松月院
松月院 | |
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所在地 |
〒175-0092 東京都板橋区赤塚8丁目4番9号[1] |
位置 | 北緯35度46分53秒 東経139度38分51秒 / 北緯35.781389度 東経139.6475度座標: 北緯35度46分53秒 東経139度38分51秒 / 北緯35.781389度 東経139.6475度 |
山号 | 萬吉山[2] |
宗旨 | 曹洞宗[1] |
開山 | 曇英慧翁[2] |
開基 | 千葉自胤[1][2] |
正式名 | 萬吉山宝持寺松月院 |
法人番号 | 5011405000389 |
松月院︵しょうげついん︶は、東京都板橋区赤塚にある曹洞宗の寺院。山号は萬吉山︵ばんきざん︶。正式名称は、萬吉山宝持寺松月院。
赤塚大堂
赤塚大堂の梵鐘︵重要美術品、板橋区立郷土資料館にて展示︶
近隣にある寺院で、松月院が管理している。
現在では阿弥陀堂と梵鐘のみ残されているが、創建は大同年間︵806-810年︶と板橋区最古を誇る。﹃新編武蔵風土記稿﹄によれば、往時は七堂伽藍を構えた大寺院であったが、戦国時代の永禄年間に長尾景虎の小田原攻めに巻き込まれて焼失したという[4][5]。1955年︵昭和30年︶3月28日、東京都旧跡に指定された[4]。
また、暦応3年︵1340年︶作の大堂梵鐘は都内最古のもので、1949年︵昭和24年︶5月28日に重要美術品に認定されている[6]。銘文は以下の通り[7][8]。
武蔵州豊嶋郡赤塚泉福寺真福寺両寺鐘銘
驚沈潜之幽蟄 破衆生之大夢 莫先於
鐘也 武州豊嶋彼両寺者 前朝全盛之
時所建 具体古招提也 独 欠簨簴之
器 可謂欠典矣 今快賢阿闍梨 幹衆
縁鋳巨鐘 厥志動矣 若夫 豊嶺霜降
祇園月明 揚音於大千沙界 伝益於未
来無窮 命中岩銘 銘曰
武之豊郡 州之重鎮 崇崇福山
裒我彦俊 鳧氏范鏞 以落以釁
大扣大鳴 鯨吼霆震 啓昏迪迷
遐邇咸進 劫石有消 洪音無尽
暦応三庚辰四月初八日筆執三位親慶
大工平次五郎行次
勧進沙門治部阿闍梨快賢