ALWAYS Baseball
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全力闘球︵ぜんりょくとうきゅう︶は、テレビ東京、およびテレビ東京系列各局・BSジャパン・一部の独立UHF局において放送されているプロ野球中継番組。タイトルの後ろに西暦がつく。現行タイトルは2005年頃より使用。
概要
かつてテレビ東京は、ロッテオリオンズ︵現‥千葉ロッテマリーンズ︶とヤクルトスワローズ︵現‥東京ヤクルトスワローズ︶及び横浜大洋ホエールズ︵現在の横浜ベイスターズ︶、また福岡県から埼玉県に移転した西武ライオンズ︵現‥埼玉西武ライオンズ︶の試合を中心に、﹃戦国ナイター︵せんごく - 、Sengoku Nighter︶﹄という番組名でプロ野球中継を行っていた︵1980年代は主として月曜、金曜、土曜日のゴールデンタイムに放送された。川崎球場のベンチサイドの広告看板にもその宣伝が掲げられた︶。また当時は系列局がない独立局だったので、サンテレビジョン︵サンテレビボックス席︶や三重テレビ放送︵三重テレビナイター︶などからの購入中継も行っていた他、阪神タイガース対読売ジャイアンツ戦を阪神甲子園球場から自社制作で放送した事もあった。また、当時本拠地球団がなく、様々な球団の試合が行われていた福岡市の平和台野球場︵現在は閉鎖︶からの中継をテレビ西日本︵フジテレビ系列︶の技術協力で自社制作した事もあった。 また1990年代に入ってから日本ハムファイターズ︵現‥北海道日本ハムファイターズ︶の試合も再び放映されたが︵﹃戦国ナイター﹄時代にも主催ゲームを放送した事があった︶、2000年代に入ったあたりは、自局制作のプロ野球中継を全国放送していなかった︵系列局の中継をネットしたケースはある︶。ところが、2005年シーズンからプロ野球にセ・パ交流戦が導入されたことにより、テレビ東京にも人気カードである読売ジャイアンツ戦の放送権取得のチャンスが増えたため、2005年から再び本格的なプロ野球中継に取り組むことになったものである︵なおテレビ東京のプロ野球中継の歴史については、テレビ東京#プロ野球中継を参照︶。 一部試合は系列衛星放送局BSジャパンでも試合開始から放送される。一部試合を除きハイビジョン制作だが、当初は機材不足の関係でスーパースローカメラ︵投球時のボールの縫い目がはっきりわかる、いわば動体視力の良いカメラ︶が比率4:3のSD画質のものを使用していたことがあった。 試合ハイライトでのBGMはSURFACEの﹃samurai mania﹄︵﹃ゴーイングmy上へ﹄のカップリング︶である。 ﹃戦国ナイター﹄時代のテーマ音楽である﹃Purple Pageant March﹄︵紫のページェント行進曲︶は、高知放送︵ラテ兼営局・日本テレビ系列・JRN・NRN加盟︶のラジオナイター中継番組﹃RKCゴールデンナイター﹄でもテーマ音楽として使われていた。放送基準時間︵2007年現在︶
ナイトゲーム
基本放送時間は19:00〜20:54。ただし試合によっては18:30から放送開始する場合もある︵2008年6月12日の﹁日本ハムVS巨人﹂ではテレビ北海道のみ先行で18:30開始となった。︶。延長オプションは原則なし。以前は展開によってはオプションとして21:24まで延長される場合があった︵2007年度は日曜日の試合のみ延長対応、後の番組は延長分遅れて放送︶。 BSジャパンでは18:00~20:54の放送で、最大延長は平日は22:54︵2006年6月19日放送分は23:30︶まで。