スピーカー

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1.
 2.
 3.2
 
8Ω 0.1W1961UNIVERSAL66
222

: speaker[ 1]: loudspeaker[1]


[]




 




歴史[編集]

ダイナミックスピーカーは、1925年にエドワードW.ケロッグとチェスターW.ライスが発明し、1929年4月に米国特許を取得した。

音声から電気信号を生むダイナミックマイクとは逆に、ダイナミックスピーカーは電気信号から音を生成する。

永久磁石の極の間の円形の隙間にボイスコイルと呼ばれるコイル状のワイヤーを吊るし、そこに交流電気のオーディオ信号を流すと、ファラデーの法則により、コイルは急速に前後に震える。このコイルにダイアフラム(通常は円錐形)を固定することでダイヤフラムが前後に移動し、空気を押して音波を生成する。この最も一般的な方法に加えて、電気信号を音に変換するために使用できるいくつかの代替技術がある。

スピーカーの種類・分類[編集]

ユニットの変換方式による分類[編集]

  • ダイナミック型
  • コンデンサ型(静電型)
  • リボン型
  • イオン型(放電型)
  • マグネティック型
  • 圧電型

振動板の形状による分類[編集]

  • コーン型
  • ドーム型
  • 平面型
  • ベンディングウェーブ型
    • ウォルシュユニット
    • マンガーユニット
    • ハイルドライバー
    • リニアムドライバー

振動板の配置による分類[編集]

1種類のスピーカーユニットで低音から高音まで全て再生する。
  • マルチウェイ
複数種類のスピーカーユニットで、再生する音域を分担する(ユニットの種類数により2ウェイ、3ウェイ、‥‥というふうに増える)。










[]




使[2]

[]

























ASW




TQWT



IR






使



用途による分類[編集]

内蔵アンプの 有 / 無 による分類[編集]

スピーカーシステム側にアンプを内蔵しているタイプと、そうでないタイプがある。

アンプを内蔵するスピーカーシステムを慣習的に「アクティブスピーカー」と呼び、アンプを内蔵しないものは慣習的に「パッシブスピーカー」と呼んでいる。

ドライバー(スピーカーユニット)[編集]

「ドライバー」や「スピーカーユニット」などと呼ばれる部分。これだけでも音は出るが、通常はラジオ、テレビなどの筺体に内蔵された状態で使用され、コンポーネントステレオの場合は箱に組み付けた状態で使用される。

driver 使使

 20  20,000 Hz






 - 使

 - 

 - 

 - 

 - 

 - 

 - 


スピーカーシステム[編集]

上述のドライバー(スピーカーユニット)やエンクロージャーなどを組み合わせることで、スピーカーシステムが作られている。

スピーカーシステムの種類・分類

以下はスピーカーシステムの種類をリストにしたもの

  • 1ウェイスピーカー(「フルレンジスピーカー」とも) - スピーカーユニットがひとつだけのものであり、ひとつで済ませるために「フルレンジユニット」と呼ばれる、中音域に優れ全音域をほどほどにカバーするユニットを選ぶのが常套手段である。
  • 2ウェイスピーカー - 音域を2分割し、2種のスピーカーユニットで再生する。主に「ウーファー+トゥイーター」で構成される(例外もある)。
  • 3ウェイスピーカー - 音域を3分割し、3種のスピーカーユニットで再生する。主に「ウーファー+スコーカー+トゥイーター」で構成される(例外もある)。
  • 4ウェイスピーカー(以上) - 音域を4(以上に)分割し、4種(以上)のスピーカーユニットで再生する。2ウェイ・3ウェイと異なり、構成はまちまちである。

22132

2122

AVLFE(0.1ch

[]


1924W.W.



1

使使使使19201960使使使

[]




1980使使

2

[]


使

 - 使使使[3]

- 使

 - 

 - 

 - [3]

[]


使



MDF使

foQo0.7






 - 

 - 

 - 使

QoQo

QoQoQoQo0.7

 - 

 - 

 - 

 - 

使

[]


使

 - 

 - 

 - 

 - 

 - 

[]


100Hz0.5%CD0.01%2


[]




m使

[4]

[]








[5]調




[]


1950

使SUBKICK使使

4018,000Hz[ 2]20,000Hz20,000Hz40,000HzSACDDVD-AudioBD-Audio[6]

使

[]

注釈[編集]

  1. ^ 英語ではloudspeakerのほうが正式の呼称である。「speaker」では基本的には「話す人」とか「演説者」という意味になってしまい、誤解を受けやすいので、装置を指す場合は英語ではloudspeakerと呼ぶことを好む。装置を「speaker」と呼ぶのは、あくまで話す側にとっても聞く側にとっても、装置を指しているとはっきり分かっている時に限って使う、省略的な呼称である。
  2. ^ (大橋力 2008)は、対象者に高音を聴かせ、その時の脳波を測定する事によって、当人が音を聴いたと自覚が無くとも、間違い無く音を聴いている事を実証した。

出典[編集]



(一)^ 

(二)^ Colin Barras (20081031). Hot nanotube sheets produce music on demand.  New Scientist. 201121

(三)^ ab : 66122010616-621doi:10.20697/jasj.66.12_616ISSN 0369-4232NAID 110007989165 

(四)^  1996.

(五)^ http://www.manabi.pref.gunma.jp/bunrui/gakupro/08000392/

(六)^ DIATONE70   Vol.02 .   (201611). 20161112

参考文献[編集]


 : ︿199612ISBN 4-06-257150-1 NCID BN15660574 

2008ISBN 978-4-87502-414-9 NCID BA88052217 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]