キララエクスプレス
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キララエクスプレス は、広島県福山市・尾道市と愛媛県今治市・松山市を結ぶ高速バスである。昼行便が1日4往復運行されている。なお、この項目では、同じ名称で過去に運行されていた広島市と松山市を結ぶ高速バス﹁キララエクスプレス﹂についても説明する。
全便予約制だが、席は自由席︵座席定員制︶。当日空席がある場合は予約無しで乗車可能。
歴史[編集]
キララエクスプレスの名前は、1999年の西瀬戸自動車道︵しまなみ海道︶の全線開通に伴い、しまなみ海道を経由して松山市と広島県各地を結ぶ高速バス路線に与えられた名称である。当初広島県側は福山市・尾道市・広島市を発着地としていたが、すでに広島~松山間は瀬戸内海汽船・石崎汽船が運行する航路利用が一般的で、ほどなく広島線は廃止された。また福山市と尾道市は隣接しているため、両路線を統合して一部便が尾道市︵新尾道駅︶を経由するようになった。 ●1999年 ●5月2日 - 運行開始[1]。福山 - 松山線・尾道 - 松山線・広島 - 松山線がそれぞれ運行されていた。 ●10月31日 - 広島 - 松山線運行休止[1]。 ●2004年6月1日 - 福山 - 松山線と尾道 - 松山線が統合され、一部便が新尾道駅を経由する形に改められる。 ●2006年 ●4月29日 - 西瀬戸自動車道︵しまなみ海道︶島内区間の全通に伴い、新規開通区間上の瀬戸田・大島の各停留所及び北条に新規停車。 ●12月22日 - 旧・中国バスの事業廃止により、同社担当便を新・中国バス︵両備ホールディングスの100%子会社︶に移管。 ●2007年12月1日 - 所要時間の見直しを実施。 ●2011年1月11日 - ダイヤ改正により福山市内に新橋停留所設置とともに、全便が新尾道経由に変更。運行会社[編集]
現行 中国バス 本四バス開発 瀬戸内しまなみリーディング 伊予鉄バス 廃止 ジェイアール四国バス 広島交通 いずれも広島線のみ運行。なお、広島線はこのほか、伊予鉄バス、しまなみバス開発︵現 瀬戸内しまなみリーディング︶も運行していた。停車停留所[編集]
●︵停留所 - 停留所︶でくくった中での相互乗降はできない。 ︵福山駅前 - 広尾 - 千田BS - 福山本郷BS - 新尾道駅 - 向東BS - 向島BS - 因島大橋 - 因島重井BS︶ - 瀬戸田BS - 瀬戸田PA - ︵大島BS - 来島海峡BS - 北条 - 松山駅 - 松山市駅︶- 本四バス開発担当便のみ全国相互利用サービス対応のICカード(10カード)が利用可能(PASPYは利用不可)。
運行経路[編集]
- 福山市内 - 国道2号 - 国道182号 - 福山東IC - 山陽自動車道 - 尾道福山自動車道 - 尾道バイパス - 栗原IC - 国道184号 - 尾道市内(新尾道駅) - 国道184号 - 栗原IC - 尾道バイパス - 西瀬戸自動車道(しまなみ海道) - 今治IC - 国道196号 - 松山市内
運行回数[編集]
- 昼行4往復
車内設備[編集]
- 4列シート(閑散期の中国バス運航便では間合い運用の3列シート車が使われる)
- トイレ
脚注[編集]
- ^ a b 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '00年版』ジェー・アール・アール、2000年7月1日、192頁。ISBN 4-88283-121-X。