神奈川県立茅ケ崎北陵高等学校
(神奈川県立茅ヶ崎北陵高等学校から転送)
神奈川県立茅ケ崎北陵高等学校 | |
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北緯35度21分43.5秒 東経139度23分51.1秒 / 北緯35.362083度 東経139.397528度座標: 北緯35度21分43.5秒 東経139度23分51.1秒 / 北緯35.362083度 東経139.397528度 | |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 神奈川 |
設立年月日 | 1963年(昭和38年)10月16日 |
創立記念日 | 11月1日 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学期 | 2学期制 |
学校コード | D114220710028 |
高校コード | 14163B |
所在地 | 〒253-0081 |
外部リンク | 公式サイト (日本語) |
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神奈川県立茅ケ崎北陵高等学校︵かながわけんりつ ちがさきほくりょう こうとうがっこう︶は、神奈川県茅ヶ崎市下寺尾に所在する公立の高等学校。1963年︵昭和38年︶に設置された。高等学校の略称は北陵︵ほくりょう︶。
概観
丘陵の上に位置し、のどかな風景を望める立地である。校舎の建替えが計画されていたが、工事に先立ち2002年︵平成14年︶に実施された埋蔵文化財の発掘調査で、古代の官衙︵相模国高座郡の郡衙︶等を含む遺跡が発見され︵下寺尾官衙遺跡群︶、計画は中止された[3]。2009年︵平成21年︶には従来からの校舎の基礎を利用した新校舎建設補強工事が進められる計画で体育以外の授業は仮校舎で行われていたが、2014年︵平成26年︶に校舎の建て替えを正式に断念し、旧校舎の取り壊しが行われた。現在地から茅ヶ崎市以外の近隣地も含めた移転場所が選定される予定である。なお下寺尾官衙遺跡群は、2015年︵平成27年︶3月10日に国の史跡に指定された[4]。 サッカー部、ソフトテニス部、女子バスケットボール部は県内でも強豪で、関東大会や全国大会に出場経験を持つ。北陵の﹁応援旗﹂には18回生の野口聡一が携え宇宙を飛行したのでNASAの﹁飛行証明﹂がある[5]。設置学科
●普通科沿革
●1963年︵昭和38年︶10月16日 - 神奈川県立茅ケ崎北陵高等学校設立[3]。全日制課程、普通科設置。 ●1964年︵昭和39年︶4月5日 - 全日制課程、普通科の高等学校として第1回入学式挙行[5]。 ●1964年︵昭和39年︶5月28日 - 開校式挙行。 ●1966年︵昭和41年︶5月20日 - 校歌制定。 ●1966年︵昭和41年︶8月20日 - 校旗制定。 ●2002年︵平成14年︶ - 校舎の建替えが計画されていたが、発掘調査で古代高座郡の役所である高座郡衙等の遺跡が発見され︵下寺尾官衙遺跡群︶、計画は中止された[3][6][7]。 ●2006年︵平成18年︶4月 - 臨時新校舎へ移転[3]。 ●2013年︵平成25年︶ - 遺跡を傷つけないため校舎の基礎上に木造校舎を建てる計画を打ち出すがこれも中止となる[3]。 ●2016年︵平成28年︶6月29日 - 茅ヶ崎市議会の第2回定例会では市外を含めて早急に新築・移転することを神奈川県に求める請願を採択したが高校の名称にふさわしい場所や茅ヶ崎市内の場所への移転を推進すべきだという意見もだされた[3]。進学実績
2021年度の大学合格者数は、国立大学が20名、公立大学が12名、慶應義塾大学が2名、早稲田大学が13名、明治大学が42名などである[8]。基礎データ
所在地
●旧校舎敷地︵グラウンド、体育館、テニスコート、武道場︶ 所在地 ●神奈川県茅ヶ崎市下寺尾515番地[1]北緯35度21分49.6秒 東経139度23分53.1秒 ●臨時校舎 所在地 ●神奈川県茅ヶ崎市下寺尾128番地[2]北緯35度21分43.5秒 東経139度23分51.1秒通学区域
茅ヶ崎市、平塚市、寒川町、藤沢市から通う生徒が多い。 自転車通学をする生徒が多く、全生徒分の駐輪場が確保されている。アクセス
鉄道 ●JR相模線香川駅から徒歩で約12分。 ●JR相模線寒川駅から徒歩で約15分。 バス ●茅ケ崎駅北口2番乗り場より神奈川中央交通﹁茅19・茅82﹂で﹁北陵高校入口﹂バス停下車。 ●香川駅よりえぼし号新芹沢コースで﹁北陵高校入口﹂バス停下車。校歌
作詞は清水脩、作曲は加藤寿雄・村田邦夫によるもの。学校行事
●体育祭 - 毎年6月に開催[9][10]。 ●北陵祭︵文化祭︶- 毎年9月に開催[9][10]。 ●球技大会 - 毎年11月に開催[9]。 ●マラソン大会 - 毎年2月に平塚市総合公園で開催[9]。以前は、茅ヶ崎市中海岸付近の海岸で開催されていた。 ●合唱コンクール - 毎年3月に茅ヶ崎市民文化会館で開催[9]。 ●北陵・鶴嶺交流戦 - 神奈川県立鶴嶺高等学校と部活動対抗で毎年開催される[9]。部活動
