スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
(スーパーロボット大戦OGから転送)
ジャンル | シミュレーションRPG |
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対応機種 | ゲームボーイアドバンス |
開発元 | バンプレソフト |
発売元 |
バンプレスト アトラス |
シリーズ | スーパーロボット大戦シリーズ |
人数 | 1人 |
メディア | ROMカセット |
発売日 | 2002年11月22日[1] |
売上本数 | 約26万本[2] |
﹃スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION﹄︵スーパーロボットたいせんオリジナルジェネレーション︶は、バンプレストが発売したゲームボーイアドバンス用シミュレーションRPG。
キャッチコピーは﹁“鋼鉄の協奏曲”――、始まる。﹂。
概要[編集]
SDにデフォルメされたロボットたちが競演するクロスオーバー作品﹁スーパーロボット大戦シリーズ﹂のカテゴリの一つである﹁OG︵ORIGINAL GENERATION︶シリーズ﹂の第一作目。ロボット・キャラクターは全てバンプレストオリジナルで構成され、他社のアニメ・ゲーム版権作品は登場しない。既存の作品のクロスオーバーの要素をバンプレストオリジナルの世界に持ち込んだ、いわばバンプレストオリジナルのスーパーロボット大戦である。シナリオは真の最終話も含めて全43話/74ステージ。 ストーリーのベースとなったのは﹃スーパーロボットスピリッツ﹄およびそのプレストーリー[3]、ドラマCD﹃スーパーロボット大戦α ORIGINAL STORY﹄であるが、結末が多少異なる。主人公として﹃スーパーロボット大戦IMPACT﹄などに登場したキョウスケ・ナンブと、﹃新スーパーロボット大戦﹄などに登場したリュウセイ・ダテの2名から選ぶことができる。この2名ではシナリオが一部異なる。 携帯機作品として初めてユニットのフルアニメーションが行われるようになった。またキャラクターの顔グラフィックの表情も変化するなど演出も強化されている。 2005年には続編として﹃スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2﹄が発売された。また2007年には続編と共に﹃スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS﹄としてPlayStation 2に移植リメイクされている。 本作は、スーパーロボット大戦シリーズとしては初めて海外で発売された。タイトルは﹃Super Robot Taisen Original Generation﹄と﹁Wars﹂ではなく﹁Taisen﹂となっている。あらすじ[編集]
新西暦179年、アイドネウス島にメテオ3という隕石が落下した。メテオ3を調査したビアン・ゾルダーク博士はそれが人工物と判断し、メテオ3を研究するEOTI機関が設立された。それから7年、異星人の襲来まで時間が無いことを悟ったビアン博士は地球に軍事政権を設立するためにディバイン・クルセイダーズ︵DC︶を結成するが、その手段はあまりに過激であった。地球連邦軍のハガネとヒリュウ改は、DCとそれに賛同するコロニー統合軍を打ち倒すことに成功するが、それはビアンが提唱していた異星人との戦いの前章に過ぎなかった。参戦作品[編集]
一覧[編集]
本作はバンプレストオリジナルしか登場しないため、厳密には参戦作品の概念は存在しない。 機体・キャラクターとして登場する作品は以下の通り。また、OGシリーズオリジナルキャラクター・機体︵下記の作品をベースにした設定を含み︶が多数登場する。 ●DC戦争シリーズ / 魔装機神シリーズ ●第2次スーパーロボット大戦 ●第3次スーパーロボット大戦 ●第4次スーパーロボット大戦 / スーパーロボット大戦F / スーパーロボット大戦F完結編 ●αシリーズ ●スーパーロボット大戦α ●スーパーロボット大戦α外伝 ●第2次スーパーロボット大戦α ●他スーパーロボット大戦シリーズ作品 ●スーパーロボット大戦COMPACT2 / スーパーロボット大戦IMPACT ●新スーパーロボット大戦 ●スーパーロボット大戦シリーズ以外 ●ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス ●スーパーロボットスピリッツパッケージ登場機体[編集]
機体の後ろに括弧書きで初登場した作品。 ●R-1︵新スーパーロボット大戦︶ ●アルトアイゼン︵スーパーロボット大戦COMPACT2︶ ●グルンガスト弐式︵スーパーロボット大戦α︶ ●ゲシュペンストMk-II・タイプR︵第4次スーパーロボット大戦︶ ●サイバスター︵魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL︶システム[編集]
ここでは、本作特有のシステムや新規追加・変更されたシステムについて解説する。シリーズ共通のシステムについてはスーパーロボット大戦のシステムを参照。 本作のシステムは、携帯機向けシステムと家庭用機向けシステムがミックスされたものになっている。どこでもセーブはその代表例であるが、新しく﹁ボタン配置の左集中﹂設定が出来るようになった。これはゲームボーイアドバンスを片手で持ってプレイする際に適した、携帯性を考慮したものである。
熟練度
本作にも熟練度システムが搭載され、熟練度によって敵の出現数などが変動したり、隠し要素の出現がある。
武器換装
本作ではユニットの武装が﹁固定武装﹂︵R-1の場合、T-Linkナックルなど︶と﹁換装可能な武器﹂︵G・リボルヴァーなど︶に分かれており、後者は取り外して他の機体に装備することが可能。換装可能武器の搭載量を表すパラメータとして﹁Wゲージ﹂が設定されている。特機系やサイバスターは機体のWゲージがゼロであるため固定武装しか使用できないが、パーソナルトルーパーやアーマードモジュールはWゲージの範囲内で換装可能武器を任意に選べる。また修理や補給の機能も武器換装で修理装置・補給装置を装備することで得られるので、Wゲージが残っていればどのユニットでも修理・補給担当になれる(戦闘機や戦艦にも修理・補給装置を搭載可能)。このシステムにより様々なユニットが剣や銃を持つことになるため、切り払い防御などの要素は本作では省かれた。武器の改造も固定装備・換装可能武器とも個別式になっている。
特殊武器
相手の装甲低下やエネルギー吸収など、ダメージ以外の効果を及ぼす武器。普通の武器に比べて命中補正が高いのも特徴。後の作品ではダメージも与えるようになった。
パイロット養成
敵機を撃墜すると得られる﹁パイロットポイント︵PP︶﹂を消費して、パイロットの能力をカスタマイズできる。新しい特殊技能を習得させたり、基本能力を底上げすることが可能。敵機を優先的に撃墜しているパイロットはPPも多く溜まるため養成しやすくなる。
このシステムはOGシリーズ以外の作品にも採用されるようになった。
乗り換え
本作は他作品と違い作品枠は無いので、サイバスターやSRXなどの特殊なユニットを除けば自由に乗り換えが可能。換装可能武器とあわせて武器を使用する際の台詞の違いを楽しむこともできる。特にリュウセイはほとんどの武器名を叫び、かつ武器名をたまに自分流に言い換える。
登場人物・機動兵器[編集]
「バンプレストオリジナルのキャラクター一覧」および「バンプレストオリジナルの機動兵器一覧」を参照
スタッフ[編集]
- プロデューサー
- 寺田貴信
- 森住惣一郎
- 菊池博
- じっぱひとからげ
- ディレクター
- 名倉正博
- 脚本
- 寺田貴信
- 森住惣一郎
- オリジナルメカデザイン
- 宮武一貴
- カトキハジメ
- 大河原邦男
- 藤井大誠
- 大輪充
- 斉藤和衛
- 守谷淳一
- 杉浦俊朗
- 森野健一郎
- 小野聖二
- 金丸仁
- オリジナルキャラデザイン
- 河野さち子
プロモーション[編集]
テレビCM[編集]
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