「出版社との二人三脚、もう出来ない」 個人作家が生き残るには 漫画家・森田崇さんの場合(1/3 ページ) 「出版社には感謝しているが、出版業界が転換期にある今、信頼感のあるパートナーとして二人三脚することはもうできない」――「怪盗ルパン伝 アバンチュリエ」などの作品で知られる漫画家の森田崇さん(Twitter:@TAK_MORITA )が、6月8日に「高円寺パンディット」で開催された「頭の固い出版社は、生き残れない!? よりよい発信の時代を目指して」と題するトークイベントでこう語った。 森田さんは作家がKindleで電子書籍を直販できる「Kindle ダイレクト・パブリッシング」(KDP)での成功体験を基に、デジタル時代の作家の生き残り戦略や、出版社と作家の関係性について持論を述べた。KDPでは「最初の3カ月半で360万円稼げた」とし、「紙の時代では見たことがない数字」と振り返る。 講談社
結論: アマゾンの「バックオーダー発注」廃止は、流通改善に名目を借りた正味戦争の宣戦布告である。この戦争に敗北し、多くの出版社が個別直接取引(e託)に応じてアマゾンのみに特恵条件を与えることは、破壊的な状況をもたらす。 また、直接取引をしたところで流通が改善するという保証はない。アマゾン依存度が上がるほどに、苛烈な「ご提案」に逆らえない状態となる。 在庫ステータス管理の問題は、業界が抱えつづける課題ではあるが、このアマゾンの施策とはほぼ関係ない。 長くなってしまったので、結論を先に書いた。これに納得できた人は、この先は読まなくてもいい。そうでない人、「僕と契約してe託出版社になってよ」と囁く声に揺れている人に向けてこれを書く。 その提案書には、いくつもの重要な点が省かれているからだ。 取引正味の現状 現在、出版業界の正味標準は以下のようになっている。 出版社から取次への引渡
HTML5などのWeb技術の策定を行うWorld Wide Web Consortium(W3C)と、EPUB 3など電子書籍フォーマットの国際標準を作成するInternational Digital Publishing Forum(IDPF:国際電子出版フォーラム)が、組織を統合する契約を締結したことを発表しました(W3CとIDPF正式統合 - 出版の未来形を描くロードマッピング - W3cのプレスリリース)。 We are happy to announce IDPF and W3C have completed combination, embracing the roadmap for future of #publishing https://t.co/ZwhxgcEhKL pic.twitter.com/unAVniY5UW — W3C (@w3c) 2017年2月1日 両者
By mobilyazilar KindleやKoboといった電子書籍リーダーやタブレット・スマートフォンの普及により、以前は紙ベースでしかなかった読書スタイルの多様化が進んでいます。従来の製本された書物を支持する層からは「紙と画面は別物だ」と指摘する意見を聞くこともありますが、そんな読書方法の違いによる差異を調査した研究からは興味深い結果が浮き彫りになっています。 Reading Literature on Screen: A Price for Convenience? - NYTimes.com http://www.nytimes.com/2014/08/14/arts/reading-literature-on-screen-a-price-for-convenience.html?_r=0 研究を行ったのはノルウェー・スタヴァンゲル大学のAnne Mangen氏とフランス・エク
電子書籍の投稿・共有サイト「ePubs.jp」がオープン。EPUB形式の日本語の電子書籍を無料で投稿・共有できる。 日本語の電子書籍を無料で投稿・共有できるサイト「ePubs.jp」が5月19日、オープンした。小規模の出版社やアマチュアクリエイターをユーザーとして想定している。 海外向けECサイトを企画・運営するシナジー・ソフトウェア(東京都千代田区)が開設。ユーザー登録をすれば、DRM保護されていないEPUB形式の電子書籍を公開できる。 EPUBは、Appleの電子書籍ストア「iBooks」も採用している電子書籍の標準フォーマット。同サイトに投稿された電子書籍は、iPhoneやAndroidといったスマートフォンやWebブラウザから読むことができる。 Webブラウザは、EPUBプラグインをインストールしたFirefoxのみ対応。今後は対応ブラウザを増やすほか、ユーザーが書籍をどこまで読ん
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