これは﹃ワールドビジネスサテライト﹄をテレビ東京と同時放送する関係からである。また、土日は試合終了までの放送となる。以前は地上波での30分延長オプション対応があったときはBSでの放送が30分以上延長しても﹃ワールドビジネスサテライト﹄以降の番組は30分遅れとなっていた。﹃ワールドビジネスサテライト﹄が始まるまでは空白時間帯の穴埋めとして自然紀行などフィラーを数本放送︵30分以上延長の場合︶していた。 また、本来その時間に放送している番組のうち、一部︵特にテレビ東京系での放送の時差ネット番組︶のものについては、スポンサーとの関係上、先行、または遅れて振替放送となる。デーゲーム
●主に日曜日や祝日開催のデーゲームで、パシフィック・リーグに在籍する千葉ロッテマリーンズ、北海道日本ハムファイターズ︵テレビ北海道との共同制作︶の対戦が中心。年に1回程度は広島東洋カープ主催試合もテレ東のスタッフが自主制作で放送する。主に13:55~15:55。制作局及び担当球団
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●テレビ東京・・・読売ジャイアンツ︵主催試合の放送は2008年を最後に撤退し、以降ビジティングゲームのみ放送︶、千葉ロッテマリーンズ、東京ヤクルトスワローズ︵2009年はテレビ大阪、テレビ愛知への裏送りのみ︶、広島東洋カープ︵年1回程度ホームゲームを自社制作していたが2007年限りで撤退した︶※2006年は西武ライオンズ︵現・埼玉西武ライオンズ︶主催試合も1試合放送した。
●テレビ北海道・・北海道日本ハムファイターズ︵ホーム、2008年限りで撤退、ビジターに関しては成績により今後中継する可能性がある︶
●テレビ愛知・・・中日ドラゴンズ︵ホーム&ビジター︶
●テレビ大阪・・・阪神タイガース︵ホーム&ビジター︶、オリックスバファローズ︵ホーム、2009年はTVQへの裏送りのみ︶
●TVQ九州放送・・福岡ソフトバンクホークス︵ホーム&ビジター︶
北海道日本ハム戦は東京本拠地時代にテレビ東京が放送していた名残から、今でもテレビ東京で放送されることがある。ロッテが暫定的に宮城県を本拠とした時代には宮城球場から放送した試合がある。
横浜ベイスターズ戦は、1970年代前半は対巨人戦、1980年代~1999年頃まではテレビ大阪︵横浜vs阪神︶、テレビ愛知︵横浜vs中日︶と同時ネットで年1試合程度主催試合をそれぞれ放送していたが、現在はTBSがオーナーになったことも影響して裏送りのみ行っているものの、先の影響によりMBS毎日放送、中部日本放送が優先的に放送できるようになったことからこれも近年では減ってきている。試合によってはテーク・ワンが制作協力に付くことがある。
ちなみにTXN系列で唯一エリア内にプロ野球球団がないテレビせとうちについては、テレビ大阪制作の阪神戦中継を不定期でネットしている。主に阪神などの準フランチャイズである倉敷マスカットスタジアム開催の広島vs阪神が中心である︵ただしTSCは中継に絡んでいない︶。
2005年の出来事
