辺川駅
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辺川駅 | |
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ホーム全景(2008年5月) | |
へがわ Hegawa | |
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所在地 |
徳島県海部郡牟岐町大字橘 北緯33度41分40.23秒 東経134度26分5.46秒 / 北緯33.6945083度 東経134.4348500度座標: 北緯33度41分40.23秒 東経134度26分5.46秒 / 北緯33.6945083度 東経134.4348500度 |
駅番号 | ○M23 |
所属事業者 | 四国旅客鉄道(JR四国) |
所属路線 | ■牟岐線 |
キロ程 | 64.3 km(徳島起点) |
電報略号 | ヘカ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗降人員 -統計年度- |
12[1]人/日 -2021年- |
開業年月日 | 1942年(昭和17年)7月1日[2] |
備考 | 無人駅 |
辺川駅︵へがわえき︶は、徳島県海部郡牟岐町大字橘にある、四国旅客鉄道︵JR四国︶牟岐線の駅である。
歴史[編集]
●1942年︵昭和17年︶7月1日‥開業[2]。当初は計画になかったが、地元の猛烈な陳情により設置が決まった。橘の集落に駅はできたが、すでに牟岐線内に阿波橘駅があり、仕方なく隣の集落名を使用した[3]。 ●1959年︵昭和34年︶3月1日‥貨物取扱廃止[2]。 ●1970年︵昭和45年︶4月1日‥荷物扱い廃止[4]。無人駅となる[5]。 ●1987年︵昭和62年︶4月1日‥国鉄分割民営化によりJR四国の駅となる[2]。駅構造[編集]
単式ホーム1面1線を有する地上駅。駅舎はなく、ブロック積みの待合所がホーム上にある。ホームはかなりきついカーブを描いている。 開業当初は有人駅だったが周辺の過疎化から利用客が減り、1970年︵昭和45年︶に無人化された[5]。国鉄時代は廃屋のような駅舎が残っていたが、取り壊された。 2010年3月13日のダイヤ改正までにホームかさ上げ施工がなされ、同時期にバリアフリー工事として、車椅子や身障者用の手すり付きスロープも設置された。汲み取り式の男女共用トイレとテレホンカード対応の公衆電話がホーム出入口前にあったが、トイレは2019年に廃止された[6]。駅周辺[編集]
海岸から少し離れた内陸部で、周囲は田圃が多い。しかし、駅前やその周辺に2・3軒ずつ民家が点在するので、いわゆる﹁秘境駅﹂という印象は薄い。未舗装ながら駅前広場を持つ。隣の駅[編集]
脚注[編集]
(一)^ “国土数値情報 駅別乗降客データ”. 国土交通省. 2024年3月14日閲覧。
(二)^ abcd石野哲︵編︶﹃停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ﹄JTB、1998年、662頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
(三)^ 徳島新聞1996年4月8日付21面﹁駅を訪ねて﹂。なお、その阿波橘駅も阿南市津乃峰地区に駅があり、隣接地区の名を使用しているものである
(四)^ ﹁日本国有鉄道公示第138号﹂﹃官報﹄、1970年3月28日。
(五)^ ab﹁通報 ●牟岐線辺川駅の駅員無配置について︵旅客局︶﹂﹃鉄道公報﹄日本国有鉄道総裁室文書課、1970年3月28日、10面。
(六)^ “無人駅トイレ姿消すJR四国、経費削減で券売機も廃止”. 徳島新聞: p. 27. (2019年6月22日)