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オールド・ラング・サイン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
:Auld Lang Syne
オールド・ラング・サイン
和訳例:蛍の光

民謡、国歌の対象
スコットランドの旗 スコットランド

作詞 ロバート・バーンズ
作曲 不明
試聴
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Auld Lang Syne [ 1]



EU退2020129

[]


 Auld Lang Syne  old long since times gone by 

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\relative c' {
\new PianoStaff <<
\new Staff { \key f \major \time 4/4 \partial 4 
c4 f4. f8 f4 a4 g4. f8 g4 a4 f4 f4 a4 c4 d2. \bar "" \break
d4 c4. a8 a4 f4 g4. f8 g4 a4 f4. d8 d4 c4 f2. \bar "" \break
d'4 c4. a8 a4 f4 g4. f8 g4 d'4 c4. a8 a4 c4 d2. \bar "" \break
d4 c4. a8 a4 f4 g4. f8 g4 a4 f4. d8 d4 c4 f2. \bar "|."
}
\addlyrics {
Should auld ac -- quain -- tance be for -- got, and nev -- er brought to mind?
Should auld ac -- quain -- tance be for -- got, and days of auld lang syne?
For auld __ _ lang __ _ syne, my dear, for auld __ _ lang __ _ syne,
we'll tak a cup o' kind -- ness yet, for auld __ _ lang __ _ syne.
}
>>
}

作曲者不詳。日本でいうヨナ抜き音階と同じ音階による旋律である。

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歌詞を現在伝わる形にしたのは、スコットランドの詩人ロバート・バーンズである。

従来からの歌詞を下敷きにしつつ、事実上彼が一から書き直している。この歌詞は、旧友と再会し、思い出話をしつつ酒を酌み交わすといった内容である。

こうして採譜された「オールド・ラング・サイン」には、ハイドンベートーヴェンシューマンといった著名な作曲家たちも伴奏を付けたり編曲したりしている。

  原詞[1] 大意
1. Should auld acquaintance be forgot,
and never brought to mind ?
旧友は忘れていくものなのだろうか、
古き昔も心から消え果てるものなのだろうか。
CHORUS: コーラス:
For auld lang syne, my dear,
for auld lang syne,
友よ、古き昔のために、
we'll tak a cup o' kindness yet,
for auld lang syne.
親愛のこの一杯を飲み干そうではないか。
2. And surely ye'll be your pint-stoup !
And surely I'll be mine !
我らは互いに杯を手にし、いままさに、
And we'll tak a cup o' kindness yet,
for auld lang syne.
古き昔のため、親愛のこの一杯を飲まんとしている。
(CHORUS) (コーラス)
3. We twa hae run about the braes,
and pou'd the gowans fine ;
我ら二人は丘を駈け、可憐な雛菊を折ったものだ。
But we've wander'd mony a weary fit,
sin' auld lang syne.
だが古き昔より時は去り、我らはよろめくばかりの距離を隔て彷徨っていた。
(CHORUS) (コーラス)
4. We twa hae paidl'd in the burn,
frae morning sun till dine ;
我ら二人は日がら瀬に遊んだものだ。
But seas between us braid hae roar'd
sin' auld lang syne.
だが古き昔より二人を隔てた荒海は広かった。
(CHORUS) (コーラス)
5. And there's a hand my trusty fiere ! いまここに、我が親友の手がある。
And gies a hand o' thine ! いまここに、我らは手をとる。
And we'll tak a right gude-willie waught, いま我らは、良き友情の杯を飲み干すのだ。
for auld lang syne. 古き昔のために。
(CHORUS) (コーラス)

各国での使用例[編集]

「オールド・ラング・サイン」のメロディは、スコットランドだけでなく、その他の国にも浸透している。

日本[編集]

日本では古くより独自性の高い訳詞が付けられ、別れの曲「蛍の光」として知られ、卒業式などで歌われることが多い。なお、多くの公共施設や商業施設において、閉館・閉店直前のBGMとして流されるという認識が多い「蛍の光」だが、実際は原曲のオールド・ラング・サインを3拍子に編曲した「別れのワルツ」であることが多い。なお、「別れのワルツ」という名称自体の知名度が低いため、一般には「蛍の光」として認識される傾向にある。

韓国[編集]


 19481935使


[]




2020129EUAuld Lang syne[2]調[3][4]EU[5][ 2]

125[6]

使1972






[]


1954[ 3]調1960

19619&[ 4]

[]


BGM3

3MGM194021949'Farewell Waltz'EUGENE COSSMANN 

1953291953104000[7]

4USENBGMUSEN退退

2004CD-BOX BOX


[]


G Faith1999

  (2012

[]


20201218E

[]





[]


︿ 558202210ISBN 9784642059589

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 「Auld Lang Syne」の発音は、スコットランド語では「オールド・ラング・サイン」であるが(参照: DSL: Dictionary of the Scots Language / Dictionar o the Scots Leid)、英語圏の人たちは一般に「オウルド・ラング・ザイン」と発音する習慣である(参照: Merriam-Webster's Collegiate Dictionary, Tenth Edition (1999)。
  2. ^ スコットランドはイギリスを構成する地域では、もっともEU離脱反対派が多かった。
  3. ^ 「ゴット・ユア・トラブルズ」「雨のフィーリング」等のヒットを持つイギリスのバンド、ザ・フォーチュンズでは無い。
  4. ^ 1971年1月24日、日本武道館にて行われた「ザ・タイガース・ビューティフル・コンサート」の終盤で歌われた。

出典[編集]