村落(読み)ソンラク

デジタル大辞泉 「村落」の意味・読み・例文・類語

そん‐らく【村落】

山村・農村・漁村などの集落。村里。
[類語]集落農村漁村山村

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精選版 日本国語大辞典 「村落」の意味・読み・例文・類語

そん‐らく【村落】

  1. 〘 名詞 〙 都市に対する農村・漁村などの集落の総称
    1. [初出の実例]「都て山川・江河・林野・村落(ソンラク)此災に不合云所なし」(出典太平記(14C後)三六)
    2. [その他の文献]〔史記注‐五帝紀〕

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「村落」の意味・わかりやすい解説

村落
そんらく





分類


()沿西()()

 ()()()()()


立地条件


湿()()()

 ()()()便


生産構造


()()沿()


村落の歴史


()()()()便()



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普及版 字通 「村落」の読み・字形・画数・意味

【村落】そんらく

 
()

 

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百科事典マイペディア 「村落」の意味・わかりやすい解説

村落【そんらく】

 
1
 

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「村落」の意味・わかりやすい解説

村落
そんらく
village

人間の社会生活の根拠である集落の一類型。村落はおもに農業,林業,水産業などの第1次産業に従事する人々によって構成される地域社会で,商工業その他第2次,第3次産業に従事する人々によって構成される都市に対するもの。一般的には農村,山村,漁村に区分することが多い。村落は都市に比べて人口が少く,日常生活は土地とのつながりが強い。一定地域に比較的長期に定住し,住民相互の間には共同体的意識の強いことが特色。日本では古くから相互扶助の結 (ゆい) やなどが発達し,地域社会の結びつきが強固で人口構成や職業構成は比較的単純である。僻地の農山漁村においては離村現象が著しく,人口の過疎化現象が各地に現れ,深刻な社会問題となっている。

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世界大百科事典(旧版)内の村落の言及

【古代社会】より

…こうして日本の古代社会は階級社会へ移行しはじめたのである。このような村落構造は,古墳時代にも律令制社会にも基本的にはひきつがれたのであるが,しかし,生産技術の発展にもとづいて,この構造にも当然,時代による変化,発展がみられる。
[階級的秩序の形成]
 弥生時代終末には,邪馬台国にみられるように,日本列島内部に政治的連合体が生まれるようになった。…

【集落】より


1925A.habitat humainehabitat ︿︿︿(1898)

【中世社会】より

…他方,西田直二郎の提唱した文化史学の潮流のなかで,中村直勝は文化・思想・経済の大きな転換期としてこの動乱をとらえ,やや異なった観点に立って先の立場を押し出した。この中村の見方は〈転向〉後の清水三男によって受けつがれ,清水は領主の私的な支配下におかれない百姓とその村落に目を注ぎ,中世社会の公的な側面を明らかにしようと試みたのである。 敗戦後,マルクス主義史家のなかで石母田に対してやや批判的立場に立つ松本新八郎は,平泉らとまったく逆の立場から南北朝の動乱を古代と中世とを分かつ画期ととらえ,永原もその見方の影響をうけている。…

【村】より






 西︿︿()

※「村落」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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