あしたこそ
あしたこそ | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
原作 | 森村桂 |
脚本 |
橋田壽賀子 中沢昭二 |
出演者 |
藤田弓子 米倉斉加年 中畑道子 中村俊一 ほか |
ナレーター | 川久保潔 |
時代設定 | 1959年 - 現代 |
製作 | |
制作 | NHK |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1968年4月1日 - 1969年4月5日 |
放送時間 | 月曜 - 土曜8:15 - 8:30 |
放送枠 | 連続テレビ小説 |
放送分 | 15分 |
回数 | 315 |
番組年表 | |
前作 | 旅路 |
次作 | 信子とおばあちゃん |
﹃あしたこそ﹄は、1968年4月1日から1969年4月5日まで放送されたNHK連続テレビ小説の第8作[1]。連続テレビ小説で初めてカラー化された作品である[1]。全315回[2]。
概要[編集]
大学入学、卒業、就職、結婚と色々な転機を、人一倍のファイトと行動力をもって切り開いていく主人公・摂と、彼女を理解しようとする両親を中心に、世代の異なる人々の姿を明るく描いた。 連続テレビ小説で初めて橋田壽賀子が脚本を手掛けた作品である。 1968年〜1969年の平均視聴率は44.9%、最高視聴率は55.5%を記録した︵関東地区、ビデオリサーチ調べ︶[3]。 前々作﹃おはなはん﹄、前作﹃旅路﹄は大変な人気のため、1週間の内容を1時間にまとめた特集を週末に放送したが、本作以降はそのような編集版が放送されることはなくなる。前述した通り本作からはカラー放送になり、この時代の映像編集方法であったテレビ画面をフィルムで撮影するキネコは、カラーになると当時の技術では画質の劣化が著しく、白黒では可能であったがカラーでは放送に堪えなかった。そのため、NHKには記録用に残された第315話︵最終話︶の1話しか現存していない。 NHK番組公開ライブラリーと放送ライブラリーでは最終回が公開されている[4]。キャスト[編集]
香原摂子 演 - 藤田弓子[5] 香原ふみ 演 - 中畑道子 摂子の母。 香原豊一郎 演 - 中村俊一 摂子の父。 香原大輔 演 - 原田清人 摂子の兄。 玲子 演 - 青山眉子 摂子の兄嫁。 一郎 演 - 米倉斉加年 摂子の夫。 重宗恒有 演 - 佐分利信 画家。 花山吾郎 演 - 井上昭文 弓 演 - 露原千草 弥平 演 - 宮坂将嘉 えん 演 - 細川ちか子 良二 演 - 菅井一郎 忠義 演 - 高桐真 岡村 演 - 清水元 たつ 演 - 中北千枝子 明 演 - 田中勝 花山吾郎 演 - 井上昭文 その他 演 - 久米明、上田忠好、浦辺粂子、赤座美代子、信欣三、根上淳、東山千栄子、フランキー堺 他スタッフ[編集]
- 原作 - 森村桂[1][4](『天国にいちばん近い島』『違っているかしら』)
- 脚本 - 橋田壽賀子[1][4]、中沢昭二[1]
- 音楽 - 桑原研郎[1][4]
- イメージソング - 「あしたこそ」(歌 - 倍賞千恵子)
- 制作 - 硲光臣[4]
- 演出 - 岸田利彦[4]
- 語り - 川久保潔[4]
脚注[編集]
(一)^ abcdef日本放送協会総合放送文化研究所 放送史編修室 編﹃NHK年鑑'69﹄日本放送出版協会、1969年9月20日、170頁。NDLJP:2525969/106。
(二)^ あしたこそ −連続テレビ小説− (315)︿最終回﹀ - NHKクロニクル
(三)^ “NHK 連続テレビ小説と視聴者 −“朝ドラ”はどう見られているか −” (PDF). メディア研究部. NHK放送文化研究所 (2020年1月30日). 2024年5月25日閲覧。︵﹁付表1 NHK 連続テレビ小説︻作品一覧表︼﹂の152頁の7︶
(四)^ abcdefg放送ライブラリー program番号:177829
(五)^ 藤田弓子 - NHK人物録
外部リンク[編集]
- 連続テレビ小説 あしたこそ - NHK放送史
- 連続テレビ小説「あしたこそ」 - NHKドラマ
- 第8作「あしたこそ」 - NHK朝ドラ100
NHK 連続テレビ小説 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
旅路 |
あしたこそ |
信子とおばあちゃん |