山室静

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記念碑が建つ佐久市鼻顔公園

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1972

著書[編集]

  • 『現在の文学の立場』(赤塚書房) 1939
  • 『世界文学』(伊藤書店) 1943、のち改題『世界文学小史』(現代教養文庫
  • 『世界文学の花園』(山根書店) 1948
  • 『シュワイツァー』(講談社) 1955年、のち旺文社文庫、のち講談社火の鳥文庫
  • 『アンデルセン』(あかね書房) 1955年、のち講談社火の鳥文庫
  • 『文学と倫理の境で』(宝文館) 1958:評論集
  • 『遅刻抄』(アポロン社) 1958:作品集
  • 『北欧文学の世界』(弘文堂) 1959
  • 『評伝 森鷗外』(実業之日本社) 1960、のち講談社文芸文庫
  • 『聖書物語』(偕成社、児童世界文学全集) 1961、のち現代教養文庫、のち文元社
  • 『踊り場にて 作家論と感想』(弥生書房) 1963
  • アイスランド 歴史と文学』(紀伊国屋新書) 1963
  • ギリシャ神話 付・北欧神話』(現代教養文庫) 1963、のち文元社
  • 『時間の外で』(弥生書房) 1967:詩集
  • 『氷島記』(皆美社) 1969:小説集
  • 『何のために』(皆美社) 1969:小説集
  • 山室静 著作集』全6巻 (冬樹社) 1972 - 1973
  • 『植物的生活から』(八坂書房) 1973
  • 『アンデルセンの生涯』(新潮選書) 1975、のち新版 2005、のち現代教養文庫
  • 『アンデルセンの世界』(サンリオ) 1975
  • 『晩秋記』(集英社) 1976
  • 『籐椅子の上で 詩と回想』(皆美社) 1977
  • 『北欧の神々と妖精たち』(岩崎美術社) 1977
  • 『世界のシンデレラ物語』(新潮選書 1979
  • 『春の夜の夢 随想と思い出』(皆美社) 1980
  • 『北欧文学ノート』(東海大学出版会、北欧文化シリーズ) 1980
  • 『童話とその周辺』(朝日選書) 1980
  • 『バイキング王物語』(筑摩書房、ちくま少年図書館) 1981
  • サガエッダの世界 アイスランドの歴史と文化』(社会思想社) 1982年、のち現代教養文庫 1992、のち文元社
  • 『北欧の神話 神々と巨人のたたかい』(筑摩書房、世界の神話8) 1982/、のち改題『北欧の神話』(ちくま学芸文庫) 2017
  • 『ひっそりと生きて 詩と回想』(皆美社) 1986
  • 『老いの気晴らし』(皆美社) 1986:随想集
  • ニーベルンゲンの歌 ドイツのジークフリート物語』(筑摩書房、世界の英雄伝説) 1987
  • 『少年少女こころの伝記 アンデルセン』(全家研・新学社) 1991
  • 山室静 自選著作集』全10巻(郷土出版社) 1992 - 1993

編著[編集]

  • 島崎藤村読本』(編、河出新書) 1956
  • 『日本の風土記 北海道』(編、宝文館) 1959
  • 『16歳の兵器工場 長野県野沢高女勤労動員の手記』(編、太平出版社) 1975

翻訳[編集]

イエンス・ペーター・ヤコブセン[編集]

  • 『ニイルス・リーネ』(ヤコブセン、大観堂書店) 1940、のち改題『死と愛』(角川文庫
  • 『ここに薔薇あらば』(蒼樹社、ヤコブセン全集1) 1947、のち角川文庫
  • 『マリイ・グルッベ夫人』(蒼樹社、ヤコブセン全集3-4) 1948、のち新潮文庫
  • 『ヤコブセン全集』(青娥書房) 1975

ヨハン・アウグスト・ストリンドベリ[編集]

  • 『ある魂の生長』(ストリンドベリ、改造文庫) 1941
  • 『白鳥姫 / 冠の花嫁』(ストリンドベリ、創元文庫) 1952
  • 『ダマスクスへ』(ストリンドベリ、河出書房、世界文学全集) 1952
  • 『痴人の告白』(ストリンドベリ、河出書房、世界文学全集) 1955

アーダルベルト・シュティフター[編集]

  • 『森の小径』(シュティフター、大観堂) 1943、のち新潮文庫
  • 『樅の木のほとり』(シュティフター、臼井書房) 1949
  • 『ジプシーの少女』(シュティフター、偕成社、世界少女名作全集) 1959

