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「スペイス・オディティ (曲)」の版間の差分

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# フリー・フェスティバルの思い出

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『'''スペイス・オディティ'''』（Space Oddity）は、[[デヴィッド・ボウイ]]作詞作曲の[[ロック (音楽)|ロック音楽]]である。

「'''スペイス・オディティ'''」（{{Lang|en|Space Oddity}}）は、[[デヴィッド・ボウイ]]が1969年に発表した楽曲。

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[[シングル|シングル盤]]としてリリースされている他、デヴィッド・ボウイの[[アルバム]]『[[スペイス・オディティ]]』、[[コンピレーション・アルバム]]『[[ザ・シングルス・コレクション]]』等に収録。多数のミュージシャンに[[カバー]]されている、デヴィッド・ボウイ初期の代表作の一つ。<br>

[[2013年]]5月には、カナダのクリス・ハドフィールド[[宇宙飛行士]]が[[国際宇宙ステーション]]でこの曲を(歌詞を少し変えて)歌い、宇宙で録音・撮影された初のミュージックビデオとしてYouTubeで公開されたことも話題になった。このビデオはボウイから1年間のライセンスを受けて公開されていたもので、1年後に削除された。公開中には2,200万回のアクセスがあった<ref>{{cite news | title = Chris Hadfield’s ‘Space Oddity’ video removed from YouTube

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『[[ローリング・ストーン]]』誌が選ぶ[[ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500|最も偉大な500曲]]において、189位にランクイン<ref>{{Cite web|url=https://www.rollingstone.com/music/music-lists/best-songs-of-all-time-1224767/david-bowie-space-oddity-1225149|title=The 500 Greatest Songs of All Time|date=2021-09-15|access-date=2021-12-21|website=Rolling Stone|language=en-US}}</ref>。


ギターワールド誌が選ぶ﹁偉大なる12弦ギターソング﹂で、19位に選ばれている<ref>{{Cite web|url=https://www.guitarworld.com/features/best-12-string-guitar-songs|title=The greatest 12-string guitar songs of all time | Guitar World|date=2020-05-20|access-date=2021-12-26|website=www.guitarworld.com|language=en-US}}</ref>。

[[全英シングルチャート]]では1969年の初発売時は5位だったものの、1975年の再リリースで首位を獲得<ref name="UK">{{cite web|url=https://www.officialcharts.com/artist/19138/david-bowie/|title=David Bowie｜full Official Chart History|publisher=Official Charts|accessdate=2023-01-17}}</ref>。


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[[シングル|シングル盤]]としてリリースされている他、デヴィッド・ボウイの[[アルバム]]『[[スペイス・オディティ]]』、[[コンピレーション・アルバム]]『[[ザ・シングルス・コレクション]]』等に収録。多数のミュージシャンに[[カバー]]されている、デヴィッド・ボウイ初期の代表作の一つ。

==トム少佐==

==トム少佐==

トム[[少佐]]（[[:en:Major Tom]]）は、デヴィッド・ボウイが創りだした、[[フィクション]]としての人物である。『スペイス・オディティ』は、トム少佐を知る上で、極めて重要性のある曲である。『アッシェズ・トゥ・アッシェズ』（[[:en:Ashes to Ashes (David Bowie song)|en:Ashes to Ashes]]）<ref>[[MTV]]によると、『アッシェズ・トゥ・アッシェズ』は、『スペイス・オディティ』に対する、デヴィッド・ボウイ自身によるシニカルなアンサー・ソングである。（[http://www.mtvjapan.com/special/rock_kentei/answer/g2-3.html 第2回MTVロック検定2級 Q60]）</ref>等も重要な参考文献となる。

トム[[少佐]]（[[:en:Major Tom]]）は、デヴィッド・ボウイが創りだした、[[フィクション]]としての人物である。『スペイス・オディティ』は、トム少佐を知る上で、極めて重要性のある曲である。『アッシェズ・トゥ・アッシェズ』（[[:en:Ashes to Ashes (David Bowie song)|en:Ashes to Ashes]]）<ref>[[MTV]]によると、『アッシェズ・トゥ・アッシェズ』は、『スペイス・オディティ』に対する、デヴィッド・ボウイ自身によるシニカルなアンサー・ソングである。（[http://www.mtvjapan.com/special/rock_kentei/answer/g2-3.html 第2回MTVロック検定2級 Q60]）</ref>等も重要な参考文献となる。

