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関帝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
関帝神像。
関帝陶像。

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西

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現在の信仰[編集]

関羽が高名な武将であったことから旧くは武神として信仰された。また関羽が義理や信義に厚い人物だったことから財神として、元はの密売業者で算盤大福帳を開発したという伝説や山西商人にとって地元の英雄だったことから現在は主に商業の神としても信仰され、中国はもとより世界各地の中華街など華僑の町にはほぼ必ず関帝廟や祭壇が設けられている。日本では1873年明治6年)に横浜中華街内に関帝廟がつくられ、旧暦6月24日8月8日)に関帝誕という誕生日にまつわる神事がおこなわれている。また、大阪や長崎の黄檗宗寺院にも関帝が祀られている。

酒見賢一『中国雑話 中国的思想』(文春新書[要ページ番号]には、「一部のインテリを除いて、中国人には『なぜ宗教者でもない一武将の関羽がこうまで崇拝されるのか』といった矛盾は全く浮かばない。中国人に、代表的な神を一人挙げてくれというと迷うことなく関帝と答えると聞く」とある。

脚注[編集]

  1. ^ a b c 関帝(カンテイ)とは - コトバンク”. 朝日新聞社. 2017年11月21日閲覧。
  2. ^ a b c d 小島毅「国家祭祀における軍神の変質-太公望から関羽へ-『決定版「三国志」考証事典』別冊歴史読本 新人物往来社 1996年(平成8年) ISBN 4404024096
  3. ^ 立間祥介 「神となった英雄」 『決定版「三国志」考証事典』

関連項目[編集]

外部リンク[編集]