2005年シーズンは、テレビ東京放送分で8試合が放送され、そのうち4試合が読売ジャイアンツとの交流戦︵いずれもビジター︶であった。 6月8日のロッテ戦に限って地上波はアニメ枠とテレビ朝日で放映のW杯ドイツ大会アジア予選︵日本vs北朝鮮戦︶の兼ね合いから20:00スタートとなった。 ポストシーズンにおいては、10月16、17日のパ・リーグプレーオフ第2ステージ﹁ソフトバンクvsロッテ﹂の第4・第5戦を﹁全力闘球2005パ・リーグプレーオフ﹂と題してテレビ東京制作︵制作協力TVQ︶により地上波とBSジャパンで放送。 また日本シリーズでロッテが進出したことに伴って、第2戦、第7戦の中継を実施することが内定したが、BSジャパンではBSデジタルが普及していないことを考慮して、同時中継されなかった︵衛星はNHK衛星第1テレビジョン、ハイビジョンテレビで中継。なお、セ・リーグについては阪神タイガースが優勝したことに伴い、普段は同時ネットしない独立UHF放送局のサンテレビ(兵庫)とKBS京都などでも放送した︶。テレビ東京での日本シリーズの中継は1970年︵ロッテvs巨人軍第4戦︶、1974年︵ロッテvs中日第5戦︶、2003年︵ダイエーvs阪神第7戦︶に続いて4回目︵詳細はテレビ東京#29年振りの日本シリーズ、並びにプロ野球中継#テレビ東京系列のシリーズ中継問題の各項を参照されたい︶。なお実際には千葉ロッテが4連勝でシリーズを優勝し、第5戦以後の開催が消滅したために第7戦の中継も中止。テレビ東京のネットワーク確立後史上初めてのシリーズ2試合の中継は実現に至らなかった。2006年の出来事
2006年は巨人軍主催のホームゲーム2試合をテレビ東京系列で初めて生中継された︵5月7日・ヤクルト戦、6月30日・阪神戦。いずれも会場は東京ドーム。BSジャパン同時中継︶。巨人戦主催試合のテレビ東京での中継は開局以来初のこと。但し、ヒーローインタビューはCSの日テレG+でも放送されていた関係で日本テレビのアナウンサーが担当した︵画面にはほとんど映らず︶。また、東京ドームの喫煙所のモニターの映像も日本テレビ︵日テレG+︶の中継映像が使用された。交流戦は前年度と同じ実績で4試合が中継された。 2006年9月18日は2元中継を行った。千葉ロッテマリーンズvsオリックス・バファローズ戦は実況がテレビ大阪の植草結樹アナウンサーが担当した。一方西武ライオンズvs福岡ソフトバンクホークス戦はテレビ東京のみ︵福岡地区はJNN系のRKBで自社製作として︶が放送された。また、テレビ東京が西武戦を生中継したのは久しぶりで、それまではTVQやテレビ大阪に向けての裏送りのみだった。 パシフィック・リーグプレーオフ決勝戦は10月12日開催予定の第2試合︵北海道日本ハムファイターズのホームマッチ=札幌ドーム︶の放送はテレビ東京制作︵制作協力TVh︶で決定︵衛星はBSジャパンではなくNHK衛星第1テレビで中継。また北海道一部地域ではTVhの受信不可︶。第1ステージ︵準決勝︶勝者側のホームマッチ=10月14・15日に関しては福岡ソフトバンクが第2ステージに進出したが、10月12日開催の第2試合で敗れたため開催されなくなった。 2006年10月25日、日本シリーズ﹁北海道日本ハムファイターズvs中日ドラゴンズ﹂の第4戦目が18:00~22:35まで放送された。テレ東系列では初の2年連続日本シリーズ中継が実現したこととなる。尚、阪神が関係していない試合ではあるが、昨年同様KBS京都とサンテレビでも同時放送された。BSジャパンは未放送の為全国放送までは及ばなかった。なお、テレビ東京系列では当日、サッカー・U-21親善試合・日本vs中華人民共和国の試合が中継されたが、日本シリーズを優先したため生中継ではなく撮って出し録画放送︵BSジャパンも同じ 当初は21時から23時だった︶とした。野球・サッカーの両中継により18:00~22:48のアニメ番組3本、﹃いい旅・夢気分﹄、﹃水曜ミステリー9﹄が休止、﹃ワールドビジネスサテライト﹄以降番組を12分繰り下げる予定だったが野球中継が22:35まで放送された上にサッカー中継が2時間放送された為24:52からの放送され、以降番組は1時間40分も繰り下げたり休止した。2007年の出来事
