目白台
目白台 | |
---|---|
胸突坂(2014年8月) | |
北緯35度42分56.83秒 東経139度43分26.22秒 / 北緯35.7157861度 東経139.7239500度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 東京都 |
特別区 | 文京区 |
地域 | 小石川地域 |
面積 | |
• 合計 | 0.485 km2 |
人口 | |
• 合計 | 7,117人 |
• 密度 | 15,000人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
112-0015[3] |
市外局番 | 03[4] |
ナンバープレート | 練馬 |
目白台︵めじろだい︶は、東京都文京区の町名[5]。現行行政地名は目白台一丁目から目白台三丁目。郵便番号は112-0015[3]。
地理[編集]
文京区西部地域であり、北に豊島区雑司ヶ谷、南に関口、西は豊島区高田、東は大塚・音羽に接する。公園や緑が多い地域である。高台の閑静な文教地区であり、また古くは大名屋敷であった。現在の東大病院分院跡地は松平出羽守の下屋敷、日本女子大学附属豊明小学校は大岡主膳正の下屋敷、日本女子大学附属豊明幼稚園は鳥羽藩の下屋敷、肥後細川庭園︵旧‥新江戸川公園︶は細川家の下屋敷だった所である。 地盤が強く、関東大震災、戦災に巻き込まれることがなかったため、細い路地などが残ったままである。 豊島区目白と文京区目白台は異なるが、混同されることが多い。もっとも中間に雑司が谷を挟んでいるだけであり近隣といえる。 ●目白台一丁目 ●田中角栄元内閣総理大臣私邸︵目白御殿→田中眞紀子私邸、現在、目白通り側の土地の一部が文京区立目白台運動公園として再開発 角栄邸部分は2024年1月の火災で焼失︶ ●日本女子大学附属豊明小学校 ●日本女子大学附属豊明幼稚園 ●目白台運動公園︵元国家公務員共済組合連合会運動場︶ ●和敬塾︵熊本藩屋敷跡︶ ●永青文庫 ●肥後細川庭園 ●長崎県諫早市事務所 ●文京区立目白台保育所 ●傾斜の急な坂が多い。富士見坂、豊坂、幽霊坂、胸突坂など。また日無坂は映画などの撮影で使用されることもある。 ●目白台二丁目 ●日本女子大学 ●長野県東京事務所宿舎︵旧東京市長永田秀次郎邸︶ ●セコムジャスティック本社 ●緩やかな坂があり、薬罐坂、清戸坂などがある。 ●目白台三丁目 ●稲荷神社︵通称‥腰掛稲荷神社︶ ●筑波大学附属視覚特別支援学校 ●東京大学 目白台インターナショナルビレッジ︵東京大学医学部附属病院分院跡[6]︶ ●オルゴールの小さな博物館︵閉館︶ ●区立目白台交流館︵交流館になる前の住居に一時期菊池寛が仮住まい︶ ●東京音楽大学目白台学生寮 ●同仁美登里幼稚園 ●カトリックパリ宣教師会 ●三菱UFJ証券ホールディングス ●桂林寺 古くからの密集した住宅地となっている。目白台唯一のコンビニ︵セブン-イレブン︶が不忍通りにある。スーパーマーケットは生活協同組合コープとうきょう、まいばすけっとが目白通り近くにある。地価[編集]
住宅地の地価は2017年︵平成29年︶1月1日の公示地価によれば目白台2-6-14の地点で80万1000円/m2となっている。歴史[編集]
高田豊川町、雑司ヶ谷町、高田老松町、西青柳町などが合併されて誕生。地名の由来[編集]
この地に目白不動と呼ばれた新長谷寺︵本尊は現在は金乗院に移される︶という寺があった。目白台という台地に由来。史跡[編集]
●大町桂月旧居跡︵目白台三丁目、盲学校の一つ手前の道︶ ●水神社︵目白台一丁目︶ ●清土鬼子母神堂︵目白台二丁目︶ ●窪田空穂旧宅跡︵目白台二丁目、早大教授の窪田空穂の旧宅︶ ●若山牧水︵目白台二丁目。居を構えたことがある。︶ ●旧細川家学問所松聲閣︵目白台一丁目︶ ●杉山寧旧宅跡︵目白台二丁目、文化勲章受章杉山寧の旧宅︶ ●日本女子大学成瀬記念講堂︵目白台二丁目︶ ●旧成瀬仁蔵住宅︵目白台二丁目︶ ●旧細川侯爵邸︵目白台一丁目 東京都指定文化財︶ ●村川家住宅︵目白台三丁目 国登録有形文化財、東京帝国大学教授村川堅固、東京大学教授村川堅太郎の旧宅︶ ●月の湯︵目白台三丁目 東京都最古級の木造銭湯 2015年に閉業解体︶ ●宮沢賢治が、永楽病院︵のちの東京大学附属病院分院︶に入院した妹・トシ︵旧制日本女子大学校に在学︶の看病のために滞在した下宿跡︵目白台三丁目、旧雑司が谷町、三丁目坂の辺り︶ ●目白台三丁目、腰掛稲荷神社から盲学校にかけては戦前牧場であった。世帯数と人口[編集]
2019年︵令和元年︶8月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
目白台一丁目 | 1,211世帯 | 2,130人 |
目白台二丁目 | 1,274世帯 | 2,333人 |
目白台三丁目 | 1,397世帯 | 2,654人 |
計 | 3,882世帯 | 7,117人 |
小・中学校の学区[編集]
区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[7][8]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
目白台一丁目 | 全域 | 文京区立関口台町小学校 | 文京区立音羽中学校 |
目白台二丁目 | 1〜3番 8〜9番 | ||
その他 | 文京区立青柳小学校 | ||
目白台三丁目 | 1〜3番 4番3号 4番4号(一部) 4番6〜10号 4番11号(一部) 5番 6番1号 6番11号(一部) 6番12号、14号 7番1〜4号 18〜29番 | ||
その他 | 文京区立関口台町小学校 |
交通[編集]
バス[編集]
- 目白台一丁目 - 白61系統「日本女子大」「目白台三丁目」停留所が利用できる。
- 目白台二丁目 - 都営バス白61系統「日本女子大」停留所が利用できる。
- 目白台三丁目 - 都営バス白61系統「目白台三丁目」停留所が利用できる。
- 上記都営バスのほか、文京区コミュニティバス「Bーぐる」の「目白台一丁目」「目白台運動公園前」「日本女子大前」「目白台二丁目」も利用できる。
脚注[編集]
(一)^ “文京の統計 - 第51回文京の統計︵平成30年︶”. 文京区 (2019年1月1日). 2019年9月1日閲覧。
(二)^ ab“文京区人口統計資料 - 町丁別世帯・人口︵住民基本台帳︶︵毎月1日現在︶”. 文京区 (2019年8月1日). 2019年9月1日閲覧。
(三)^ ab“郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月30日閲覧。
(四)^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2018年1月5日閲覧。
(五)^ ﹃角川日本地名大辞典13 東京都﹄、角川書店、1991年再版、p.993
(六)^ “東京大学 学内広報 NO.1526 | features”. www.u-tokyo.ac.jp. 2021年10月9日閲覧。
(七)^ “小学校 通学区域”. 文京区 (2014年11月5日). 2019年9月1日閲覧。
(八)^ “中学校 通学区域”. 文京区 (2013年11月18日). 2019年9月1日閲覧。