「川湯温泉 (北海道)」の版間の差分
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{{otheruses|北海道にある川湯温泉|和歌山県にある川湯温泉|川湯温泉 (和歌山県)}} |
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{{日本の温泉地 |
{{日本の温泉地 |
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|名称 = 川湯温泉 |
|名称 = 川湯温泉 |
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|画像 = |
|画像 = Hot spring River in the Kawayu spa.jpg|thumb|200px|right |
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|コメント = |
|コメント = 無料の足湯とそこから流れ出す湯の川 |
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|所在地 = [[北海道]][[弟子屈町]] |
|所在地 = [[北海道]][[弟子屈町]] |
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| 緯度度 = 43 | 緯度分 = 38 | 緯度秒 = 16 | N(北緯)及びS(南緯) = N |
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| 経度度 = 144| 経度分 = 26 | 経度秒 = 14 | E(東経)及びW(西経) = E |
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|交通アクセス = [[北海道旅客鉄道|JR北海道]][[釧網本線]][[川湯温泉駅]]より[[阿寒バス]]「川湯営業所」下車 |
|交通アクセス = [[北海道旅客鉄道|JR北海道]][[釧網本線]][[川湯温泉駅]]より[[阿寒バス]]「川湯営業所」下車 |
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|泉質 = [[硫黄泉]]・酸性明礬泉など |
|泉質 = [[硫黄泉]]・酸性明礬泉など |
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|泉温 = |
|泉温 =35~65.5 |
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|湧出量 = |
|湧出量 = |
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|pH = |
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|液性の分類 = [[酸性|強酸性]] |
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|浸透圧の分類 = |
|浸透圧の分類 = 低張性 |
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|宿泊施設数 = |
|宿泊施設数 = |
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|総収容人員数 = |
|総収容人員数 = |
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|年間浴客数 = |
|年間浴客数 = |
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|統計年度 = |
|統計年度 = |
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|外部リンク = |
|外部リンク = |
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|特記事項 = |
|特記事項 = |
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[[画像:Kawayu hot spring river.jpg|thumb|200px|right|温泉街を流れる温泉川]] |
[[画像:Kawayu hot spring river.jpg|thumb|200px|right|温泉街を流れる温泉川]] |
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[[画像:川湯温泉駅足湯.jpg|thumb|200px|right|川湯温泉駅の足湯]] |
[[画像:川湯温泉駅足湯.jpg|thumb|200px|right|川湯温泉駅の足湯]] |
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== アクセス == |
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== 泉質 == |
== 泉質 == |
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* [[硫黄泉]]、酸性明礬泉など |
* [[硫黄泉]]、酸性明礬泉など。<!--[[草津温泉]]の4倍の高濃度。PH0.8-2.4 強酸性泉。興味深いがコメントアウト。理由はノートへ-->
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* 眼 |
* 眼や傷にしみるほか、釘を溶かすなど、貴金属が腐食するため、腕時計をつけないなどの注意をする必要がある。 |
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* [[湯の花]]が湯船に沈殿する。 |
* [[湯の花]]が湯船に沈殿する。 |
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== 温泉街 == |
== 温泉街 == |
