ロジャー・ディーキンス
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ロジャー・ディーキンス Roger Deakins, CBE | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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![]() 第83回アカデミー賞にて。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
本名 | Roger Alexander Deakins | ||||||||||||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1949年5月24日(75歳) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
出生地 |
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職業 | 撮影監督 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
『バートン・フィンク』 『ショーシャンクの空に』 『ファーゴ』 『ビッグ・リボウスキ』 『ビューティフル・マインド』 『ヴィレッジ』 『ノーカントリー』 『愛を読むひと』 『トゥルー・グリット』 『007 スカイフォール』 『プリズナーズ』 『ブレードランナー2049』 『1917 命をかけた伝令』 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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ロジャー・アレクサンダー・ディーキンス︵Roger Alexander Deakins, CBE、1949年5月24日 - ︶は、イギリスの映画撮影監督。
経歴[編集]
バースのアート・カレッジBath School of Art and Designでグラフィック・デザインを学んでいたが、写真へ転向、National Film and Television Schoolで学ぶ。その後カメラマンやアシスタントとしてドキュメンタリー作品の撮影現場で働く。1975年から劇映画の撮影を手がけるようになり、1990年にはじめてアメリカ映画の撮影に携わる。特に1991年の﹃バートン・フィンク﹄以来、﹃バーン・アフター・リーディング﹄、﹃インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌﹄、﹃バスターのバラード﹄以外すべてのコーエン兄弟作品の撮影を手がけており、他にもサム・メンデス、ドゥニ・ヴィルヌーヴなどの監督作品に参加することが多い。 1994年に﹃ショーシャンクの空に﹄でアカデミー撮影賞に初ノミネートされて以降、﹁13回無冠のままノミネート﹂というジョージ・フォルシーと並ぶ記録を作り上げ、2007年の第80回アカデミー賞では、﹃ノーカントリー﹄と﹃ジェシー・ジェームズの暗殺﹄の2作品でダブルノミネートされるという、第45回アカデミー賞でロバート・サーティースが成し遂げて以来35年ぶりの快挙を果たしたが、やはり受賞には至らなかった。しかし、14回目のノミネートとなった、2017年の﹃ブレードランナー 2049﹄で遂に念願の初受賞を果たし、その僅か2年後には﹃1917 命をかけた伝令﹄で2回目となるオスカー受賞を果たした。また、本作で5度目となる英国アカデミー賞 撮影賞を受賞し、同部門における歴代最多受賞の記録を樹立した[1] 長年フィルムによる撮影を行ってきたが、2011年の﹃TIME/タイム﹄からデジタルシネマに移行している。主な作品[編集]
撮影監督作品 ★ … アカデミー撮影賞受賞作品、 ☆ … 同ノミネート作品 ●1984 Nineteen Eighty-Four ︵1984年︶ ●シド・アンド・ナンシー Sid and Nancy ︵1986年︶ ●白い炎の女 White Mischief ︵1987年︶ ●ストーミー・マンディ Stormy Monday ︵1988年︶ ●愛と野望のナイル Mountains of the Moon ︵1990年︶ ●ロング・ウォーク・ホーム The Long Walk Home ︵1990年︶ ●バートン・フィンク Barton Fink ︵1991年︶ ●殺人課 Homicide ︵1991年︶ ●パッション・フィッシュ Passion Fish ︵1992年︶ ●サンダーハート Thunderheart ︵1992年︶ ●秘密の花園 