岡田光正 (建築学者)
岡田 光正︵おかだ こうせい、1929年 - ︶は、日本の建築学者。工学博士︵京都大学︶。大阪大学名誉教授、元大阪工業大学建築学科教授。日本建築協会元編集理事。
専門は、建築人間工学・群衆安全工学︵特に災害の避難シミュレーション・安全性評価や群集流動、滞留人口など︶、建築計画・都市計画。
略歴[編集]
高知県に生まれる。1952年京都大学工学部建築学科卒業。のちに、工学博士︵京都大学︶[1]。清水建設勤務を経て京都工芸繊維大学講師、1962年大阪大学工学部助教授。1967年同大学工学部教授[2]。1992～1997年大阪工業大学工学部建築学科教授。 建築人間工学・群衆安全工学のパイオニアである。大阪大学工学部をメインに41年の長きにわたり教育・研究に従事、建築・都市人間工学領域︵講座︶を担当[3]。 群集安全工学の高い専門性と見識は、明石花火大会歩道橋事故︵2001年7月︶の原因究明にあたり大いに発揮し、長年携わったこれらの建築防災計画評定に活かされる[4]。受賞[編集]
●1965年 日本建築学会賞論文賞 ●1986年 空気調和衛生工学会賞[5] ●2011年 日本建築学会賞大賞[6] - 規模計画・安全計画・建築人間工学の確立と発展に関する一連の功績著書[編集]
●﹃建築計画﹄︿1﹀[7]および︿2﹀[8][9]︵現代建築学︶ ●﹁最大滞留量の近似的計算法﹂[10][11][12] ●﹃﹁地霊﹂の黒い陰﹄[13][14][15][16] ●﹃火災安全学入門﹄[17] ●﹃空間デザインの原点 建築人間工学﹄[18][19] ●﹃基礎シリーズ 建築計画入門﹄︵監修︶[20] ●﹃新建築学大系 13. 建築規模論﹄[21] ●﹃群集安全工学﹄[6][22] など脚注[編集]
(一)^ https://ndlonline.ndl.go.jp/#!/detail/R300000001-I000007817482-00
(二)^ 第3回(昭和47年度)研究奨励金 受賞研究の概要 日本情報開発協会 47-1、都市開発及び都市防災のためのメッシュデータ作成言語の開発と実用化 p.75] (PDF)
(三)^ “大阪大学 建築・都市人間工学領域”. www.arch.eng.osaka-u.ac.jp. 2019年12月10日閲覧。
(四)^ [1][リンク切れ]
(五)^ “学会賞 論文賞”. www.shasej.org. 2019年12月10日閲覧。
(六)^ [2]
(七)^ “新訂 建築計画1岡田 光正(著/文) - 鹿島出版会”. 版元ドットコム. 2019年12月10日閲覧。
(八)^ “新訂 建築計画2/岡田光正/柏原士郎/辻正矩/森田孝夫/鈴木克彦/吉村英祐｜au Wowma!︵ワウマ︶”. wowma.jp. 2019年12月10日閲覧。
(九)^ “現代建築学 建築計画︿2﹀ ︵新訂︶”. 紀伊國屋書店ウェブストア. 2019年12月10日閲覧。
(十)^ [3]
(11)^ [4]
(12)^ [5]
(13)^ “建築・土木図書専門出版の彰国社”. www.shokokusha.co.jp. 2019年12月10日閲覧。
(14)^ 株式会社ローソンエンタテインメント. “﹁地霊﹂の黒い陰”. HMV&BOOKS online. 2019年12月10日閲覧。
(15)^ “﹁地霊﹂の黒い陰－災害の黙示録by岡田光正”. singapore.kinokuniya.com. 2024年2月5日閲覧。
(16)^ 岡田光正 (2015-04-10). ﹁地霊﹂の黒い陰: 災害の黙示録. 彰国社. ISBN 978-4-395-32039-4
(17)^ “防災都市づくり”. www.research.kobe-u.ac.jp. 2019年12月10日閲覧。
(18)^ 岡田光正 (2015). 空間デザインの原点 : 建築人間工学 (第2版第2刷 ed.). オーム社
(19)^ 岡田光正 (2012-09-01). 空間デザインの原点: 建築人間工学. 理工学社. ISBN 978-4-8445-3129-6
(20)^ “詳細︵基礎シリーズ 建築計画入門︶｜建築・土木｜理工｜実教出版”. www.jikkyo.co.jp. 2019年12月10日閲覧。
(21)^ “新建築学大系 ︿13﹀ 建築規模論 岡田光正”. 紀伊國屋書店ウェブストア. 2019年12月10日閲覧。
(22)^ 群集安全工学
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