狩野内膳

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南蛮人渡来図(右隻)神戸市立博物館
南蛮屏風(部分)リスボン国立古美術館。本図は内膳の落款はあるが、描法が異なり別人の作とされる。

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代表作[編集]

作品名 技法 形状・員数 寸法(縦x横cm) 所有者 年代 落款・印章 備考
平敦盛 絵馬1面 兵庫須磨寺 天正18年(1590年 神戸市指定文化財
豊国祭礼図屏風 紙本著色 六曲一双 167.5x365.0(各) 京都豊国神社 慶長11年(1606年 重要文化財
南蛮人渡来図(南蛮屏風)[10] 紙本金地著色 六曲一双 154.5x374.8(各) 神戸市立博物館 重要文化財。内膳の落款を持つ南蛮屏風はこの他に、川西家旧蔵本、文化庁保管本、リスボン国立古美術館本、近年関西で発見されたアメリカ個人蔵本の5点確認されている。その中でもこの神戸市博本は、文化庁本に比べやや省略が認められるものの全体的に傑出した完成度を持ち、内膳自身の関与が想定される。
南蛮人渡来図(南蛮屏風)[11] 紙本金地著色 六曲一隻(左隻) 文化庁九州国立博物館寄託 バイエルン王国ループレヒト王太子が明治36年(1903年)に来日した際、京都で入手した作品。王太子はドイツに持ち帰り、ミュンヘンヴィッテルスバッハ家補償基金の所蔵となり、平成13年(2001年)に日本に里帰りした。右隻が失われているものの、貿易と宗教モチーフの数は5点の中で最も多く、原典に最も近い作品だと考えられる。
南蛮人渡来図(南蛮屏風) 紙本金地著色 六曲一双 個人(日本) 慶長年間後半期 款記「狩野内膳筆」(右隻第6扇)/「狩野」(左隻第1扇)
印文不明朱印(「内膳」白文方郭壺印か)
出石藩小出家伝来、川西家旧蔵。細部に写し崩れがあるが、文化庁本から想定される原典を大きく改変したことに意義が認められ、画の質は神戸市博本に次ぐことから、内膳自身が制作に関与したと考えられる。
禅宗祖師図屏風 紙本墨画淡彩 六曲一双 京都・常栖寺
山水人物花鳥貼交屏風 紙本墨画 六曲一双 114.9x45.0(各) 板橋区立美術館 孤岫宗峻賛

脚注[編集]

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︿ 1312004ISBN 978-4-5829-2131-1

2008ISBN 978-4-8055-0564-9

 2009ISBN 978-4-8087-0820-7

 西2011 - 2012

2013

 2019



219853

544西2005231-43ISSN 02866773NAID 110004500456 

  II  20123ISBN 978-4-7842-1615-4

 西14802019220pp.21-28ISBN 978-4-02-291480-4