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龍吟庵

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龍吟庵
方丈の一景
所在地 京都府京都市東山区本町15丁目812
位置 北緯34度58分38.68秒 東経135度46分29.41秒 / 北緯34.9774111度 東経135.7748361度 / 34.9774111; 135.7748361座標: 北緯34度58分38.68秒 東経135度46分29.41秒 / 北緯34.9774111度 東経135.7748361度 / 34.9774111; 135.7748361
宗派 臨済宗東福寺派
寺格 東福寺塔頭
創建年 正応4年(1291年)
開基 無関普門
文化財 <国宝>
方丈
<重要文化財>
庫裏、表門、木造大明国師坐像、
銅無関禅師骨蔵器、石櫃
法人番号 3130005001317 ウィキデータを編集

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- 殿

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西

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南庭(無の庭)
方丈の前庭で、白砂を敷いただけのシンプルな庭になっている。
西庭(龍門の庭、清光苑)
龍吟庵の寺号に因んで、龍が海から顔を出して黒雲に乗って昇天する姿を石組みによって表現している。竹垣には稲妻模様が施されている。
東庭(不離の庭)
大明国師が幼少の頃、熱病にかかって山中に捨てられた時、二頭の犬が国師の身を狼の襲撃から守ったという故事を石組みで表している。鞍馬の赤石を砕いたものが敷かれている。

文化財[編集]

国宝[編集]

  • 方丈

重要文化財[編集]

  • 庫裏
  • 表門
  • 木造大明国師坐像(附 像内納入品)
    • (以下 像内納入品の明細)
    • 木製五輪塔(水輪水晶製)1基 内に金製舎利容器を納める
    • 緑瑠璃舎利壺 1口
    • 錦袋 2枚分
    • 版本諸尊図像陀羅尼(九重守)1巻 弘安八年二月十五日信聖刊記
    • 紙本墨書六尊種子 1紙
    • 古写経断片 4片
    • 香木 1片
    • 銅環 1箇
    • 銀箔 3枚分
    • 木箱 1合
    • 木製五輪塔 1基
    • 紙本墨書国師像内仏舎利之記 1帖 寛政元年奥書
  • 銅無関禅師骨蔵器 1合(正応四年十二月十二日在銘)・石櫃 1合 龍吟庵庫裏北側出土
    • (以下 附指定)(龍吟庵無関禅師墓納置)
    • 銅骨蔵器 1合
    • 錫外筒 1合 寛政二年大(明)国師五百(遠)忌在銘
    • 石櫃 1合
    • 金銅経筒 1合 永仁弐年三月十五日行願在銘
    • 須恵器合子 2合[注釈 1]

アクセス[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ これらの一括遺品は、石櫃を除き東京国立博物館に寄託。

出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]