「[[メタルギアソリッド3]]」に出てくる「トム少佐」も「スペイス～」に由来する。当初はエンディングにこの曲を、続編的楽曲として「アッシェズ・トゥ・アッシェズ」を起用する予定だったが没になったというエピソードがある{{要出典|date=2016年10月18日 (火) 04:24 (UTC)}}。

==収録曲==

==収録曲==

===1969年フィリップス、マーキュリー===

===1969年フィリップス、マーキュリー===
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#[[ジギー・スターダスト#収録曲|イット・エイント・イージー]]

#[[ジギー・スターダスト#収録曲|イット・エイント・イージー]]

===1975年RCA===

===1975年RCA===

:「MAXIMILLION」シリーズとしてRCAから発売された再リリース盤。

:「MAXIMILLION」シリーズとしてRCAから発売された再リリース盤。このリリースの際、[[全英シングルチャート]]で1位を獲得した。

#'''スペイス・オディティ''' - 5:15

#'''スペイス・オディティ''' - 5:15

#[[ハンキー・ドリー#収録曲|チェンジス]] - 3:33

#[[ハンキー・ドリー#収録曲|チェンジス]] - 3:33
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#'''スペイス・オディティ'''（リード・ボーカル） - 5:31

#'''スペイス・オディティ'''（リード・ボーカル） - 5:31

#'''スペイス・オディティ'''（カウントダウンを含むメイン・バッキング・ボーカル） - 5:31

#'''スペイス・オディティ'''（カウントダウンを含むメイン・バッキング・ボーカル） - 5:31

== スタッフ・クレジット ==

=== 参加ミュージシャン ===

*'''デヴィッド・ボウイ''' - ボーカル・[[12弦ギター]]・[[w:Stylophone|スタイロフォン]]・ハンドクラップ

*'''ミック・ウェイン''' - ギター

*'''ハービー・フラワーズ''' - ベース

*'''テリー・コックス''' - ドラムス

*'''Paul Buckmaster''' - ストリングスアレンジ

*'''[[トニー・ヴィスコンティ]]''' - フルート・リコーダー

*'''ティム・レンウィック''' - ギター・フルート・リコーダー

*'''[[リック・ウェイクマン]]''' - メロトロン

=== スタッフ ===

*'''[[ガス・ダッジョン]]''' - プロデューサー

== チャート ==

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|-

! チャート（1969年~1975年）

! 最高順位

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|-

|}

==関連項目==

==関連項目==

* [[:en:Major Tom|Major Tom]]

*[[フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン]]

* [[フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン]]

*[[2001年宇宙の旅]]

* [[2001年宇宙の旅]]

*ハロー・スペースボーイ（[[:en:Hallo Spaceboy]]）

* ハロー・スペースボーイ（[[:en:Hallo Spaceboy]]）
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[[File:Moon Earth Comparison.png|right|400px]]

* 「姉ちゃんの妹」([[森田るい]]の短編マンガ。ロボットが宇宙に行く内容で、作中で歌詞が引用される)

===関連画像===

*[[:en:File:Bowie SpaceOdditySingle.jpg|シングル盤『スペイス・オディティ』]]
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[[File:Moon Earth Comparison.png|right|360px]]

*[[:en:Image:Bowiespace1.jpg|シングル盤『スペイス・オディティ』（別ジャケット1）]]

*[[:en:Image:Bowiespace2.jpg|シングル盤『スペイス・オディティ』（別ジャケット2）]]

*[[:en:Image:Bowiespaceit.jpg|イタリア版シングル盤『スペイス・オディティ』]]

*[[:en:Image:Bowiespace3.jpg|1975年シングル盤『スペイス・オディティ』]]

*[[:fi:Tiedosto:DavidBowiePhilips.jpg|1969年レコード・アルバム『スペイス・オディティ』]] - フィリップス・レコード

*[[:fi:Tiedosto:Spaceoddity1972.jpg|1972年レコード・アルバム『スペイス・オディティ』]] - RCA

*[[:fi:Tiedosto:SpaceoddityCD.jpg|CDアルバム『スペイス・オディティ』]]

