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RGB

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
加法混合の例。スクリーンに原色の光を投影すると、光が重なったところが二次色になる。三原色の光が適度な割合で混ざると白になる
RGBカラーモデルのカラーホイール。
スペクトル

RGBRGB (Red) (Green) (Blue)RGBCRTLCDELOLED使

RGBARGB (Alpha) RGB使

RGBcolorimetrysRGBAdobe RGBRGBRGB使RGB使

[]

sRGBSRGB (white point) D65使



[1]

LMS577597

使

RGB[]

RGBR,G,B

RGB使使 (Value)  (intensity) 

201724使8 (hue) 25616,777,2162563224 (hue)  (saturation)  (value) 

[]


RGB使3使使RS-170 RS-343使RGBSCART使S使RGB使RGB

[]


RGB0.501.0(0.5, 0.5, 0.5)  2.2-gamma (1.0, 1.0, 1.0) 50%22%[2]

使[]


使color calibration48bpp48RGB16

数値表示[ソースを編集]

立方体上にマッピングされたRGBカラーモデル

RGB



011使100

0%100%100%0%0%

0255256025581使使25500[ 1]

025516160123456789ABCDEF16使#16210FFFF, 00, 00HTML#FF0000

24bpp24RGB88-bit unsigned integers0255RGB
yellow
(255,255,0)
lime
(0,255,0)
cyan
(0,255,255)
red
(255,0,0)
blue
(0,0,255)
red
(255,0,0)
magenta
(255,0,255)

これは「full-range RGB」という変換方法を用いている。full-range RGB は各原色ごとに8ビットを用いるため、各原色の明度を白から黒まで256通りに表示できる。ただしガンマ補正のため、256段階の数字は等間隔の輝度にはならない。またデジタルビデオのRGBはフルレンジではない。その代りビデオRGBはITU-R BT.601(放送局用)などのエンコード規格を用いている。

この24ビットカラー (24-bit color)、および32ビットカラー (32-bit color) は「トゥルーカラー」(Truecolor) と呼ばれる。その他、256色までしか表示できない8ビットカラー (8-bit color)、16ビットのハイカラー (16-bit color : Highcolor)、Adobe Photoshopなどで使われる48ビットカラー (48-bit color) などがある。

メモリ領域[ソースを編集]

圧縮されていない画像に使われるメモリの領域は、画像のピクセル数および各ピクセルの色深度によって決定される。24ビットカラーの画像では、24ビット×ピクセル数の数値が、その画像の情報量となる。これをバイトに換算するには、8で割る必要がある(8ビット=1バイト)。

640ピクセル×480ピクセルのサイズの画像の情報量:

24 × 640 × 480 = 7,372,800 ビット

7,372,800 / 8 = 921,600 バイト(921.6 キロバイト)

15ビットカラー・16ビットカラー[ソースを編集]

24ビットカラーのほか、1ピクセルあたり16ビットの輝度の情報を割り当てる15ビットカラー16ビットカラー(Highcolor、ハイカラー)もあり、一般的な色彩の表現のためには十分な色数を表示できる。この場合、赤・緑・青の各色当たり5ビットずつが使われる(555 mode、555モード)。合計15ビットのほか、緑は人間の目がもっとも反応しやすい色であるため、緑にもう1ビット分の輝度の情報を加え合計16ビットとする(565 mode、565モード)こともある。

32ビットカラー[ソースを編集]

1ピクセルあたり32ビットの情報を使う32ビットカラーは、表示の正確さにおいてはほとんど常に24ビットカラーと同じである。24ビットモードに比べ、1ピクセル当たりあと8ビットの情報を使うことができるが、これはほとんどの場合使用されない。32ビットモードが存在する理由は、現代のハードウェアは2の乗数のバイト数に整列されたデータには、整列されていないデータよりも速いスピードでアクセスできるためである(32=25)。

48ビットカラー[ソースを編集]

48ビットカラー(48ビットモード)は1ピクセルの三原色それぞれに16ビットの情報量を当てるもので(それゆえ、16ビットモードと呼ばれることもある)、1ピクセル当たり48ビットの情報がある。このモードでは三原色のそれぞれに対し輝度は65,536段階で表現できる。48ビットカラーは、Adobe Photoshopなどプロ向けのソフトウェアで使われており、画像処理を繰り返した場合の画像の誤差蓄積による劣化を防ぐことができる。

脚注[ソースを編集]

注釈[ソースを編集]

  1. ^ なお、半分の輝度を表す場合は127(または128),0,0となる

出典[ソースを編集]

  1. ^ R. W. G. Hunt (2004). The Reproduction of Colour (6th ed. ed.). Chichester UK: Wiley–IS&T Series in Imaging Science and Technology. ISBN 0-470-02425-9 
  2. ^ Steve Wright (2006). Digital Compositing for Film and Video. Focal Press. ISBN 024080760X. https://books.google.co.jp/books?id=IpSRykrRamgC&pg=PA265&ots=psmPVWAJtK&dq=display+gamma+2.2+0.5&sig=eVscoBjp0EZoGsLSVtMNkZtuRyI&redir_esc=y&hl=ja#PPA265,M1 

参考文献[ソースを編集]

関連項目[ソースを編集]

外部リンク[ソースを編集]