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高温の湯が流れる温泉川の源流である湯元を中心に、20軒余りの[[ホテル]]・[[旅館]]・[[土産]]物店・飲食店等が温泉街を形成している。町中に湯の川が流れ、湯けむりと硫黄の香りが漂う情緒深い温泉街である<ref>[http://210.196.131.212/infobirds/spa/kensaku/onsenchi_detail.cfm?ID=207 日本温泉協会]</ref>。その他にも無料の足湯や、[[共同浴場]]︵有料︶もある。湯量が豊富であるが、強酸性泉で循環機器に不適なため、全ての施設が[[掛け流し]]である。さらに、その掛け流しを売りにしようと、﹁源泉かけ流し宣言﹂もされている。
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[[川湯温泉駅]]の付近にも1軒温泉宿があるが、温泉街は駅からバスで10分程度離れた場所にあり、川沿い(熱水の流れる温泉川)・道道沿いに20軒程度の[[ホテル]]・[[旅館]]・[[土産]]物店・飲食店等が並ぶ。 |
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湯量が豊富であり、強酸性泉で循環器に不適なため全てかけ流しである。 |
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[[川湯温泉駅]]に[[足湯]]があるほか、温泉街の中にも無料で利用出来る[[足湯]]が4ヶ所ある。[[共同浴場|公衆浴場]]も1軒ある。 |
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=== 川湯駅前温泉 === |
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[[川湯温泉駅]]に無料の足湯が併設されている。駅から[[国道391号]]にかけて2軒の温泉ホテル・旅館等がある。 |
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こちらの泉質は川湯温泉と違い、中性でナトリウム-[[炭酸水素塩泉]]<!--ホテルパークウェイの場合-->等となっている。ガイド本や紹介サイトによっては、川湯温泉とひとくくりにされる事もある。 |
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温泉街と駅の源泉では泉質が異なっており、駅の源泉は乳牛の乳の出をよくする働きがあるという。 |
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⚫ | 温泉街周辺には、[[環境省]]の川湯エコミュージアムセンターや、この地で少年時代を過ごした |
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== 歴史 == |
== 歴史 == |
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前述の通り温泉川が流れて |
前述の通り温泉川が流れており、温泉の存在は古くから知られていたが、[[湯治場]]としての川湯の起源は定かでない。宿泊施設としては、[[1886年]]︵[[明治]]19年︶に温泉宿が設立された記録があるが、硫黄山で働く人夫の賭博場と化してしまったため、すぐ閉鎖された。その後、[[1904年]]︵明治37年︶に[[ロシア]]風建築の温泉宿が設立され、これが現在の川湯温泉のおこりとされる。
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[[大正]]時代まではこの1軒のみが細々と営業を続けていたが、自動車 |
[[大正]]時代まではこの1軒のみが細々と営業を続けていたが、[[昭和]]に入ってからは自動車道路の開通に続き、[[1930年]]︵[[昭和]]5年︶に[[釧網本線]]が開通、[[1934年]]︵昭和9年︶には[[阿寒摩周国立公園|阿寒国立公園]]が設立され、湯治客は激増した<ref>[http://www.iionsen.com/rekishi/donna.html 川湯温泉ってどんなところ?] 川湯観光ホテル</ref>。
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[[第二次世界大戦]]中は観光需要が冷え込み、また終戦後すぐの[[1948年]]には大火災に見舞われる<ref>[http://www.town.teshikaga.hokkaido.jp/teshikaga/gaiyou/gaiyou_data.html 年表で見る町のあゆみ] 北海道弟子屈町</ref>などした。しかし、1953年に公開され大ヒットした映画『[[君の名は]]』で[[屈斜路湖]]周辺が撮影地となったことから、当地を訪れる観光客が再び激増し、温泉街は急速に発展した。 |
[[第二次世界大戦]]中は観光需要が冷え込み、また終戦後すぐの[[1948年]](昭和23年)には大火災に見舞われる<ref>[http://www.town.teshikaga.hokkaido.jp/teshikaga/gaiyou/gaiyou_data.html 年表で見る町のあゆみ] 北海道弟子屈町 [https://web.archive.org/web/20081010042452/http://www.town.teshikaga.hokkaido.jp/teshikaga/gaiyou/gaiyou_data.html WayBackによるアーカイブ] 2012年11月26日閲覧</ref>などした。しかし、[[1953年]](昭和28年)に公開され大ヒットした映画『[[君の名は]]』で[[屈斜路湖]]周辺が撮影地となったことから、当地を訪れる観光客が再び激増し、温泉街は急速に発展した。 |
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1970年代までは冬季の道路閉鎖が多かったが、その後[[除雪]]体制や道路整備が進み、年間を通して温泉客を呼び込む |
1970年代までは冬季の道路閉鎖が多かったが、その後[[除雪]]体制や道路整備が進み、年間を通して温泉客を呼び込む態勢が整った。最盛期の1991年度︵平成3年度︶には年間734,000人の宿泊客が訪れた<ref name=":0">{{Cite news|title=川湯温泉街にぎわい再生に期待 別邸忍冬が高級路線で再開/格安ゲストハウスも開業|date=2021-04-19|newspaper=北海道新聞|url=https://www.hokkaido-np.co.jp/article/534926|accessdate=2021-04-20|archiveurl=https://archive.ph/g67kj|archivedate=2021-04-20}}</ref>。