==脚注==

==脚注==

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== 外部リンク ==

* [https://www.youtube.com/watch?v=D67kmFzSh_o David Bowie- Space Oddity Original Video (1969)] - [[YouTube]]

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[[Category:12弦ギターを使用している楽曲]]

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[[Category:楽曲 す|へいすおていてい]]

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2024年5月24日 (金) 09:23時点における最新版

曖昧さ回避 この項目では、デヴィッド・ボウイの曲について説明しています。デヴィッド・ボウイの同名アルバムについては「スペイス・オディティ」をご覧ください。
「スペイス・オディティ」
デヴィッド・ボウイ の シングル
A面 スペイス・オディティ
B面 フリークラウドから来たワイルドな瞳の少年
リリース
規格 レコード
録音 トライデント・スタジオ
（1969年6月20日、ロンドン）
ジャンル スペース・ロック、フォークロック
時間
レーベル フィリップス・レコード
（1969年、UK）
マーキュリー・レコード
（1969年、US）
作詞・作曲 デヴィッド・ボウイ
プロデュース ガス・ダッジョン
デヴィッド・ボウイ シングル 年表
ラブ・ユー・ティル・チューズデイ
（1967年）		スペイス・オディティ
（1969年）		プリティエスト・スター
（1970年）
デヴィッド・ボウイ アルバム 年表
デヴィッド・ボウイ
（1967年）		 スペイス・オディティ
（1969年）		 世界を売った男
（1971年）
『スペイス・オディティ』 収録曲

Side A

  1. スペイス・オディティ
  2. 眩惑された魂
  3. ドント・シット・ダウン
  4. ヘルミオーネへの手紙
  5. シグネット・コミティー

Side B

  1. ジャニーヌ
  2. おりおりの夢
  3. フリークラウドから来たワイルドな瞳の少年
  4. 神は知っている
  5. フリー・フェスティバルの思い出
ミュージックビデオ
「Space Oddity」 - YouTube
テンプレートを表示
『スペイス・オディティ（シングル）』
専門評論家によるレビュー
テンプレートを表示

﹁スペイス・オディティ﹂︵Space Oddity︶は、デヴィッド・ボウイが1969年に発表した楽曲。

シングル盤としてリリースされている他、デヴィッド・ボウイのアルバム﹃スペイス・オディティ﹄、コンピレーション・アルバム﹃ザ・シングルス・コレクション﹄等に収録。多数のミュージシャンにカバーされている、デヴィッド・ボウイ初期の代表作の一つ。
 2013年5月には、カナダのクリス・ハドフィールド宇宙飛行士が国際宇宙ステーションでこの曲を(歌詞を少し変えて)歌い、宇宙で録音・撮影された初のミュージックビデオとしてYouTubeで公開されたことも話題になった。このビデオはボウイから1年間のライセンスを受けて公開されていたもので、1年後に削除された。公開中には2,200万回のアクセスがあった[1]。

﹃ローリング・ストーン﹄誌が選ぶ最も偉大な500曲において、189位にランクイン[2]。

ギターワールド誌が選ぶ﹁偉大なる12弦ギターソング﹂で、19位に選ばれている[3]。

全英シングルチャートでは1969年の初発売時は5位だったものの、1975年の再リリースで首位を獲得[4]。

トム少佐[編集]


トム少佐︵en:Major Tom︶は、デヴィッド・ボウイが創りだした、フィクションとしての人物である。﹃スペイス・オディティ﹄は、トム少佐を知る上で、極めて重要性のある曲である。﹃アッシェズ・トゥ・アッシェズ﹄︵en:Ashes to Ashes︶[5]等も重要な参考文献となる。

﹁メタルギアソリッド3﹂に出てくる﹁トム少佐﹂も﹁スペイス～﹂に由来する。当初はエンディングにこの曲を、続編的楽曲として﹁アッシェズ・トゥ・アッシェズ﹂を起用する予定だったが没になったというエピソードがある[要出典]。

収録曲[編集]

1969年フィリップス、マーキュリー[編集]


(一)スペイス・オディティ - 5:13
(二)フリークラウドから来たワイルドな瞳の少年 - 4:59

1973年RCA[編集]


