オリヴィエ・アサヤス
オリヴィエ・アサヤス Olivier Assayas | |||||||||||||||||||||||||||||||
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生年月日 | 1955年1月25日(69歳) | ||||||||||||||||||||||||||||||
出生地 | フランス パリ | ||||||||||||||||||||||||||||||
配偶者 |
マギー・チャン (1998-2001) ミア・ハンセン=ラヴ (2009-2016) | ||||||||||||||||||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||||||||||||||||||
映画 『夏時間の庭』 『カルロス』 『アクトレス〜女たちの舞台〜』 『パーソナル・ショッパー』 テレビドラマ 『コードネーム:カルロス 戦慄のテロリスト』 | |||||||||||||||||||||||||||||||
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オリヴィエ・アサヤス︵Olivier Assayas、1955年1月25日 - ︶は、フランス・パリ出身の映画監督・脚本家。オリヴィエ・アサイヤスとも表記される。
来歴・人物[編集]
フランス国立高等美術学校︵École nationale supérieure des beaux-arts︶卒。 1970年代から﹃カイエ・デュ・シネマ﹄で批評を執筆しながら短編映画も監督する。1985年には﹃無秩序﹄で長編映画デビューを果たす。アンドレ・テシネに詳しく、同年にカンヌ国際映画祭でテシネが監督賞を受賞した﹃ランデヴー﹄では脚本を執筆した。また、アメリカン・ホラー、あるいは香港映画をはじめとしたアジア映画にも造詣が深く、1997年に放送されたテレビ用ドキュメンタリー﹃HHH:侯孝賢﹄では侯孝賢へのインタビューを行った。 2010年には監督したテレビシリーズ﹃コードネーム:カルロス 戦慄のテロリスト﹄がヨーロッパのみならずサンダンス・チャンネルを通して全米でも放送され、ゴールデングローブ賞で作品賞︵ミニシリーズ・テレビ映画部門︶を受賞。本作の劇場版は第63回カンヌ国際映画祭で特別上映された。 2012年には﹃5月の後﹄でヴェネツィア国際映画祭脚本賞を受賞した。 2016年、クリステン・スチュワート主演映画﹃パーソナル・ショッパー﹄が第69回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、監督賞を受賞。自身にとっては5度目のコンペティション部門出品で、初のカンヌでの受賞となった。私生活[編集]
自身の監督作である﹃イルマ・ヴェップ﹄︵1996年︶に出演したマギー・チャンと結婚、2001年に離婚。しかし、離婚後も自身の監督作﹃クリーン﹄ ︵2004年︶で主演にマギー・チャンを起用するなど親交があり、同作で彼女は第57回カンヌ国際映画祭にて女優賞を受賞した。 2009年に映画監督・女優のミア・ハンセン=ラヴと再婚[2]。同年に娘が誕生する[3]。監督作品[編集]
長編[編集]
●無秩序 Désordre ︵1986年︶ 特殊上映 ●冬の子供 L'enfant de l'hiver ︵1989年︶特殊上映 ●パリ・セヴェイユ Paris s'éveille ︵1991年︶ ●Une nouvelle vie ︵1993年︶ ●冷たい水 L'eau froide ︵1994年︶映画祭上映 ●イルマ・ヴェップ Irma Vep ︵1996年︶ ●8月の終わり、9月の初め Fin août, début septembre ︵1998年︶特殊上映 ●感傷的な運命 Les Destinées Sentimentales ︵2000年︶映画祭上映 ●DEMONLOVER デーモンラヴァー Demonlover ︵2002年︶ ●クリーン Clean ︵2004年︶ ●レディ アサシン Boarding Gate ︵2007年︶ ●夏時間の庭 L'heure d'été ︵2008年︶ ●コードネーム:カルロス 戦慄のテロリスト Carlos (2010年) ※テレビシリーズ ●カルロス Carlos ︵2010年︶上記のテレビシリーズを短縮し映画としたもの。 ●5月の後 Après mai ︵2012年︶ ●アクトレス〜女たちの舞台〜 Clouds of Sils Maria︵2014年︶ ●パーソナル・ショッパー Personal Shopper (2016年) ●冬時間のパリ Doubles Vies (2018年) ●WASP ネットワーク Wasp Network (2019年)短編・ドキュメンタリー[編集]
●Copyright ︵1979年︶ 短編 ●Rectangle - Deux chansons de Jacno ︵1980年︶ 短編 ●Laissé inachevé à Tokyo ︵1982年︶ 短編 ●Winston Tong en studio ︵1984年︶ 短編ドキュメンタリー ●白いページ La page blanche ︵1994年︶ テレビシリーズ﹃Tous les garçons et les filles de leur âge...﹄の一話 (﹁冷たい水﹂のTV短縮版) ●HHH:侯孝賢 HHH: A portrait of Hou Hsiao-Hsien ︵1997年︶TVドキュメンタリー・シリーズ﹁Cinéastes de notre temps﹂より ●Sans titre ︵1997年︶ 短編ドキュメンタリー ●デ・ザンファン・ルージュ地区 Quartier des Enfants Rouges ︵2006年︶ オムニバス﹃パリ、ジュテーム﹄の一篇 ●NOISE Noise ︵2006年︶ ドキュメンタリー ●再燃 Recrudescence ︵2007年︶ オムニバス﹃それぞれのシネマ﹄の一篇 ●Stockhausen/Preljocaj Dialogue ︵2007年︶ テレビドキュメンタリー ●Eldorado ︵2008年︶ アンジュラン・プレルジョカージュについてのテレビドキュメンタリー脚本[編集]
●Scopitone ︵1978年︶ ロラン・ペラン監督 ●Nuit féline ︵1979年︶ ジェラール・マルクス監督 ●ランデヴー Rendez-vous ︵1985年︶ アンドレ・テシネ監督 ●Passage secret ︵1985年︶ ロラン・ペラン監督 ●ジュリア・ザ・レプリカント L'unique ︵1986年︶ ジェリーム・ディアマン・ベルジェール監督 *VHSリリース ●夜を殺した女 Le lieu du crime ︵1986年︶ アンドレ・テシネ監督 *VHSリリース、2016年TV5MONDE放映 ●Avril brisé ︵1987年︶ Liria Bégéja監督 ●Filha da Mãe ︵1990年︶ ジョアン・カニジョ監督 ●溺れゆく女 Alice et Martin ︵1998年︶ アンドレ・テシネ監督 ●告白小説、その結末 D'après une histoire vraie ︵2017年︶ ロマン・ポランスキー監督出演[編集]
●ヒッチコック/トリュフォー Hitchcock/Truffaut ︵2015年︶ - 本人 ※ドキュメンタリー作品著書[編集]
●Une adolescence dans l'après-Mai : Lettre à Alice Debord︵自伝︶ ﹃五月以降での思春期/アリス・ドゥボールへの手紙﹄ ﹁五月﹂とは五月革命であり、1994年に自殺したギー・ドゥボールの娘に宛てた形式である。脚注[編集]
(一)^ “43rd Venice Film Festival”. Fipresci.org (2021年3月29日). 43rd venice film festival閲覧。
(二)^ “The film that changed my life: Mia Hansen-Løve”. guardian.co.uk. (2010年6月27日) 2016年8月27日閲覧。
(三)^ Solomons, Jason (2012年4月29日). “Mia Hansen-Løve: the broken heart that made me a film-maker”. The Guardian 2016年8月27日閲覧。
外部リンク[編集]
- オリヴィエ・アサイヤス - allcinema
- オリヴィエ・アサイヤス - KINENOTE
- Olivier Assayas - IMDb(英語)