部活動の主要な出典は公式サイト[11]。運動部
文化部
著名な出身者
- 上杉謙太郎[12](政治家、衆議院議員)
- 木村俊雄[13](政治家、寒川町長)
- 小林稔(自動車写真家)
- 齋藤麻未(女子バスケットボール選手)
- 佐川光晴[14](作家)
- 関真也[15](弁護士)
- 徳田章[16](元NHKアナウンサー)
- 中澤系[17](歌人)
- 鳴神響一[18](小説家)
- 根本雄伯[17](ホルン奏者、作曲家、指揮者)
- 野口聡一[19][20](元宇宙飛行士)
- 藤井南美[21](気象予報士)
- 藤田安澄[22](フットサル選手)
- 別府匠[23](自転車プロロードレース選手、愛三工業レーシング監督)
- 深井夢[24](女子バスケットボール選手)
- 三澤拓哉[18](映画監督)
- ミマス[25](歌手、作曲家)
- ヨシタケシンスケ(イラストレーター)
- 清水雅彦(憲法学者)
- 黒岩健一郎(経営学者)
- 中川通成(TBSテレビコンテンツ制作局制作開発部長)
- 日暮泰文(音楽評論家)
- アキコ・グレース(ジャズ・ピアニスト)
- 清水友美(アーティスト)
脚注
注釈
出典
(一)^ ab神奈川県立茅ヶ崎崎北陵高等学校 - ウェイバックマシン︵2005年3月8日アーカイブ分︶
(二)^ ab“神奈川県立茅ヶ崎北陵高等学校”. 神奈川県立茅ヶ崎北陵高等学校. 2019年1月15日閲覧。
(三)^ abcdef“茅ケ崎北陵高の移転難航 用地なく、仮設校舎13年目に”. カナロコ|神奈川新聞ニュース. 2019年2月6日閲覧。
(四)^ 茅ヶ崎市教育委員会教育推進部社会教育課文化財保護担当 (2023年3月31日). “下寺尾官衙遺跡群とは”. 茅ヶ崎市. 2023年12月17日閲覧。
(五)^ ab“歴史と環境”. 神奈川県立茅ヶ崎北陵高等学校. 2019年2月6日閲覧。
(六)^ “県立茅ヶ崎北陵高校 移転めど立たず仮設10年 今年度予算 関係費見送り”. 茅ヶ崎|タウンニュース. 2019年2月6日閲覧。
(七)^ “茅ヶ崎市公式ホームページ 史跡﹁下寺尾官衙遺跡群﹂”. 2019年2月6日閲覧。
(八)^ “大学・短大別合格状況” (PDF). 神奈川県立茅ヶ崎北陵高等学校. 2017年4月6日閲覧。
(九)^ abcdef“学校行事”. 神奈川県立茅ケ崎北陵高等学校. 2017年9月18日閲覧。
(十)^ ab“学校長のごあいさつ”. 神奈川県立茅ケ崎北陵高等学校. 2017年9月18日閲覧。
(11)^ “部活動”. 神奈川県立茅ケ崎北陵高等学校. 2019年3月2日閲覧。
(12)^ 上杉けんたろう︵公式︶アーカイブ
(13)^ “第23代寒川町長に就任した 木村俊雄さん”. タウンニュース (タウンニュース社). (2011年9月23日) 2021年2月22日閲覧。
(14)^ “県立茅ケ崎北陵︵2︶ - 神奈川 - 地域”. 朝日新聞デジタル. 2019年4月26日閲覧。
(15)^ “関真也”. TMI総合法律事務所. 2019年4月26日閲覧。
(16)^ “県立茅ケ崎北陵︵3︶ - 神奈川 - 地域”. 朝日新聞デジタル. 2019年4月26日閲覧。
(17)^ ab“県立茅ケ崎北陵︵4︶ - 神奈川 - 地域”. 朝日新聞デジタル. 2019年4月26日閲覧。
(18)^ ab“県立茅ケ崎北陵︵5︶ - 神奈川 - 地域”. 朝日新聞デジタル. 2019年4月26日閲覧。
(19)^ Astronaut Bio: S. Noguchi 4/98︵英語︶︵アメリカ航空宇宙局︶アーカイブ
(20)^ “県立茅ケ崎北陵︵1︶ - 神奈川 - 地域”. 朝日新聞デジタル. 2019年4月26日閲覧。
(21)^ ビバ・ラ・ジョビ 藤井南美さん
(22)^ “県立茅ケ崎北陵︵7︶ - 神奈川 - 地域”. 朝日新聞デジタル. 2019年5月25日閲覧。
(23)^ “Takk!×3 、 別府 匠 Takumi BEPPU Official Site: BIOGRAPHY”. 有限会社ブルーフォート (2007年1月30日). 2019年4月26日閲覧。
(24)^ 神奈川県立茅ケ崎北陵高等学校 - バスケットボール女子日本リーグのプロフィール
(25)^ “ミマス|音楽っていいなぁ、を毎日に。”. Webマガジン﹁ONTOMO﹂. 2019年4月26日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 神奈川県立茅ヶ崎北陵高等学校(公式サイト)
- 神奈川県立茅ヶ崎北陵高等学校同窓会
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