ラビンドラナート・タゴール[編集]

  • 『タゴール詩集』(タゴール河出書房) 1943、のち角川文庫
  • 『タゴール著作集』第1・第6 (タゴール、アポロン社) 1959
  • 『カブールからきたくだもの売り』(タゴール、旺文社) 1971

ヘンリック・イプセン[編集]

  • 人形の家』(イプセン、創元文庫、イプセン選集1) 1953年 のち角川文庫)
  • 民衆の敵』(イプセン、創元文庫、イプセン選集2) 1953
  • 『幽霊』(イプセン、創元文庫、イプセン選集3) 1953
  • 『海の夫人』(イプセン、創元文庫、イプセン選集5) 1953
  • 『小さいイヨルフ / われら死者の目ざめる時』(イプセン、創元文庫、イプセン選集6) 1953
  • 『野鴨』(イプセン、河出書房新社世界文学全集) 1962
  • 『建築師ソルネス』(イプセン、中央公論社、世界の文学) 1966

アンデルセン[編集]

  • 『アンデルセン童話全集 1』(アンデルセン、河出書房) 1953
  • 『アンデルセン童話集 第2 おやゆび姫』(アンデルセン、新潮文庫) 1953
  • 絵のない絵本』(アンデルセン、童心社) 1966
  • 『アンデルセン童話集』全3冊(アンデルセン、角川文庫) 1976 - 1977
  • 『アンデルセン詩集』(アンデルセン、弥生書房) 1981

ヨーン・スウェンソン[編集]

  • 『ノンニの冒険』(ヨーン・スウェンソン、講談社) 1954
  • 『ノンニ少年の大航海』(ヨン・スウェンソン、宝文館) 1957
  • 『ノンニとマンニの冒険』(ヨーン・スウェンソン、国土社) 1976
  • 『ノンニ兄弟のふしぎな冒険』(スウェンソン、ぎょうせい) 1982

アストリッド・リンドグレーン[編集]

  • 『白馬の王子ミオ』(アストリッド・リンドグレーン、講談社、現代児童名作全集) 1958
  • 『いたずらっ子マディケン』(リンドグレーン、偕成社) 1966
  • 『ロッタちゃんのひっこし』(アストリッド・リンドグレーン、偕成社) 1966
  • 『きつねとトムテ』(リンドグレーン、ポプラ社) 1967
  • 『さわぎや通りの子どもたち』(リンドグレーン、講談社) 1969
  • 『ペーテルとペトラ』(リンドグレーン、旺文社) 1971
  • 『おにんぎょうのミラベル』(リンドグレーン、文研出版) 1973
  • 『妖精にあげたハンカチ』(リンドグレーン、サンリオ) 1976
  • 『ロッタちゃんとじてんしゃ』(リンドグレーン、偕成社) 1976
  • 『ロッタちゃんとクリスマスツリー』(リンドグレーン、偕成社) 1979
  • 『ちいさいロッタちゃん』(リンドグレーン、偕成社) 1980

トーベ・ヤンソン[編集]

  • 『ムーミン谷の冬』(トーベ・ヤンソン、講談社) 1964、のち文庫、のち新版 2020
  • 『たのしいムーミン一家』(トーベ・ヤンソン、講談社) 1965、のち文庫、のち新版 2020
  • 『ムーミン谷の仲間たち』(トーベ・ヤンソン、講談社、トーベ・ヤンソン全集5) 1968、のち文庫、のち新版 2020
  • 『さびしがりやのクニット』(トーベ・ヤンソン、講談社) 1971
  • 『それからどうなるの』(トーベ・ヤンソン、講談社) 1971

出典[編集]

  1. ^ 東北帝国大学一覧 昭和17年度』東北帝国大学、1943年、679頁https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1451117/378 
  2. ^ 『大原社会問題研究所雑誌』書評欄オンライン版 梅田俊英著『社会運動と出版文化 - 近代日本における知的共同体の形成』評者 伊藤晃
  3. ^ 『山室静自選著作集 第10巻』(郷土出版社)1993年 巻末年譜など参照
  4. ^ 大塚英良『文学者掃苔録図書館』(原書房)2015年 248頁

参考文献[編集]

  • 荒井武美『山室静とふるさと』(一草舎出版
  • 諏訪優著・堀江泰紹編『山室静とふるさと』(町田ジャーナル社)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]