大曾根家の朝
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大曾根家の朝 | |
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監督 | 木下惠介 |
脚本 | 久板栄二郎 |
製作 | 渡邊大 |
製作総指揮 | 細谷辰雄 |
出演者 |
杉村春子 三浦光子 大坂志郎 小沢栄太郎 |
音楽 | 浅井挙曄 |
撮影 | 楠田浩之 |
編集 | 杉原よし |
配給 | 松竹 |
公開 | 1946年2月21日 |
上映時間 | 81分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
﹃大曾根家の朝﹄︵おおそねけのあした︶は、1946年︵昭和21年︶公開の日本映画。
木下惠介監督の第5作で、戦後第1作になる。木下にとって、初めてのキネマ旬報ベストワン作品。
白黒、スタンダード・サイズ。
解説[編集]
久板栄二郎のオリジナル脚本︵この年、久板は、黒澤明へも同傾向の作品﹁わが青春に悔なし﹂の脚本を提供している︶。 昭和18年のクリスマスイヴから戦後までの2年間を、ある家族の姿を通して描いた作品である。 戦時体制によって“普通の︵実際にはかなりリベラルな︶”人々がいかに虐げられていたか、ということを声高に表現した作品であるように、現在では捉えられることが多い[要出典]。 しかし、ラスト・シークエンスの︵木下には珍しい︶生硬さを見ると、脚本の影響もあるだろうが、戦時下での軍部・内務省などからの検閲にとってかわった、占領軍の監督機関からの要求・指示・干渉もまた、厳しかったのであろうと推測される[要出典]。 主役格の3人は新劇の役者であり、脇役︵子供たちなど︶を松竹専属の俳優が演じている。タイトル表記とその読み方[編集]
作品上での実際のタイトル表記は﹁大曽根家の朝﹂であるが、正字を使ったものが正式タイトルらしく[要出典]、各種資料や現在発売されているDVDのパッケージなどでも﹁大曾根家の朝﹂という表記になっている。 また、ラスト・シークエンスの台詞などから考えると、タイトルの﹁……朝﹂は“あさ”と読むのが妥当だと思われるが、各種資料などでは﹁……朝﹂に“あした”というルビが付いている場合が多い[要出典]。ストーリー[編集]
戦争によって平和な家庭に暗雲が・・母は一人で逞しく生きていく[要追加記述]。スタッフ[編集]
●監督‥木下惠介 ※クレジット上では演出である。 ●脚本‥久板栄二郎 ●撮影‥楠田浩之 ●照明‥豊島良三 ●現像‥神田亀太郎 ●編集‥杉原よし ●美術‥森幹男 ●装置‥改田一馬 ●録音‥大野久男 ●音楽‥浅井挙曄 ●企画‥細谷辰雄 ●製作担当‥渡邊大 ●製作‥松竹大船撮影所キャスト[編集]
︵配役の順列や用字などは、映画クレジットのママ︶ ●大曽根房子 … 杉村春子 ●一郎︵房子の息子、学者︶… 長尾敏之助 ●泰二︵房子の息子、画家︶… 徳大寺伸 ●悠子︵房子の娘︶… 三浦光子 ●隆︵房子の息子、学生︶… 大坂志郎 ◇◇◇ ●大曽根一誠︵房子の義弟、軍人︶… 小沢栄太郎 ●幸子︵一誠の妻︶… 賀原夏子︵文学座︵当時︶︶ ◇◇◇ ●實成 明︵悠子の婚約者︶… 増田順二 ●丹治平兵衛︵一誠の取引相手︶… 藤輪欣司 ●特高主任 … 西村青児 ●右野︵隆の友人︶… 鈴木彰三 ●ばあや︵大曽根家の使用人︶… 高松栄子 ●女中︵一誠の使用人︶… 国兼久子 ◇◇◇- 八巻一平(画家)… 東野英治郎