ホーソーン(英語表記)Nathaniel Hawthorne

改訂新版 世界大百科事典 「ホーソーン」の意味・わかりやすい解説

ホーソーン
Nathaniel Hawthorne
生没年:1804-64


211018281001837184218461851

 421839-4146-49184150

 1851169241852

 5341860601863使H.1851

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホーソーン」の意味・わかりやすい解説

ホーソーン
Hawthorne, Nathaniel

 
[]1804.7.4. 
[]1864.5.19. 
 1828 Fanshawe3040 My KinsmanMajor Molineux (1832) 17 Young Goodman Brown (35)  The Birthmark (43)  Twice-Told Tales (3742) 50 The Scarlet Letter The House of the Seven Gables (51)  The Blithedale Romance (52) 535760 The Marble Faun  

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百科事典マイペディア 「ホーソーン」の意味・わかりやすい解説

ホーソーン

米国の作家。マサチューセッツ州セーレムの厳格なピューリタンの家に生まれ,孤独のうちに作家を志して短編集《トワイス・トールド・テールズ》(1837年)を出版。またエマソンによる理想主義(トランセンデンタリズム)的な実験村ブルック・ファームに参加し幻滅を味わう。《緋文字》(1850年)発表により一躍文名をあげ,《七破風の屋敷》(1855年)など,人間の深層心理や罪の意識を象徴的に描く作品を書き続けた。子どものための《伝記物語》(1842年)《ワンダー・ブック》(1852年)も名高い。
→関連項目コンコードトランセンデンタリズムメルビル

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「ホーソーン」の解説

ホーソーン
Nathaniel Hawthorne

1804~64

アメリカの小説家。『トワイス・トールド・テールズ』(1837年)で世に出,代表作『緋文字』(50年)や『七破風の家』(51年)を書いた。ピューリタンの家系に生まれた彼は常に罪悪,良心の問題を追求した。短編や児童読み物も多数書いている。

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世界大百科事典(旧版)内のホーソーンの言及

【アメリカ文学】より


C.B.西W.(1809)(1824)J.F.(182341)

【児童文学】より

…実生活の問題を含んだ題材がガーネットE.Garnettの《袋小路1番地》(1937)からしだいに多く扱われはじめ,60年代のメーンやタウンゼンドJ.R.Townsendにうけつがれ,さらに思春期の少年小説が,ウォルシュJ.P.WalshやペートンK.M.Peytonによって書かれている。
[アメリカ]
 アンデルセンと同じ時代に,アメリカではW.アービングが《リップ・バン・ウィンクル》(1802)を書き,J.F.クーパーがインディアンものを1823‐41年につづけて出し,N.ホーソーンがはっきり子どもをめざして昔の歴史や神話を書きなおしていた。52年のストー夫人の《アンクル・トムの小屋》はむしろ社会的な事件であったが,それよりも65年のドッジ夫人M.M.Dodgeの《ハンス・ブリンカー(銀のスケート靴)》は,児童文学上の事件であった。…

【緋文字】より

…アメリカの作家ホーソーンの小説。1850年出版。…

【ブルック・ファーム】より

…指導者リプリーGeorge Ripley(1802‐80)の言葉を借りると,この事業の目的は〈頭と手の労働の間に現在よりも自然な統一を確保すること〉だったが,早くも46年には財政難から破局を迎えることになる。なおホーソーンの長編《ブライズデール・ロマンス》はこの農場での彼自身の体験を素材にしている。【酒本 雅之】。…

※「ホーソーン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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