コンピュータ分野における対立
概要
編集コンピュータ分野での対立や論争には、さまざまなものがある。
対象
編集原因と影響
編集標準化
編集注意点
編集ハードウェア
編集標準化 対 カスタム化
編集具体例として集積回路の生産等のトレンドを1960年代から21世紀初頭まで眺めると、汎用ロジックIC → カスタムLSI → (汎用)マイクロプロセッサ → ASIC → プログラマブルロジックデバイス というように、標準化された製品とカスタム化された製品という交互の波がある。法則としての提案者の名から「牧本ウェーブ」と呼ばれており、その理由や未来予想などが検討されている。
メインフレーム 対 分散システム
編集日米コンピュータ戦争
編集初期パーソナルコンピュータ
編集分散コンピューティング
編集RISC 対 CISC
編集MCA 対 EISA
編集インテル 対 AMD
編集PC 対 Mac
編集PC-98 対 PC/AT互換機
編集日本の16ビットのパーソナルコンピュータ市場で圧倒的であったPC-9800シリーズに対し、DOS/Vを搭載したPC/AT互換機陣営により、市場競争および優劣論議が展開された。詳細はPC-98 対 DOS/Vを参照。
オペレーティングシステム
編集UNIX
編集OS/2 対 Windows
編集Windows
編集- 各バージョンのユーザインタフェースの著作権(Appleとの訴訟など)
- WindowsのOEM契約における排他的商行為の有無(独占的地位を背景にした競合製品の排除など)
- Internet Explorer、MSN Explorer、MSN メッセンジャー、Windows Media Playerなどのバンドル政策の是非や、検索エンジンのデフォルトなど
- Microsoft Updateのプライバシー侵害の観点(Microsoft Update#論争と代案を参照)
- Microsoft OfficeのOpenXML(#オープンフォーマットを参照)
- プログラミング言語および実行環境のC#、.NET(#Java 対 C#を参照)
マイクロカーネル 対 モノリシックカーネル
編集オペレーティングシステムの実装方法として、複数の異なったハードウェア(CPUなど)にも対応容易なマイクロカーネルと、特定のハードウェアに特化するが性能重視のモノリシックカーネルの論争があった。詳細はアンドリュー・タネンバウムとリーナス・トーバルズの議論を参照。
Linux
編集アプリケーション・ソフトウェアなど
編集オフィスソフト
編集ウェブブラウザ
編集オープンフォーマット
編集オープンフォーマットとは、表計算ソフトやワープロソフトなどを含むオフィススイート用のファイルフォーマットのオープンな標準化だが、OpenOffice.org・サン・マイクロシステムズ・IBMなどが支持するOpenDocumentと、マイクロソフトが対抗して作成したOpenXMLが標準化競争を展開している。
ソフトウェア開発
編集エディタ戦争
編集プログラミング・プログラミング言語
編集構造化プログラミング
編集手続き型プログラミングの生産性・可読性・保守性の向上のために構造化プログラミングが提唱された。特にgoto文を全面禁止すべきか否かで論争が発生した(プログラミング言語#改良も参照)。
オブジェクト指向プログラミング
編集分散オブジェクト
編集Java
編集Java 対 C++
編集Java 対 C#
編集ユーザインターフェース
編集キーボード
編集モーダル 対 モードレス
編集Dont Mode Me In[10]といった言葉に代表されるが、状態(コンテキスト)を持った操作系と、そうでない操作系。
GUI 対 CUI
編集デスクトップ環境
編集主にUNIX(およびUnix系)のデスクトップ環境では、商用ではCDE、オープンソースでは、KDEとGNOMEが有力である。
その他
編集文字コード
編集プログラミング作法
編集上記以外
編集- リトルエンディアン 対 ビッグエンディアン
- スーパースケーラプロセッサ 対 ベクトルプロセッサ
- ハイパフォーマンスコンピューティングの演算モデル。
脚注
編集出典・外部リンク
編集- メインフレーム関連
- Windows関連
- Linux関連
- ウェブブラウザ関連
- オープンフォーマット関連
- プログラミング言語関連
- ユーザインターフェース関連
- コンピュータ関係の創作保護についての最近の米国での話題(ロータス対ボーランド事件およびアップル対マイクロソフト事件) - ウェイバックマシン(2004年11月6日アーカイブ分)