「コンシューマーゲーム」の版間の差分
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日本では家庭用ゲーム機市場がパソコンゲーム市場を大きく上回り、アーケードメインの企業からみてコンシューマーからパソコン市場が外れ、1988年設立の[[コンシューマ・ソフト・グループ]]が業界と消費者向けの新作ゲームのプロモーション展示会を開催したことで若い一般プレイヤーにも存在が知られ、団体名のコンシューマソフトが家庭用ゲーム機向けソフトの意味で広まった<ref name="denfami1" />。 |
日本では家庭用ゲーム機市場がパソコンゲーム市場を大きく上回り、アーケードメインの企業からみてコンシューマーからパソコン市場が外れ、1988年設立の[[コンシューマ・ソフト・グループ]]が業界と消費者向けの新作ゲームのプロモーション展示会を開催したことで若い一般プレイヤーにも存在が知られ、団体名のコンシューマソフトが家庭用ゲーム機向けソフトの意味で広まった<ref name="denfami1" />。 |
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携帯型ゲーム機の[[ゲームボーイ]]が登場すると「家庭用」という言葉がいまひとつ当てはまらず、電子ゲームというと[[ゲーム&ウオッチ]]との性能差が大きくいためこれも合わず、同じく携帯型の[[ゲームギア]]は家庭用に該当し得るため細分化した結果、ゲーム機が携帯型と据置型とで区別されるようになったが、据置型は後から命名された[[レトロニム]]と感じられたとみられ、プレイヤーの多くは家庭用を据置型の意味で使った<ref name="denfami2">{{Cite news|date=2021-03-26|title=「コンシューマー」? 「コンソール」? それとも……? 「家庭用ゲーム機」を指す言葉のちょっとややこしい歴史を徹底的に調べてみた |newspaper=電ファミニコゲーマー |publisher=マレ |url=https://news.denfaminicogamer.jp/kikakuthetower/210326a/2 |accessdate=2021-07-03 |page=2 }}</ref>。そして1990年代から携帯型と据置型、個人と家庭向けをまとめて表す「コンシューマー」が使われるようになった<ref name="denfami2" />。英語のコンソールゲームと同じ意味で単にコンソールの言葉が広まったのは1990年代後半以降にインターネットが普及し始めてからで、[[オンラインゲーム]]の人気や[[Xbox]]など新しい据置型ゲーム機が登場したことで日本国外のゲーム情報も広まるようになったからであったとみられている<ref name="denfami2" />。2006年に[[任天堂]]が過去のハードで発売されたゲームを配信する[[バーチャルコンソール]]が登場したことでマニア以外にも個人、家庭用向けゲーム機をコンソールと呼ぶことが広まった<ref name="denfami2" />。 |
携帯型ゲーム機の[[ゲームボーイ]]が登場すると﹁家庭用﹂という言葉がいまひとつ当てはまらず、電子ゲームというと[[ゲーム&ウオッチ]]との性能差が大きくいためこれも合わず、同じく携帯型の[[ゲームギア]]は家庭用に該当し得るため細分化した結果、ゲーム機が携帯型と据置型とで区別されるようになったが、据置型は後から命名された[[レトロニム]]と感じられたとみられ、プレイヤーの多くは家庭用を据置型の意味で使った<ref name="denfami2">{{Cite news|date=2021-03-26|title=﹁コンシューマー﹂?﹁コンソール﹂?それとも……? ﹁家庭用ゲーム機﹂を指す言葉のちょっとややこしい歴史を徹底的に調べてみた |newspaper=電ファミニコゲーマー |publisher=マレ |url=https://news.denfaminicogamer.jp/kikakuthetower/210326a/2 |accessdate=2021-07-03 |page=2 }}</ref>。そして1990年代から携帯型と据置型、個人と家庭向けをまとめて表す﹁コンシューマー﹂が使われるようになった<ref name="denfami2" />。英語のコンソールゲームと同じ意味で単にコンソールの言葉が広まったのは1990年代後半以降にインターネットが普及し始めてからで、[[オンラインゲーム]]の人気や[[Xbox (ゲーム機)|Xbox]]など新しい据置型ゲーム機が登場したことで日本国外のゲーム情報も広まるようになったからであったとみられている<ref name="denfami2" />。2006年に[[任天堂]]が過去のハードで発売されたゲームを配信する[[バーチャルコンソール]]が登場したことでマニア以外にも個人、家庭用向けゲーム機をコンソールと呼ぶことが広まった<ref name="denfami2" />。
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以上の挙げた言葉はいずれも何かしら難点があり何でも使えるとはいえず、家庭用ゲーム機は携帯型も含むかどうかで注釈が必要で混同すると考えられ、コンシューマーは単にConsumerと訳すと意味が通じず、Consumer Gameでも別の意味にとれる、コンソールはゲームや英語もよく知らない人には意味が分かり難いのである<ref name="denfami2" />。
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以上の挙げた言葉はいずれも何かしら難点があり何でも使えるとはいえず、家庭用ゲーム機は携帯型も含むかどうかで注釈が必要で混同すると考えられ、コンシューマーは単にConsumerと訳すと意味が通じず、Consumer Gameでも別の意味にとれる、コンソールはゲームや英語もよく知らない人には意味が分かり難いのである<ref name="denfami2" />。
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2023年12月8日 (金) 02:08時点における版
コンピュータゲーム |
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コンピュータゲーム産業 |
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コンシューマーゲーム(英:console game)とは、市販されている家庭用ゲーム機でのプレイを前提として作られるコンピュータゲームを指す用語[1][2]。「家庭用ゲーム」とも呼ばれる。
名称
分類
略歴
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/4c/Nintendo-Famicom-Console-Set-FL.png/220px-Nintendo-Famicom-Console-Set-FL.png)
ソフトの供給媒体
主な日本国内で見るゲームソフトの供給媒体と対応ゲーム機としては、以下の通りである。
- ロムカセット(ファミリーコンピュータ/スーパーファミコン/NINTENDO64/ゲームボーイ/ゲームギア/ゲームボーイアドバンス/セガ・マークIII&セガ・マスターシステム/メガドライブ/スーパー32X 他)
- カード(セガ・マークIII&セガ・マスターシステム(マイカード)/PCエンジン(Huカード)/ニンテンドーDS/ニンテンドー3DS/Nintendo Switch/PlayStation Vita)
- 光ディスク
- CD-ROM(CD-ROM2/SUPER CD-ROM2/メガCD/セガサターン/3DO/ネオジオCD/プレイディア/PlayStation/PlayStation 2)
- LD-ROM(レーザーアクティブ(LD-ROM2,MEGA-LD))
- DVD-ROM(PlayStation 2/Xbox/Xbox 360)
- GD-ROM(ドリームキャスト)
- BD-ROM(PlayStation 3/PlayStation 4/Xbox One/PlayStation 5)
- UMD(PlayStation Portable)
- 独自規格(ニンテンドーゲームキューブ/Wii/Wii U)
インターネットインフラの発達に伴い、ダウンロードコンテンツやダウンロード販売[21]、クラウドゲーミングで提供されるストリーミングもある[22]。