703年の日本
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703年の日本では、703年の日本の出来事・流行・世相などについてまとめる。
他の紀年法[編集]
国家機関[編集]
政治[編集]
文武天皇の後見として治世にあたっていた持統上皇が崩御した。天皇はまだ20歳の若年であったため、天皇の叔父にあたる刑部親王が新設された知太政官事の職につき、後見役となった。当時すでに太政大臣という官職が存在していたが、同職は皇太子が天皇の共同統治者として就きうる地位であったため、それを憚ったものを思われる。 ●1月1日 - 木曽路が開通した。 ●1月13日 - 持統上皇崩御。 ●2月10日 - 刑部親王を知太政官事に任命した。 ●5月20日 - 全国に大赦を行った。 ●6月27日 - 紀伊国の那賀郡・名草郡に対して、調の麻布を絹糸に変更させた。同じく、有田郡・飯高郡・牟呂郡では銀に変更させた。 ●8月25日 - 不作に鑑み、近畿・九州諸国の調を半減、全国の庸を免除した。自然[編集]
●4月7日 - 信濃国・上野国での疫病の流行が朝廷に報告された。 ●7月4日 - 相模国での疫病の流行が朝廷に報告された。 ●9月2日 - 近江国で山火事が発生した。文化[編集]
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参考文献[編集]
- 『続日本紀』