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IEEE 488

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
GP-IBから転送)

IEEE 488(2007)使IEEE 488HP-IB (Hewlett-Packard Instrument Bus) GPIB (General Purpose Interface Bus) 

[]


IEEE 48818bit151MByte/sIEEE 488.1-2003 (HS-488) 8MByte/sec

IEEE 48816使8358

[]


1960Hewlett-Packard (HP) HPHP Interface Bus (HP-IB) 

HP-IBGeneral Purpose Interface Bus (GPIB) 

1975IEEE IEEE Standard Digital Interface for Programmable Instrumentation, IEEE 488-1975 488.1IEEE 488.1GPIBIEEE 488.2  Codes, Formats, Protocols, and Common Commands for IEEE 488.119876IEEE 488.1IEEE 488.2IEEE 488.1488.2488.1

IEEE 488.1IEEE 488.2SCPI1990

National InstrumentsHS-488IEEE 488.18MByte/sec2003IEEE 488.1-2003

IEEEHP-IBANSIANSI Standard MC 1.1IECIEEEIEEE/IEC 60488-1-2004 Ed.1 [1]

[]


HP-IBIEEE 4881977Commodore PET/CBMIEEE 488使CommodorePET/CBM8bitVIC-20C128IEEE 488HP-IBPETDIN

Hewlett-PackardTektronixIEEE 488使HPHP300010MBytes/sSCSI使

HP1980HP-41HP-71HP-IBHP-IL

[]


0 High (2.0V)1Low(0.8V)
種類 方向 名称 データ 説明
データ トーカ リスナ DIO1–DIO8 8bit データ データ入出力ビット。これら8本の線はバスを通して送られる8bitのデータやコマンドバイトを読み書きするのに使われる。
ハンドシェーク DAV
(Data Valid)
1(L) = データ有効
0(H) = データ無効
データが正当である。これはハンドシェイクラインであって、DIO1-DIO8で送られた値が正当であることを示す信号として使われる。転送用データがDIO1-DIO8のラインにセットされている間、DAVラインは「T1時間」と呼ばれる時間の後にアサートされる。T1時間後、データが読まれる前にデータラインは安定な値になる。
トーカ リスナ NRFD
(Not Ready For Data)
1(L) = ビジー
0(H) = レディ
データの準備ができていない。NRFDは受信側によって新しいデータバイトを受信する準備ができていないことを知らせるためにアサートされる、ハンドシェイク用ラインである。
NDAC
(Not Data Accepted)
1(L) = 未受信
0(H) = 受信完了
データ未受信。NDACは受信側がDIOラインに乗っているデータをまだ読んでいないことを示すために、受信側によってアサートされるハンドシェイクラインである。
管理用 コントローラ
デバイス
ATN
(Attention)
1(L) = コマンド
0(H) = データ転送
ATNは(1バイトのデータとは逆に)1バイトのコマンドバイトがDIOラインにあることを示すためにアサートされる。また、パラレルポール使用時はEOIもアサートされる。
EOI
(End-or-identify)
1(L) = 最終バイト このラインは、データの最終バイトが書き込まれるとアサートされる。つまりメッセージの最後を示す。パラレルポールの時はATNと一緒にアサートされる。
IFC
(Interface Clear)
1(L) = 初期化 インタフェース初期化。システムコントローラは、バスをリセットしコントローラ管理下におくためこのラインを(少なくとも100us以上)アサートする。
REN
(Remote Enable)
1(L) = リモートモード
0(H) = ローカルモード
システムコントローラによってアサートされ、RENがデバイスをリモートモードに入れる。つまり、コントローラによってRENがアサートされると、デバイスはリモートモードに入る。RENが偽(H)であれば、すべてのデバイスは即座にローカルモードに戻る。
コントローラ
デバイス
SRQ
(Service Request)
1(L) = サービス要求 バス上にあるデバイスは、コントローラ管理下からサービスを要求するためにアサートする。コントローラはデバイスがサービス要求するまで監視し、必要に応じてなんらかのアクションを起こす。

通信方法[編集]

トーカとリスナの決定[編集]


11 ATN=L  UNL (Unlisten)  ATN H

[]


 8bit DAV=L   NRFD=H  NDAC=H  DAV=H  NDAC=L  NRFD L1byte

byte EOI=L  CR+LF, CR, LF 

[]


SRQ1(L)調調

[]

IEEE 488[]

IEEE 488 
 

IEEE 488244UTS (M3.5 x 0.6) UTS20m使

[]


IEC-625[]


IEC-62525pin D-subPC/AT使使24pin

GPIB コントローラ[編集]

脚注[編集]

  1. ^ IEEE/IEC 60488-1-2004(IEEE Std 488.1-2003): Higher Performance Protocol for the Standard Digital Interface for Programmable Instrumentation - Part 1: General
  2. ^ 徳田 恵一、1984年12月18日、『PC-9801/E/F/M インターフェース解析マニュアル[第5巻]』、秀和システムトレーディング株式会社 p. 35
  3. ^ NAT7210 IEEE 488.2 Controller Chip Specifications”. 2024年1月31日閲覧。

外部リンク[編集]