものであろうといわれるが、詳細は不明。
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== 古風土記以外の風土記 == |
== 古風土記以外の風土記 == |
2015年12月22日 (火) 17:01時点における版
風土記︵ふどき︶とは、一般には地方の歴史や文物を記した地誌のことをさすが、狭義には、日本の奈良時代に地方の文化風土や地勢等を国ごとに記録編纂して、天皇に献上させた報告書をさす[1]。正式名称ではなく、ほかの風土記と区別して﹁古風土記﹂ともいう。律令制度の各国別で記されたと考えられ、幾つかが写本として残されている。