SP02
キャリア | au |
---|---|
製造 | FOXCONN |
発売日 | 2010年12月25日 |
概要 | |
OS | Linux |
CPU | ARM11E(384MHz) |
音声通信方式 | なし |
データ通信方式 | CDMA 1X WIN (Packet WIN) (CDMA2000 1xEV-DO Rev.A) (800MHz[注釈 1]/2GHz/新800MHz) |
形状 | 通信モジュール内蔵 電子ブックリーダー |
サイズ | 130 × 198 × 9.6 mm |
質量 | 295.8 g |
連続待受時間 | 未公表 |
充電時間 | ACアダプター接続時:180分 |
外部メモリ | microSD (2GB) microSDHC (32GB) |
日本語入力 | なし |
FeliCa | 非対応 |
赤外線通信機能 | なし |
Bluetooth | なし |
放送受信機能 | なし |
備考 | 1. 製造国: 中国 2. 無線LAN(IEEE802.11b/n/g)を搭載 3. 本機専用のACアダプターが付属 |
メインディスプレイ | |
方式 | E-Ink電子ペーパー |
解像度 | SVGA600×800ドット |
サイズ | 6インチ |
表示色数 | 1色 |
サブディスプレイ | |
なし | |
メインカメラ | |
なし | |
サブカメラ | |
なし | |
カラーバリエーション | |
ホワイト (White) | |
■テンプレート / ■ノート ■ウィキプロジェクト |
biblio Leaf SP02︵ビブリオ リーフ エスピーゼロニ[1]︶は、台湾のFOXCONNとKDDIの共同開発による電子ペーパー搭載の電子書籍端末である[2]。
auブランドを展開するKDDI/沖縄セルラー電話のCDMA 1X WIN︵CDMA2000 1xEV-DO Rev.A︶対応の通信モジュール付。製造型番はFCS02︵えふしーえす ぜろに︶。
概要[編集]
同キャリア向けとしては初となる本格的な﹁電子ブックリーダー﹂である。本機にはソーラーパネルが装備されており太陽光から充電ができる︵蛍光灯下は不可︶。液晶パネルはソニー・リーダーと同じく電子インク (E_Ink) を採用した白黒表示︵16階調︶の電子ペーパーとなっており、1回の充電で約50冊︵約13,000ページ相当︶の読書が可能となる。2011年2月時点では日本市場で市販されている唯一の3GとWi-Fi接続に対応した電子ペーパー表示の電子書籍端末であった[3]。 電子書籍配信のプラットフォームはソニー・KDDI・凸版印刷・朝日新聞社の合弁会社であるブックリスタが担当しており、同社が供給するコンテンツを専用サイト﹁LISMO Book Store﹂にて販売し、XMDFファイルでダウンロード配信する形となる。ブックリスタは日本版のソニー・リーダーの電子書籍販売サイト﹁Reader Store﹂においても既に供給しているため、両者間での販売タイトルは遜色無いものとされている︵互換性は不明︶。なお、ソニー・リーダーのPRS-350と構造・操作面で似通う点があるが、OEM製品ではないとされている。 料金プランは当機種専用のもので、基本料とパケット定額相当込みで1575円の固定料金となっている。これに﹁誰でも割シンプル︵特定機器︶﹂を適用すると、月々525円に割引される︵誰でも割参照︶。 内蔵メモリは2GBで、XMDFファイルのほかPDF、EPUBにも対応している[4]。この節の加筆が望まれています。 |
沿革[編集]
●2010年︵平成22年︶10月18日 - KDDI、沖縄セルラーより公式発表[5][6]。 ●2010年12月25日 - 関西・沖縄地区にて先行発売開始[7]。 ●2011年︵平成23年︶1月以降 - 上記以外の残りの地区にて順次発売[7]。 ●2012年︵平成24年︶5月 - 販売終了。 ●2016年︵平成28年︶4月30日 - ﹁LISMO Book Store﹂サービス終了[8][9]。 ●2022年︵令和4年︶3月31日 - 3Gサービスの提供終了[8]。補足[編集]
ペットネーム︵商品名︶に“biblio”の名を冠しているものの、EZweb経由でダウンロードした電子書籍︵EZブック︶は再生することができず、2010年夏頃に終売している東芝製フィーチャーフォンのbiblio︵TSY01︶に保存した電子書籍コンテンツとの互換性は全くない。関連項目[編集]
●ソニー・リーダー ●Amazon Kindle ●biblio ●GALAPAGOS ●ブックリーダー SH-07C︵GALAPAGOSにNTTドコモのFOMA通信機能を内蔵したモデル︶外部リンク[編集]
●biblio leaf SP02︵au︶[リンク切れ] ●biblio Leaf SP02の取扱説明書ダウンロード脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
(一)^ “電子ブックリーダー﹁biblio Leaf SP02﹂の発売について”. KDDI (2010年10月18日). 2023年1月21日閲覧。
(二)^ “電子ペーパー搭載の電子書籍端末﹁biblio Leaf SP02﹂”. ケータイWatch (2010年10月18日). 2023年1月21日閲覧。
(三)^ 池田圭一 (2011年2月23日). “biblio Leaf SP02――それは、本好きに対する挑戦?”. ITmedia eBook USER. 2023年1月21日閲覧。
(四)^ “biblio Leaf SP02に見る絶対ブレないブックリーダー選択法” (2011年2月21日). 2023年1月21日閲覧。
(五)^ “電子ブックリーダー﹁biblio Leaf SP02﹂の発売について”. KDDI (2010年10月18日). 2023年1月21日閲覧。
(六)^ 近藤謙太郎 (2010年10月18日). “KDDI、電子ブックリーダー﹁biblio Leaf SP02﹂を発表”. マイナビニュース. 2023年1月21日閲覧。
(七)^ ab田中聡 (2010年12月21日). “電子ブックリーダー﹁biblio Leaf SP02﹂、12月25日から順次発売”. ITmedia eBook USER. 2023年1月21日閲覧。
(八)^ ab“biblio Leaf料金プラン | お申込み受付終了プラン‥スマートフォン・携帯電話”. au. 2023年1月21日閲覧。
(九)^ “KDDIの電子書籍ストア﹁LISMO Book Store﹂、来年4月末でサービス終了”. INTERNET Watch (2015年11月6日). 2023年1月21日閲覧。