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ヴァルター・ベンヤミン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヴァルター・ベンヤミン
Walter Bendix Schoenflies Benjamin
生誕 (1892-07-15) 1892年7月15日
ドイツの旗 ドイツ
プロイセンの旗 プロイセン王国
ベルリン
死没 (1940-09-26) 1940年9月26日(48歳没)
スペインの旗 スペイン
カタルーニャ州の旗 カタルーニャ州
ポルトボウ
時代 20世紀の哲学
地域 西洋哲学
学派 大陸哲学
フランクフルト学派
研究分野 美学
形而上学認識論
歴史哲学
文芸評論文学理論
言語哲学
主な概念 アレゴリー
アウラ
Aestheticization
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Walter Bendix Schoenflies Benjamin['valtɐ 'bεnjami:n]1892715 - 1940926

[1]homme de lettres

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成立(1936年-1939年?)

初版は1936年に社会学研究所の紀要として『社会研究時報』に掲載された。初版はフランス語に訳出される際、訳者によって修正および若干の構成変更が入っている[注釈 1]。その後『複製技術時代の芸術』はドイツ語で出版されるが、最終的にこの著作は1936年から1939年まで、つまりベンヤミンがスペインで自殺を遂げる前年まで、本人は書き直していた。なお、本書は出版されているものの中でも幾つか版があり、内容もそれぞれによって大きく異なっている。

この著作には彼の主要な思想の一つである「アウラ」(オーラ)の概念が著されている。後述「主要概念」を参照。

『写真小史』[編集]


19(Jean-Eugène Atget)

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 [4]David MauasWho Killed Walter Benjamin[5][ 4]

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[6][7]宿[8]

関連文献[編集]

  • リーザ・フィトコ 『ベンヤミンの黒い鞄 亡命の記録』(野村美紀子訳、晶文社、1993年、ISBN 4794961219
  • テオドール・W.アドルノ 『ヴァルター・ベンヤミン』(大久保健治訳、晶文社、2006年)
  • 三島憲一 『ベンヤミン―破壊・収集・記憶』(現代思想の冒険者たち09:講談社、1998年/岩波現代文庫、2019年)
  • 三原弟平 『ベンヤミンと女たち』(青土社、2003年)
  • 仲正昌樹 『ヴァルター・ベンヤミン』(作品社、2011年)
  • 柿木伸之 『ヴァルター・ベンヤミン 闇を歩く批評』(岩波新書、2019年)
  • 『ベンヤミン 救済とアクチュアリティ』(河出書房新社<KAWADE道の手帖>、2006年)
  • 『ベンヤミン BEGINNERS』(ハワード・ケイギルほか、久保哲司訳、ちくま学芸文庫、2009年)
  • 野村修 『ベンヤミンの生涯』(平凡社選書、1977年/平凡社ライブラリー、1994年)
  • ゲルショム・ショーレム『わが友ベンヤミン』(野村修訳、晶文社、1978年)
  • 『ブレヒトの思い出』(法政大学出版局、1973年、新版1986年)- ベンヤミン他の論考
  • ハンナ・アーレント 『暗い時代の人々』(阿部斉訳、河出書房新社/ちくま学芸文庫、2005年)- ベンヤミン回想
  • ユダヤにおける政治神学:W・ベンヤミンとG・ショーレム』 (E. ジェイコブソン、神戸・ユダヤ文化研究会, 機関誌『港』、2000年). Eric Jacobson, Metaphysics of the Profane. The political Theology of Walter Benjamin and Gershom Scholem. New York: Columbia University Press, 2003.

関連項目[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ この修正についてベンヤミンは始終気にしていた様子である。ヴェルナー・クラフト宛て1936年8月11日の書簡では初稿のフランス語版の構成について心配している様子がうかがえる。[2]
  2. ^ 「概要」「覚え書および資料」と内容が重複するため、日本語版では割愛されている。
  3. ^ 「概要」「覚え書および資料」と内容が重複するため、日本語版では割愛されている。
  4. ^ 著作家アーサー・ケストラーは自叙伝『目に見えぬ文字』中、同じくナチスからの逃亡中に旧友のベンヤミンと邂逅し、彼が所持していたモルヒネを半分分けて貰ったという回想をしている。ベンヤミンはこれを捕まったら使用するつもりであったようで、本人曰く「これだけあれば馬も殺せる」ということであった。ケストラーによると、ベンヤミンがモルヒネを使ったのは、ピレネーを越えスペインで捕まりフランスに送還すると通告された直後であったとのことである

出典[編集]



(一)^ 1993Who Killed Walter Benjamin?, a documentary film about the circumstances of Benjamin's death David Mauas

(二)^ II 1929-1940 15198777 p.176

(三)^ 1

(四)^ 1993

(五)^ Who Killed Walter Benjamin?, a documentary film about the circumstances of Benjamin's death David Mauas

(六)^ 88 1990142

(七)^ 200047

(八)^ 62012137

外部リンク[編集]