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合板

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
合板の構造

: plywood 

[]


plywoodplyplywood

veneer[1]

1[2]13mm90° 45



#




1797#


 

湿使





JAS462

21 468JAS2

45[3]使

[]


3500使

1797en:Samuel Bentham 

1837使[4]

19

1907[5]沿1950尿

[]




使Marine Plywood 使[6]

[]




ABCD]4C-plugged5 [7]N

N

AANeatly made reapair permissible[7]

B1[7]

C11/21[7]

D1/22[7]



Classification of Softwood Plywood Rates Species for Strength and StiffnessGROUP 1GROUP 55

GROUP 1

Apitong 

Beech ,
American

Birch 
Sweet

Yellow

Douglas fir 

... GROUP 1American BeechSweet BirchYellow Birch

[]


JAS36[8]2014[9]



750cm2240.3mg/LF5.0mg/LF4F使使

[]


2015-8[10]

[]






使使使









使






[]


使2001140 - 200m33 - 4%[11]20082,137m354%[12]使退2002

[]








(LVL)


接着剤[編集]

石油化学が発達する以前は、にかわなどの天然物質が使われており、製造工程の精度の悪さとも相まって、合板には「剥がれやすいベニヤ板」という粗悪なイメージがあった。石油化学が発達してからは、透明で安価な尿素樹脂、あるいは耐水性を改善したユリア・メラミン樹脂接着剤が使われてきたが、これらは経年劣化により、徐々に分解してホルムアルデヒドを発散することが問題となっている。現在は製造時に加えるホルムアルデヒドを必要十分な量に抑えること、そして分解で生じたしたホルムアルデヒドを吸収・分解するキャッチャー剤を配合することで対策されているが、それでも過敏な小児においてシックハウス症候群アトピー性皮膚炎などの原因になることが報告されている。

構造用の針葉樹合板では、フェノール-ホルムアルデヒド樹脂系接着剤が多く使われている。これは耐久性に優れており、化学的に安定であるためホルムアルデヒドの放出も少ないが、透明ではなく濃い褐色をしているため家具や木工用製品としては好まれない。近年は、成分に全くホルムアルデヒドを含まず、色の薄いイソシアネート樹脂系接着剤も使われるようになっている。これは、フェノール系よりやや高価であるが、特定の重合促進剤を添加すれば、硬化に必ずしも高温を必要とせず40℃程度でも30分で硬化するので、他の熱硬化型接着剤で問題となるパンク(ベニアに含まれている水分が、100℃以上に加熱されることによって高圧の水蒸気となり、製造工程の途中で合板が損傷する現象)が生じにくいという利点もある。製造条件が比較的容易になるので、材料のコストが上がっても生産性向上による製造コストの低減により、最終製品のコストはむしろ下がる場合もある。なお、イソシアネート系接着剤は、セルロースやリグニンの水酸基と反応して分子レベルで木材繊維と接着するため、フェノール系よりも硬化後直後の性能は良いが、経年劣化の度合いはやや大きい事がわかっており、比較的新しい材料であり使用実績の年数も短いため、信頼性を特に必要とする分野にはまだ採用されていない。

木材は透湿性がある(透湿抵抗が低い)素材であるが、合板においては多数の接着層が存在するために、極めて透湿抵抗が高い素材となっている。その為、住宅用建材としては壁内結露の問題を回避するために、あえて安価な合板を使用せず、透湿性のある火山性ガラス質複層板(ダイライトやモイスなど)を選択することがある。

耐久性[編集]


20[13]2020-30寿[14]使[15]

[]














 )

使



使









使

en:Vert ramp





Kar98kAKMPK(M)



使





 

使

[]


20067,430m3

[]


1920051,365m32

[]


20062,500m3830m3

[]


20002008260m31200980%

使

[]


19854

[]


12mm

20041000m3
広葉樹合板 針葉樹合板 合計
国内生産量 999 2,150 3,149
輸入量 4,350 130 4,480
合計 5,349 2,280 7,629

以上のように、合板生産は日本国外への移転が進んでいるが、国内生産においては針葉樹合板の生産が非常に多くなっており、インドネシアやマレーシアなどからの輸入合板については広葉樹合板の輸入がほとんどを占めている。

脚注[編集]



(一)^ n.a. 1993126665 

(二)^   25 p232  198459

(三)^ , , 5842009280-285doi:10.2472/jsms.58.280ISSN 0514-5163NAID 130000104435202171 

(四)^ The Man Who Made It Happen ? Alfred Nobel.  3833. 201253

(五)^   201793

(六)^ [1]

(七)^ abcdeFamilyHandyman, "Understanding Plywood Grades"

(八)^  (PDF).  . 202026

(九)^   (PDF).  . 202026

(十)^ .  貿. 202022

(11)^ 200819: 93-109

(12)^ 200920

(13)^  

(14)^ , 10462A20029504-511doi:10.15094/00009244ISSN 0085-7289NAID 120005510183 

(15)^     1997B27D 2558301

参考文献[編集]

  • 『木材需給と木材工業の現況(平成16年度版)』(財)日本住宅・木材技術センター、107 - 123頁。
  • 『合板の日本農林規格』(財)日本合板検査会
  • 『構造用合板の日本農林規格』(財)日本合板検査会
  • 『検査統計-平成14年度版-』(財)日本合板検査会
  • 『森林総合研究所百年の事蹟(森林総合研究所百年のあゆみ 別冊)ISBN 4-902606-07-0』独立行政法人 森林総合研究所、93 - 94頁。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]