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ランチャー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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Mac OSLaunchpadNEXTSTEPmacOSDockWindows

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macOSDock
パレット型
小さなウィンドウ画面に、よく使うアプリケーションなどのアイコンを並べ、アイコンをクリックすることで起動できる。macOSのDockが典型的なもので、WindowsではWindows 7のタスクバーやWindows 98/Internet Explorer4以降に搭載されたツールバー機能がこれに当たる。解像度の低いモニタでは場所をとるのが欠点で、また、多くの機能を盛り込むと、必然的にボタン数が増えるのが難点である。数個から十数個程度の頻繁に使うアプリケーションを登録しておくのに向いている。
メニュー型
Windowsのスタートメニューやメニューバー、macOSのDockにメニューを設け、登録したファイルにアクセスすることができる。場所もあまりとらず、項目ごとに整理ができることから、マウス操作が主体のユーザーには向いている。ただし、あまりに大量の項目を登録すると項目数や分岐が増え、必然的に操作ステップが増える。
ホットキー型
任意のキーを入力するだけで指定のファイルにアクセスできるランチャー。例えば、コントロールキーと任意のキーを続けて押すことで機能を呼び出す。画面上にはなにも現れないため場所をとらないが、何を登録したのか、どのキーで起動するのかを覚えていなければならないので、初心者には使いにくい。
検索型
ファイルの名前を入力することで、ランチャーに登録した項目、あるいは記憶媒体全体から検索して起動する。Windowsの「名前を指定して実行」、OS XやiOSSpotlightがこれにあたる。たいていはインクリメンタルサーチによって検索されるので、名前の一部しか覚えていなくても起動できる。
ホットスポット型
画面の四隅(ホットスポット)にマウスポインタを移動することで登録したプログラムを起動する。Windowsでは、メニューバーを隠す設定にした状態と同じである。大抵はシフトキーなどを同時に押すことで登録数を増やすことができる。場所をとらないが、画面解像度が大きい場合はマウスポインタの移動する距離が増えることになる。また、誤操作による呼び出しもしばしば発生するため、あまり動作の重いソフトウェアには利用しがたい。
ただしこの方式は、タッチパネルのような画面に機能を仕込む点では洗練された方法の一つと考えられており、Palm OSで利用される「DA」というソフトウェア群は、DAランチャーで呼び出される。操作面では、画面の四隅をタップ(スタイラスで突付く)することでDAランチャーのメニューが現れる。