The Secret Garden ︵1993年︶ ●未来は今 The Hudsucker Proxy ︵1994年︶ ●ショーシャンクの空に The Shawshank Redemption ︵1994年︶ ☆ ●デッドマン・ウォーキング Dead Man Walking ︵1995年︶ ●ファーゴ Fargo ︵1996年︶ ☆ ●戦火の勇気 Courage Under Fire ︵1996年︶ ●クンドゥン Kundun ︵1997年︶ ☆ ●ビッグ・リボウスキ The Big Lebowski ︵1998年︶ ●マーシャル・ロー The Siege ︵1998年︶ ●ザ・ハリケーン The Hurricane ︵1999年︶ ●地上より何処かで Anywhere But Here ︵1999年︶ ●オー・ブラザー! O Brother, Where Art Thou? ︵2000年︶ ☆ ●バーバー The Man Who Wasn't There ︵2001年︶ ☆ ●ビューティフル・マインド A Beautiful Mind ︵2001年︶ ●ディボース・ショウ Intolerable Cruelty ︵2003年︶ ●砂と霧の家 House of Sand and Fog ︵2003年︶ ●レディ・キラーズ The Ladykillers ︵2004年︶ ●ヴィレッジ The Village ︵2004年︶ ●ジャーヘッド Jarhead ︵2005年︶ ●ジェシー・ジェームズの暗殺 The Assassination of Jesse James by the Coward Robert Ford ︵2007年︶ ☆ ●ノーカントリー No Country for Old Men ︵2007年︶ ☆ ●ダウト〜あるカトリック学校で〜 Doubt ︵2008年︶ ●レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで Revolutionary Road ︵2008年︶ ●愛を読むひと The Reader ︵2008年︶ ☆ ※クリス・メンゲスと連名 ●シリアスマン A Serious Man ︵2009年︶ ●トゥルー・グリット True Grit ︵2010年︶ ☆ ●カンパニー・メン The Company Men ︵2011年︶ ●TIME/タイム In Time ︵2011年︶ ●007 スカイフォール Skyfall ︵2012年︶ ☆ ●プリズナーズ Prisoners ︵2013年︶ ☆ ●不屈の男 アンブロークン Unbroken ︵2014年︶ ☆ ●ボーダーライン Sicario ︵2015年︶ ☆ ●ヘイル、シーザー! Hail, Caesar! (2016年) ●ブレードランナー 2049 Blade Runner 2049 ︵2017年︶ ★ ●ザ・ゴールドフィンチ The Goldfinch (2019年) ●1917 命をかけた伝令 1917 ︵2019年︶★ ●エンパイア・オブ・ライト Empire of Light (2022年) ヴィジュアル・コンサルタント作品 ●WALL・E WALL-E ︵2008年︶ ●ヒックとドラゴン How to Train Your Dragon ︵2010年︶ ●ランゴ Rango ︵2011年︶ ●ガーディアンズ 伝説の勇者たち Rise of the Guardians ︵2012年︶ ●クルードさんちのはじめての冒険 The Croods ︵2013年︶ ●ヒックとドラゴン2 How to Train Your Dragon 2 ︵2014年︶史上最高の映画ベスト10[編集]
2013年に彼が選んだ﹁史上最高の映画ベスト10﹂を記した手書きのメモが公開された[2]。- 1位『ワイルドバンチ』(サム・ペキンパー監督)
- 2位『炎628』(エレム・クリモフ監督)
- 3位『甘い生活』(フェデリコ・フェリーニ監督)
- 4位『博士の異常な愛情』(スタンリー・キューブリック監督)
- 5位『サムライ』(ジャン=ピエール・メルヴィル監督)
- 6位『影の軍隊』(ジャン=ピエール・メルヴィル監督)
- 7位『ウエスタン』(セルジオ・レオーネ監督)
- 8位『若者のすべて』(ルキノ・ヴィスコンティ監督)
- 9位『さすらいの二人』(ミケランジェロ・アントニオーニ監督)
- 10位『パリ、テキサス』(ヴィム・ベンダース監督)
参考文献[編集]
- ^ “Legendary Devon filmmaker Roger Deakins wins at the BAFTAs”. 2020年3月2日閲覧。
- ^ “名撮影監督ロジャー・ディーキンスが選ぶ「史上最高の映画ベスト10」”. 2013年10月2日閲覧。