シェーンブルン宮殿

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座標: 北緯48度11分7秒 東経16度18分45秒 / 北緯48.18528度 東経16.31250度 / 48.18528; 16.31250

世界遺産 シェーンブルン宮殿と
庭園群
オーストリア
シェーンブルン宮殿
シェーンブルン宮殿
英名 Palace and Gardens of Schönbrunn
仏名 Palais et jardins de Schönbrunn
登録区分 文化遺産
登録基準 (1), (4)
登録年 1996年(ID786)
公式サイト 世界遺産センター(英語)
地図
シェーンブルン宮殿の位置
使用方法表示

殿: Schloss Schönbrunn殿使

殿ID786

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殿1672

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1683[1]

殿[]


1殿[1]

第1計画案[編集]

 
上:「シェーンブルン宮殿」第1案[3](1688年)
下:同時代の仏・ヴェルサイユ宮殿(1668年)

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2014殿[8]

庭園[編集]


西1.2km1km1779[5]
名称 画像 説明
グロリエッテ 長さ100メートルの回廊建築[6]1775年、宮廷付建築家のヨハン・フェルディナント・ヘッツェンドルフ・フォン・ホーエンベルクドイツ語版)によって建てられた[1]。対プロイセン戦の勝利と戦没者の慰霊のために立てたギリシャ建築の記念碑。付近にある池は、噴水や主庭園のための貯水池としての機能も有している[6]
ネプチューンの噴水池ドイツ語版 海神ネプチューンの下に、息子アキレストロイへの旅の無事を祈るテティスの姿が造形されている[9]。その他、海の神々の半人半獣像が河馬とともに群像を形造っている[9]
ローマの廃墟 実際の廃墟ではなく、あえて「ローマの廃墟」風に新築されたもの。1776年、ホーエンベルクによって設計された[5]モルダウ川エルベ川と合流する光景を暗示している[9]
オベリスクブルネンドイツ語版 1777年、ホーエンベルクによって設計された[5]
ボスケ英語版 なお、シェーンブルンの庭園において最も美しいボスケは、ニンフの池泉のものとされる[10]
日本庭園 1913年、皇位継承者フランツ・フェルディナント大公ジャポニスムの影響で造営させた。造営させた張本人の大公はその翌年にサラエボ事件で斃れ、続く第一次世界大戦でオーストリアの庭師たちの多くが死ぬと、由緒不明になり、荒廃して「アルプス風庭園」と呼ばれるようになった。その後、1996年3月の山田貴恵(日本ガルテン協会国際部長)の指摘がきっかけで日本庭園であると判明し、日本の協力のもとで修復・再整備された。

植物園[編集]

パルメンハウス
詳細は「パルメンハウスドイツ語版」を参照。

動物園[編集]

シェーンブルン動物園

1752

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  • (1) 人類の創造的才能を表現する傑作。
  • (4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。

ギャラリー[編集]

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n 岡崎(1970), p. 10.
  2. ^ a b c 河野(2009), p. 40.
  3. ^ 岡崎(1970), p. 12.
  4. ^ a b 中村(1985), p. 99.
  5. ^ a b c d e f g 岡崎(1970), p. 11.
  6. ^ a b c 岡崎(1970), p. 13.
  7. ^ a b c 河野(2009), p. 41.
  8. ^ “ウィーンの宮殿が宿泊可能に、1泊10万円から”. ロイター (ロイター通信社). (2014年3月27日). http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPTYEA2Q04620140327?rpc=188 2014年3月31日閲覧。 
  9. ^ a b c 岡崎(1970), p. 14.
  10. ^ 岡崎(1970), p. 15.

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342197010-15doi:10.5632/jila1934.34.2_10ISSN 0387-7248NAID 110004660308 

1()(:)[I]355 198592-99 

1() : :(II)365 198684-92 

︿1990820ISBN 4-06-149017-6 

︿20091125ISBN 978-4-12-102032-1 

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 - 殿

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