●2007年度以降はテレビ東京でも東京ヤクルトスワローズvs読売ジャイアンツ戦を放送する︵それまではフジテレビとテレビ朝日に限って中継していた、但しオープン戦は2004年に一度放送されている。2007年は4月28日に神宮球場開催=ヤクルトホーム分、5月6日に東京ドーム開催=巨人ホーム分を放映︶。また7月16日には甲子園での阪神vs巨人戦=製作はTVO=、9月6日にはナゴヤドームの中日vs巨人戦=TVA協力=を中継する。︵中日vs巨人戦は初中継で、阪神vs巨人戦は、1980年にNHKと並列で中継して以来27年ぶりとなる。ただ単独放映権を獲得したのは、今回が初めて。︶ ●その他巨人戦は交流戦3試合︵いずれもビジターによる日本ハム、千葉ロッテ、オリックスとの試合︶を含め過去最多の8試合をお送りする。なお、宣伝スポットにはテレビ東京の女性アナウンサー︵試合毎に異なる︶が出演している。 ●2007年度最初の放送は、4月1日︵日︶のBSジャパンで千葉ロッテvs福岡ソフトバンク戦。 ●4月28日︵土︶のヤクルトvs巨人戦は1976年以来31年ぶりで、地上波ではテレビ東京︵19:00〜︶のみとBSジャパン︵18:00〜︶で放送される。その為﹁土曜スペシャル﹂は休止。TVh・テレビ愛知・テレビ大阪・テレビせとうちの4局は﹁土曜スペシャル﹂の時差ネットあるいはローカル番組を放送、TVQはオリックスvsソフトバンク戦を放送。﹁土曜スペシャル﹂の同時ネットを行っている独立U局も放送なし。巨人戦のプロ野球中継を再開して以来初の土曜日中継となった。また関東ローカルのみゴールデンタイムでの中継も初めてであった。独立U局にも同時ネットしている﹁出没!アド街ック天国﹂を放送することと、リレー中継︵テレビ東京の中継映像を使用︶をするフジテレビ739との兼ね合いにより地上波は延長オプションはなかった。なお、BSジャパンでは30分の延長オプションを駆使して試合終了まで放送された。なおヤクルトホームゲームでも中日戦はテレビ愛知に、阪神戦はテレビ大阪に裏送りすることがある。 ●5月6日︵日︶の巨人vs東京ヤクルト戦の中継において、テレビ愛知では東京ヤクルトの石井一久投手のヒーローインタビュー中に突然クロージング画面に変わってしまうという放送事故が起きた︵岐阜放送では問題なく放送︶。 ●6月3日︵日︶、札幌ドームで行われた﹁日本ハムvs阪神﹂はテレビ大阪・テレビ東京・テレビ北海道共同制作で放送された。また6月17日︵日︶は千葉マリンスタジアムで行われる﹁千葉ロッテvs阪神﹂を中継する。いずれもテレビ大阪・BSジャパン︵6月3日についてはテレビ北海道も含む︶は13:00~16:00、テレビ東京は翌日の深夜2時40分からの録画放送される。 ●6月14日︵木︶にオリックスバファローズvs読売ジャイアンツ戦の試合を中継した。テレビ東京で中継するとまだ1勝もしていなかったジャイアンツが、この日は10-4と大勝したためようやく初勝利を手にした。 ●7月16日︵月︶の阪神vs巨人戦の中継ではBSジャパンでも、テレビ大阪などTXN各局と同じスポンサーで、提供テロップもテレビ大阪からのものが19時以降表示されていた。なお一部時間ではBSジャパンに提供しないスポンサーも1社ほどあったため、BSジャパンからもテロップ表示があったが、ブルーバックなどの処理をしなかったためテレビ大阪からのテロップおよびアナウンスと重なってしまった︵前クレジットのみ重なったため、後クレジットではBSジャパンからは表示をしなかった。