下村敦史
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誕生 |
1981年7月9日(42歳)[1] 日本・京都府 |
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職業 | 小説家、推理作家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
活動期間 | 2014年 - |
ジャンル | 推理小説 |
主な受賞歴 | 江戸川乱歩賞(2014年) |
デビュー作 | 『闇に香る嘘』(2014年) |
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下村 敦史︵しもむら あつし、1981年7月9日[1] -︶は、日本の小説家・推理作家。京都府生まれ[2]。
略歴[編集]
1999年に京都府立向陽高等学校II類理数系を自主退学し[1]、同年大学入学資格検定合格。 2006年より9年連続で江戸川乱歩賞に挑戦。2014年、5度目の最終候補となった﹃闇に香る嘘﹄︵応募時のタイトルは﹃無縁の常闇に嘘は香る﹄︶で第60回江戸川乱歩賞を受賞し小説家デビュー[2]。選考委員の有栖川有栖は﹁相対評価ではなく、絶対評価でA﹂、今野敏は﹁自信をもって世に出せるものを送り出せた。ぜひ期待してほしい﹂と語った[3]。文学賞受賞・候補歴[編集]
太字が受賞したもの ●2007年 - ﹁過去からの殺人﹂で第10回角川学園小説大賞︵ヤングミステリー&ホラー部門︶候補。 ●2007年 - ﹁暗き情熱のアレーナ﹂で第53回江戸川乱歩賞候補[4]。 ●2008年 - ﹁贖罪に鳴る鐘――サグラダ・ファミリア﹂で第54回江戸川乱歩賞候補[5]。 ●2011年 - ﹁牙を剥く大地﹂で第57回江戸川乱歩賞候補[6]。 ●2012年 - ﹁希望の地は、遥か遠く﹂で第58回江戸川乱歩賞候補[7]。 ●2014年 - ﹃闇に香る嘘﹄で第60回江戸川乱歩賞受賞[8]。 ●2015年 - ﹁死は朝、羽ばたく﹂で第68回日本推理作家協会賞︵短編部門︶候補。 ●2019年 - ﹃黙過﹄で第21回大藪春彦賞候補。 ●2019年 - ﹃告白の余白﹄で第7回京都本大賞候補。ミステリ・ランキング[編集]
●週刊文春ミステリーベスト10 ●2014年 - ﹃闇に香る嘘﹄2位 ●2020年 - ﹃同姓同名﹄13位 ●このミステリーがすごい! ●2015年 - ﹃闇に香る嘘﹄3位 ●2016年 - ﹃生還者﹄15位 ●2019年 - ﹃黙過﹄32位 ●本格ミステリ・ベスト10 ●2015年 - ﹃闇に香る嘘﹄17位 ●2020年 - ﹃絶声﹄25位 ●2021年 - ﹃同姓同名﹄25位 ●ミステリが読みたい! ●2015年 - ﹃闇に香る嘘﹄11位作品リスト[編集]
単著[編集]
●闇に香る嘘︵2014年8月 講談社 / 2016年8月 講談社文庫︶ ●叛徒︵2015年1月 講談社 / 2018年1月 講談社文庫︶ ●生還者︵2015年7月 講談社 / 2017年7月 講談社文庫︶ ●真実の檻︵2016年3月 KADOKAWA / 2018年5月 角川文庫︶ ●難民調査官︵2016年5月 光文社︶ ●︻改題︼フェイク・ボーダー 難民調査官︵2019年7月 光文社文庫︶ ●失踪者︵2016年9月 講談社 / 2018年9月 講談社文庫︶ ●告白の余白︵2016年11月 幻冬舎 / 2018年12月 幻冬舎文庫︶ ●サイレント・マイノリティ 難民調査官︵2017年4月 光文社 / 2019年8月 光文社文庫︶ - ﹃フェイク・ボーダー 難民調査官﹄の続編 ●緑の窓口 〜樹木トラブル解決します〜︵2017年8月 講談社 / 2020年4月 講談社文庫︶ ●サハラの薔薇︵2017年12月 KADOKAWA / 2019年12月 角川文庫︶ ●黙過︵2018年4月 徳間書店 / 2020年9月 徳間文庫︶ ●悲願花︵2018年12月 小学館 / 2021年3月 小学館文庫︶ ●刑事の慟哭︵2019年5月 双葉社 / 2021年7月 双葉文庫︶ ●絶声︵2019年8月 集英社 / 2021年10月 集英社文庫︶ ●コープス・ハント︵2020年1月 KADOKAWA / 2022年2月 角川文庫︶ ●法の雨︵2020年4月 徳間書店 / 2023年7月 徳間文庫︶ ●同姓同名︵2020年9月 幻冬舎 / 2022年9月 幻冬舎文庫︶ ●ヴィクトリアン・ホテル︵2021年2月 実業之日本社 / 2023年2月 実業之日本社文庫︶ ●白医︵2021年5月 講談社/ 2024年4月 講談社文庫︶ ●アルテミスの涙︵2021年9月 小学館/ 2023年11月 小学館文庫︶ ●情熱の砂を踏む女︵2022年4月 徳間書店︶ ●ロスト・スピーシーズ︵2022年8月 KADOKAWA︶ ●逆転正義︵2023年8月 幻冬舎︶ ●そして誰かがいなくなる︵2024年2月 中央公論新社︶雑誌掲載短編[編集]
●死は朝、羽ばたく︵講談社﹃小説現代﹄2014年9月号︶ ●無実の証明︵KADOKAWA﹃小説 野性時代﹄2015年4月号︶ ●見えざる悪意︵KADOKAWA﹃小説 野性時代﹄2015年6月号︶ ●司法の檻︵KADOKAWA﹃小説 野性時代﹄2015年7月号︶ ●沈黙の時︵KADOKAWA﹃小説 野性時代﹄2015年8月号︶ ●毀れた救済︵KADOKAWA﹃小説 野性時代﹄2015年9月号︶ ●選ばれた命︵講談社﹃小説現代﹄2015年9月号︶ ●光差す海へ︵連作︶︵KADOKAWA﹃小説 野性時代﹄2015年10月号・11月号︶ ●狙われた記憶︵講談社﹃小説現代﹄2018年9月号︶アンソロジー[編集]
﹁﹂内が下村敦史の作品- ザ・ベストミステリーズ 2015 推理小説年鑑(2015年5月 講談社)「死は朝、羽ばたく」
- 【分冊・改題】Acrobatic 物語の曲芸師たち ミステリー傑作選(2018年10月 講談社文庫)
- ベスト本格ミステリ 2015(2015年6月 講談社ノベルス)「死は朝、羽ばたく」
- 【再編集・改題】ベスト本格ミステリ TOP5 短編傑作選001(2018年12月 講談社文庫)
- アイアムアヒーロー THE NOVEL(2016年4月 小学館 / 2017年3月 小学館文庫)「一筋の希望」
- 1968 三億円事件(2018年12月 幻冬舎文庫)「楽しい人生」
- 超短編! 大どんでん返し(2021年2月 小学館文庫)「人を憎んで罪を憎まず」
- 短編ホテル(2021年9月 集英社文庫)「聖夜に」
- 警官の道(2021年12月 KADOKAWA)「見えない刃」
脚注[編集]
(一)^ abc会員名簿 下村敦史|日本推理作家協会
(二)^ ab下村敦史︵インタビュアー‥竹縄昌︶﹁︻BOOK︼巧みな伏線…手探りで描写した盲目の主人公の不安﹂﹃zakzak﹄、2014年9月20日。2014年9月21日閲覧。
(三)^ “第60回﹁江戸川乱歩賞﹂、下村敦史氏の﹁無縁の常闇に嘘は香る﹂”. 新文化 (2014年5月14日). 2022年9月14日閲覧。
(四)^ 2007年 第53回 江戸川乱歩賞|日本推理作家協会
(五)^ 2008年 第54回 江戸川乱歩賞|日本推理作家協会
(六)^ 2011年 第57回 江戸川乱歩賞|日本推理作家協会
(七)^ 2012年 第58回 江戸川乱歩賞|日本推理作家協会
(八)^ 2014年 第60回 江戸川乱歩賞|日本推理作家協会
外部リンク[編集]
- 下村敦史 (@atushishimomura) - X(旧Twitter)