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ウズベキスタンで出土したゾロアスター教関連の板絵。最上段に女神、下段にハープに似た弦楽器や琵琶とみられる楽器を奏でる楽隊が浮き彫りされている(帝塚山大提供) 8世紀初頭に焼けたウズベキスタンにあるシルクロード都市の遺跡「カフィル・カラ城」で、正倉院宝物に似た楽器が描かれたゾロアスター教関連の板絵が出土したと、帝塚山大(奈良市)などのチームが2日、発表した。 炭化しているが、祭礼の場面とみられ、同様の板絵が完全な状態で発掘されたのは世界初。シルクロード交易を担ったソグド人や、キリスト教などに影響を与えたゾロアスター教の研究に役立つ成果としている。 木製で、縦1.3メートル、横1.4メートルの4段構成。最上段に獅子に腰掛ける女神ナナー、下段に楽器を奏でる楽隊、火や供物をささげる人が浮き彫りされている。
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