テレビ大阪の送出マスターからのネット回線を直受けして流れたものと思われる。ちなみにBSジャパンではテレビ東京と同時放送の番組の場合、同じスポンサーであってもテレビ東京のアナログ・デジタル送出マスターの直受けでなく、提供テロップが挿入されていない状態で送られてくる映像を局内回線を受けてBSジャパン独自でスポンサーを表示している。︶。連動データ放送は非対応だった。 ●クライマックス・シリーズ中継は第1・2ステージのセ・パ両方あわせて3カード・4試合中継を行った。テレビ東京系列6局で中継するが、パ・リーグのシリーズはBSジャパンは中継しない︵NHK BS1で放送されるため︶。なお、セ・リーグのそれはNHKの編成の都合上、BSジャパンでの同時中継がある。 ●10月9・10日のクライマックス・パの第1ステージ千葉ロッテマリーンズvs福岡ソフトバンクホークス戦 ●両日とも19:00~20:54︵TVQは18:30から先行放送︶延長オプションは最大23:12。9日は40分延長した。 ●10月15日のクライマックス・セの第1ステージ中日ドラゴンズvs阪神タイガース戦 ●実際に野球を放送するしないに関係なく、岐阜放送は予め別番組を放送することを決定したが、試合会場がナゴヤドーム︵中日主催︶になったためと思われる。三重テレビでも放映なし。奈良テレビ・テレビ和歌山・びわ湖放送では放送される予定だったが、前日に中日が勝利し第2ステージ進出が決定したため、通常番組を行う。尚、BSジャパンでは18:00より、テレビ愛知は18:30開始の先行放送を予定していた。 ●10月22日のクライマックス・セの第2ステージ読売ジャイアンツvs中日ドラゴンズ戦 ●BSジャパンは18:00より、系列外では岐阜放送・奈良テレビ・テレビ和歌山・びわ湖放送でも放送予定していたが、20日に中日が優勝したため、通常番組を行う。 ●日本シリーズは以下の試合を放送。ただし、BSジャパンは放送しない。 ●10月28日の第2戦北海道日本ハムファイターズvs中日ドラゴンズ戦は22時14分まで放送。TXN系列6局は﹁ソロモン流﹂以降の番組は26分遅れ。 ●11月1日の第5戦中日ドラゴンズvs北海道日本ハムファイターズ戦。テレビ東京のネットワーク確立後史上初めてのシリーズ2試合の中継が実現するとともに、テレビ東京としては初めてセリーグ日本シリーズ進出チームのホーム球場からの中継を行うこととなる。日本シリーズがナイターに移って以来延長次第21時台以降の番組が繰り下げることが多かったが、この日は試合時間が2時間半以内に終わったため、胴上げ、監督インタビュー、MVP選手インタビューを含めて放送時間内で終わった。このケースは初のことである。関西地区では系列局のテレビ大阪、系列外のサンテレビ、KBS京都、テレビ和歌山、奈良テレビ、びわ湖放送、中京地区では系列局のテレビ愛知、系列外の岐阜放送、三重テレビでも放映され、事実上関西・中京地区全域で中継されていたこととなる。2008年の出来事
●2008年最初の全国放送は4月11日の巨人対東京ヤクルト戦を中継する。︵テレビ東京は3年連続で巨人主催試合の放送権を獲得した︶この他、巨人戦は主催2︵上述以外に中日戦1︶、ビジター5︵ヤクルト、中日戦と交流試合のロッテ、ソフトバンク、北海道日本ハム戦各1︶の7試合を送る。うち、ソフトバンク戦は初放送。 ●2008年5月5日の東京ヤクルト対巨人戦は開局初となるTXN6局ネットで放送される。 ●2008年5月20日のTX、TVh、TSCではロッテ対巨人戦が放送されるが、TVQはソフトバンク対広島戦、TVOはオリックス対阪神戦に差し替え。なお、TVAはプロ野球中継は放送せず、﹁ココリコミリオン家族﹂と﹁新説!?日本ミステリー﹂を放送︵プロ野球中継や特別番組の関係で放送されなかった回を振り替え放送︶。 ●また、2008年8月30日の阪神対巨人戦は放送が土曜日とあって﹁全力闘球﹂ではなく﹁TVO BASEBALL LIVE﹂︵全力!!虎中継︶としてTVO、TSCのみの放送となった。これは本来なら土曜ナイターは読売テレビの担当日であるが、24時間テレビ﹁愛は地球を救う﹂の開催日︵-8月31日︶と重なるため、TVOに中継権を譲ったものである。なおBSジャパンでは放送枠の都合が付かず、放映されなかった。 ●2008年9月9日の中日対巨人戦はTX、TVA、TSCとBSジャパンのみの放送となる︵制作はTX︶。TVAでは18:30から放送。TVhは﹁ミリオン家族︵過去未放送分︶﹂と﹁渡辺正行のマイホーム大事典︵自社制作︶﹂を放送。TVOは過去未放送の﹁新説!?日本ミステリースペシャル﹂を放送。TVQはソフトバンクvs楽天戦の中継を放送する。独立U局ではBBCのみがネット。 ●10月27日のセリーグクライマックスシリーズ第2ステージ︵巨人VS中日︵第1ステージ勝利チーム︶︶が第6戦目までもつれればテレビ東京系で中継される予定だったが、巨人が第4戦で勝利し、3勝1敗1分けとなり日本シリーズの進出が決定となったため放送なしとなった。また、2008年の日本シリーズ中継もなかった。2009年の出来事
●6月2日の千葉ロッテマリーンズ対読売ジャイアンツ戦︵千葉マリンスタジアム︶は、ローカル枠での放送のため、ネットを行う系列局はTSCのみ、他の系列局は別番組︵TVQは福岡ソフトバンクホークス対横浜ベイスターズ戦を中継。TVh、TVA、TVOは各局別で2時間の単発バラエティ特番。︶を放送。独立局ではBBC、TVN、WTVの3局がネット。 ●6月13日の福岡ソフトバンクホークス対読売ジャイアンツ戦︵福岡Yahoo!JAPANドーム︶を生中継。この日もローカル枠の放送の為、ネットを行うのはTVQ︵福岡の地元であるため。制作はTX︶とTSCのみである︵TVAは火曜エンタテイメント!の未ネット分を土曜スペシャルとして放送、TVOは土曜スペシャルの未ネット分を放送し、TVhは土曜洋画劇場﹁トレマーズ3﹂を放送︶。TVQは他のローカル中継同様18:30~20:54の放送。独立局ではGBS、BBC、TVN、WTVの4局がネット。 ●以上2試合はBSジャパンでも放送する︵18:00~20:54、最大延長22:54まで︶。 ●なお、巨人主催試合の放送はなくなった。︵セ・リーグ同士の対戦における巨人ビジターの試合はテレビ大阪が8月29日に阪神戦を、テレビ愛知が9月29日に中日戦をそれぞれ放送したが、テレビ東京・BSジャパンでの放映はなかった︵但し、8月29日の阪神対巨人はNHK BS ハイビジョンで放送︶︶ ●11月8日、日本シリーズ・北海道日本ハムファイターズ対読売ジャイアンツ第7戦︵札幌ドーム︶を放映予定だったが、4勝2敗で巨人が日本一になったため2年連続で日本シリーズの中継ができなかった。もし中継されていた場合、巨人戦の日本シリーズ中継は1970年のロッテオリオンズとの第3・4戦︵東京球場︶以来39年振りで、現在の全国ネットワーク構築後は初となるはずだった。 ●11月14日、2009年の日韓クラブチャンピオンシップ︵アジアシリーズ休止に伴う振り替え大会︶・巨人対KIAタイガース︵韓国野球委員会2009年リーグ優勝︶をテレビ東京・テレビ愛知・BSジャパンで録画中継した。巨人戦のポストシーズンの中継が39年ぶりにようやく実現した。︵2007年のクライマックス・セで第5戦にもつれた場合と、2008年のクライマックス・セで第6戦にもつれた場合、および前述の2009年の日本シリーズで第7戦にもつれた場合に中継する可能性があったがいずれもそれ以前に中日︵2007年︶と巨人︵2008年・2009年︶が優勝しているため実現しなかった︶日本シリーズについて