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しかしその後は宿泊客の減少が続いた。2011年︵平成23年︶に発生した[[東日本大震災]]による自粛ムード<ref>{{Cite web|和書|url=https://hotelbank.jp/fukukitarou-bankruptcy-hokkaido-ryokan/|title=北海道温泉旅館﹁名湯の森ホテルきたふくろう﹂自然塾が倒産|accessdate=2021-04-20|publisher=HotelBank (ホテルバンク)|archiveurl=https://web.archive.org/web/20210227083919/https://hotelbank.jp/fukukitarou-bankruptcy-hokkaido-ryokan/|archivedate=2021-02-27}}</ref>、2018年︵平成30年︶に発生した[[北海道胆振東部地震]]の影響なども響いた<ref name=":1">{{Cite web|和書|url=https://hotelbank.jp/kawayu-suikazura/|title=川湯ホテルプラザが閉館ホテルを取得 2021年1月の営業再開を目指す|accessdate=2021-04-20|publisher=HotelBank (ホテルバンク)|archivedate=2021-04-19|archiveurl=https://web.archive.org/web/20210419154425/https://hotelbank.jp/kawayu-suikazura/}}</ref>。2020年︵令和2年︶時点で、営業不振により休業したままのホテル・旅館が10軒ほどあり、一部は廃屋化し景観上の問題となっている<ref name=":1" />。さらに[[新型コロナウイルス感染症の世界的流行 (2019年-)|新型コロナウイルス感染拡大]]の影響もあり、2020年度︵令和2年度︶の宿泊客は91,000人にとどまった<ref name=":0" />。
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== 注 == |
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<references /> |
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== アクセス == |
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{{ウィキポータルリンク|温泉}} |
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* 自家用車 : [[道東自動車道]][[足寄インターチェンジ]]より[[国道241号]]・[[国道391号]]経由。 |
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*[[温泉]]、[[温泉街]]、[[外湯]]、[[温泉番付]] |
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== 脚注 == |
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{{脚注ヘルプ}} |
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* [http://www.kawayuonsen.com/ 川湯温泉観光協会] |
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{{Reflist}} |
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== 関連項目 == |
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{{温泉}} |
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{{弟子屈町の町・字}} |
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{{DEFAULTSORT:かわゆおんせん}} |
{{DEFAULTSORT:かわゆおんせん}} |
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[[Category:北海道の温泉]] |
[[Category:北海道の温泉]] |
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[[Category:弟子屈町]] |
[[Category:弟子屈町の地理]] |
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[[Category:阿寒国立公園]] |
[[Category:阿寒摩周国立公園]] |
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[[Category:弟子屈町の町・字]] |
2023年11月20日 (月) 21:53時点における最新版
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![]() 無料の足湯とそこから流れ出す湯の川 | |
温泉情報 | |
所在地 | 北海道弟子屈町 |
座標 | 北緯43度38分16秒 東経144度26分14秒 / 北緯43.63778度 東経144.43722度座標: 北緯43度38分16秒 東経144度26分14秒 / 北緯43.63778度 東経144.43722度 |
交通 | JR北海道釧網本線川湯温泉駅より阿寒バス「川湯営業所」下車 |
泉質 | 硫黄泉・酸性明礬泉など |
泉温(摂氏) | 35~65.5 |
液性の分類 | 強酸性 |
浸透圧の分類 | 低張性 |
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/3/35/Kawayu_hot_spring_river.jpg/200px-Kawayu_hot_spring_river.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/d2/%E5%B7%9D%E6%B9%AF%E6%B8%A9%E6%B3%89%E9%A7%85%E8%B6%B3%E6%B9%AF.jpg/200px-%E5%B7%9D%E6%B9%AF%E6%B8%A9%E6%B3%89%E9%A7%85%E8%B6%B3%E6%B9%AF.jpg)