アメリカ合衆国、カナダで1月にRCAから発売された再リリース盤。
(一)スペイス・オディティ - 5:06
(二)世界を売った男 - 3:53

1973年RCA日本国内盤[編集]


(一)スペイス・オディティ
(二)イット・エイント・イージー

1975年RCA[編集]


﹁MAXIMILLION﹂シリーズとしてRCAから発売された再リリース盤。このリリースの際、全英シングルチャートで1位を獲得した。
(一)スペイス・オディティ - 5:15
(二)チェンジス - 3:33
(三)ヴェルヴェット・ゴールドマイン - 3:09

2009年EMI[編集]


アポロ11号の月面着陸40周年記念盤としてEMIからリリースされた。様々なヴァージョンの﹃スペイス・オディティ﹄を全12曲収録。デジタルリマスターのEP盤。
(一)スペイス・オディティ︵モノラル、2009年デジタルリマスター、UK︶ - 4:42
(二)スペイス・オディティ︵モノラル、2009年デジタルリマスター、US︶ - 3:29
(三)スペイス・オディティ︵ステレオ、2009年デジタルリマスター、US︶ - 3:58
(四)スペイス・オディティ︵1979年再録音、2009年デジタルリマスター︶ - 4:57
(五)スペイス・オディティ︵ベースとドラムス︶ - 5:31
(六)スペイス・オディティ︵ストリングス︶ - 5:31
(七)スペイス・オディティ︵アコースティック・ギター︶ - 5:31
(八)スペイス・オディティ︵メロトロン︶ - 5:31
(九)スペイス・オディティ︵バッキング・ボーカル、フルートとチェロ︶ - 5:31
(十)スペイス・オディティ︵スタイロフォンとギター︶ - 5:31
(11)スペイス・オディティ︵リード・ボーカル︶ - 5:31
(12)スペイス・オディティ︵カウントダウンを含むメイン・バッキング・ボーカル︶ - 5:31

スタッフ・クレジット[編集]

参加ミュージシャン[編集]


●デヴィッド・ボウイ - ボーカル・12弦ギター・スタイロフォン・ハンドクラップ
●ミック・ウェイン - ギター
●ハービー・フラワーズ - ベース
●テリー・コックス - ドラムス
●Paul Buckmaster - ストリングスアレンジ
●トニー・ヴィスコンティ - フルート・リコーダー
●ティム・レンウィック - ギター・フルート・リコーダー
●リック・ウェイクマン - メロトロン

スタッフ[編集]


●ガス・ダッジョン - プロデューサー

チャート[編集]

チャート（1969年~1975年） 最高順位
アメリカ（Billboard Hot 100）[6] 15
イギリス（全英シングルチャート）[4] 5

関連項目[編集]

脚注[編集]



(一)^ “Chris Hadfield’s ‘Space Oddity’ video removed from YouTube”. Spaceflightinsider.com. (2014年5月13日). http://www.spaceflightinsider.com/missions/iss/last-chance-hear/ 2014年10月6日閲覧。 

(二)^ “The 500 Greatest Songs of All Time” (英語). Rolling Stone (2021年9月15日). 2021年12月21日閲覧。

(三)^ “The greatest 12-string guitar songs of all time” (英語). www.guitarworld.com (2020年5月20日). 2021年12月26日閲覧。

(四)^ ab“David Bowie｜full Official Chart History”.  Official Charts. 2023年1月17日閲覧。

(五)^ MTVによると、﹃アッシェズ・トゥ・アッシェズ﹄は、﹃スペイス・オディティ﹄に対する、デヴィッド・ボウイ自身によるシニカルなアンサー・ソングである。︵第2回MTVロック検定2級 Q60︶

(六)^ “David Bowie”. Billboard. 2023年1月17日閲覧。

外部リンク[編集]

スタジオ・アルバム

ソロ・アルバム

ティン・マシーン

ライヴ・アルバム

ソロとして

ティン・マシーンとして

サウンドトラック

コンピレーション・アルバム
（主要なものから抜粋）

主な楽曲

主演映画
（主要なものから抜粋）

ツアー

ソロとして

ティン・マシーンとして

関連人物・項目

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