2003年の場合は、系列外の地方局向けは深夜の番組販売による録画中継がなされたが、2005年から2007年の場合はそれが行われず、また2003年を含め、BSジャパンでも放映されていなかった︵BSデジタルの普及上の問題のため︶ことからそれらの中継を見られない地域が多発した。とりわけ、テレビ北海道は道東の一部では直接受信︵一部ケーブルテレビ経由も︶が出来ないこと、テレビ愛知・テレビ大阪も広域圏にある地域ながら開局時の割り当てで愛知県と大阪府しか中継局が設けられないことやケーブル経由も所によって行われていないことから、視聴者からの﹁全域で放送できないなら中継するな!!﹂という苦情の問い合わせも少なくない。なお、テレビ東京系列が中継する場合は、放映権獲得条件の関係上NHK BS1︵海外向けのNHKワールド・プレミアムでも中断ニュースを除き同時放送。2006年まではNHK BSハイビジョンも︶が毎年並列放送しているので、抗議を寄せるのは衛星放送を視聴できる環境ではない、あるいは地上波民放で見たいという考えの視聴者が中心とも考えられる︵NHK BS1は実況ありと実況なしとの二重音声放送でアナログ放送はステレオ放送ではない。また、NHK BSハイビジョンでの中継の実施がなかった2007年はハイビジョン画質で楽しめなかった地方が多かった︶。テレビ東京での中継日のCS放送での対応
●テレビ東京は関連団体として日経CNBCとアニメシアターXの2つのCSテレビチャンネルを持っているが、番組の内容の性質上この2つのチャンネルではプロ野球中継は行わない。 ●巨人主催試合は日テレG+から日テレの解説者・アナウンサーの出演で完全中継 ●ヤクルトvs巨人戦はフジテレビONEでリレーナイターを行う。映像はテレビ東京のものを使うが、音声はフジテレビのもので差し替える。 ●阪神vs巨人戦はスカイ・Aスポーツプラスから録画放送するが、この時はテレビ大阪の中継を使わず、Tigers-ai提供の映像・実況を使っている。 ●中日vs巨人戦と、交流試合の巨人ビジターの試合のうち、オリックス・千葉ロッテとの対戦はJ SPORTS、北海道日本ハム戦はGAORAで完全生中継。各試合ともテレビ東京系列の中継は使わず、CS独自の実況を行う。解説者
●阿波野秀幸︵スカイ・A、JSPORTS、読売テレビ、札幌テレビ解説者兼︶ ●川崎憲次郎︵ニッポン放送解説者兼︶ ●田野倉利男 ※テレビ東京以外の系列局の解説者は、下記﹁テレビ東京系列局のローカル枠プロ野球中継﹂のリンク先記事を参照。 過去の解説者 ●宇野光雄 ●大島信雄 ●金石昭人︵現・北海道放送、スカイ・A解説者︶ ●倉持明︵現・千葉テレビ放送解説者︶ ●黒江透修 ●駒田徳広 ●佐藤道郎 ●高橋良昌 ●富田勝 ●沼澤康一郎 ●古沢憲司 ●松岡弘 ●水上善雄 ●簑田浩二︵2001年まで出演︶ ●森徹 ●山崎裕之︵現・文化放送解説者︶実況アナウンサー・リポーター
●植草朋樹︵元RKB毎日放送アナウンサー・2005年から試合中継のほとんどを実況している︶ ●斉藤一也︵一時報道中心に移行したが、2008年から再登場︶ ●島田弘久 ●中川聡 ●矢内雄一郎 過去の実況アナウンサー・リポーター ●四家秀治︵元RKB毎日放送アナウンサー 2007年の人事異動で報道部記者転籍︶ ●赤平大 ︵以下は戦国ナイターなど前身番組時代の出演︶ ●金子勝彦 ●宮和夫 ●藤吉次郎 ●久保田光彦 ●岡野忠元︵主としてベンチレポーター︶ ●梅津智史︵同上︶ ●池谷亨︵同上︶ 他多数中継ゲスト解説者
2005年
●6月2日-日本ハムvs巨人戦 伊集院光︵芸能界屈指の日本ハムファンとして知られる。同系列﹃スポーツ魂﹄司会︶ ●6月8日-ロッテvs巨人戦 長嶋一茂︵巨人特別代表補佐︶ ※大阪地区:テレビ大阪のみオリックスvs阪神戦に差し替え︵差し替え放送の地域でもBSジャパンで視聴することができる︶ ●10月16日・10月17日-パシフィック・リーグプレーオフ第2S ソフトバンクvsロッテ戦 野村克也︵社会人野球・シダックス監督︹当時、現・東北楽天監督︺、南海ホークスOB︶2006年
●10月12日-パシフィック・リーグプレーオフ第2S日本ハムvsソフトバンク戦・10月25日-日本シリーズ第4戦日本ハムvs中日 里崎智也︵千葉ロッテマリーンズ・捕手︶2007年
●10月28日-日本シリーズ第2戦日本ハムvs中日 里崎智也︵千葉ロッテマリーンズ・捕手︶ ●11月1日-日本シリーズ第5戦中日vs日本ハム 三浦大輔︵横浜ベイスターズ・投手︶字幕テロップ
2005年
画面向かって右下に灰色を基調としたスコア・カウントが表示されている。真中から左は上から順にビジターチームの得点,ホームチームの得点,現在のイニング(○回表またはウラと表示)が表示されている(得点表示は、攻撃中のチームはオレンジ色で表示)。真中から右は上に走者の位置,下にボールカウントが表示されている。左下に選手の成績が表示されている。ちなみに、2006年2月の福岡Yahoo!JAPANドームで開催されたWBCの練習試合では、テレビ大阪のテロップが使用された。(デザインは同じだが、動きやフォントが異なる)2006年〜2007年
スコア・カウント表示方法は変更されていない(但し、得点表示の色は攻撃側,守備側とも白字となり攻撃側はチーム名の左側に赤色の縦線で示している)が、黒を基調としたものに変更されている。また、2006年のみスコア・カウント表示の下にTV TOKYO SPORTSと表示されていた。2008年〜
基本デザインについては前年までと変わらないが、画面右上にネクストバッター(日本テレビ、テレビ朝日中継に倣って︶の表示、選手データ表示の左側に選手の顔写真(テレビ朝日に倣って、同年からフジテレビでも出している)の追加、得点の入ったときのテロップに効果音︵一世代前のTBSのイメージに近い︶が追加されるなどマイナーチェンジが施された。テレビ東京系列局のローカル枠プロ野球中継
- TVhファイターズ中継(テレビ北海道 北海道日本ハムファイターズ戦 2008年限りで自社制作による中継から撤退のため、終了)
- 侍スタジアム(テレビ愛知 中日ドラゴンズ戦)
- TVO BASEBALL LIVE(テレビ大阪 阪神タイガース戦及びオリックスバファローズ戦)
- TVQスーパースタジアム(TVQ九州放送 福岡ソフトバンクホークス戦)
関連項目
- NHKプロ野球(NHK)
- PRIDE&SPIRIT 日本プロ野球(日本テレビ系)
- ザ・プロ野球(TBS系)
- BASEBALL SPECIAL〜野球道〜(フジテレビ系)
- スーパーベースボール(テレビ朝日系)