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Transaction Processing Facility

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
z/TPF
開発元 IBM
最新版

V1.1 / 2004年10月

プラットフォーム z/ArchitectureSystem z等)
種別 オペレーティングシステム
ライセンス プロプライエタリ (IPLA)
公式サイト z/TPF
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Transaction Processing Facility (TPF) IBM (OS) 

1CRS使System zz/TPF V1.1

System zz/OSz/VSEz/VMOS

概要[編集]


SABRE1960IBMAirlines Control Program (ACP)OSACP1979IBMACPTPF

SABREHoliday InnKLMVisaCBOE

TPFTPFTPF24×7TPF10IBMCICSIMSTPF//

TPFPARSPARS IPARS 使TPF 370TPFC使TPF  SabreTalk PL/ITPFTPFDF

TPFIBMz/OSz/VM使z/OSTPFALCSIBMOS1

TPFSystem z (z/Architecture)z/TPF200564GCCGNU使

IBMJTBTRIPS2009System p[1]

[]

[]


TPF TPF CPUAPI使CPUz/TPFCPU調

TPFCPUCPU4KCPUCPUTPFCPUCPU

[]


TPFTPF3221DASD (Direct Access Storage Device) 

使DASDRPQRPQDASDCoupling Facility使

特徴[編集]

  • TPFはGUIを持たず、単純なCUIが使われる。従って、マウスもウィンドウもアイコンもない。
  • TPFにはコンパイラ、アセンブラ、テキストエディタといったものもない。TPF向けアプリケーション開発はz/OS上などで行われる。z/TPFではLinux上に開発環境がある。
  • TPFにはオンラインマニュアル等もないので、紙のマニュアルを読まなければならない。TPF用のIBM製コマンド群は "Z" で始まる名前が付いている。従って、ユーザーは一般に "Z" 以外で始まる名前をコマンドにつける。
  • TPFにはデバッグ機能がほとんどない。通常、z/VM上でTPFを動作させることが多いので、VMの持つトレース機能が利用できる。
  • TPFはトランザクションを含めたメッセージのやりとりを高速化するよう最適化されている。
  • TPFは高速化のため、メモリ上にプログラム全体をロードして実行する方式であった。このためかつてのTPF用プログラムは4Kバイトに制限されていた。z/TPFではC言語を使うようになったため、この制限はない(というよりも実際問題としてアセンブラ以外で4Kバイトにサイズを制限されてもほとんど何もできない)。

参照[編集]

  1. ^ 【事例編】JTB、基幹系プラットフォームを刷新 - 進化するITプラットフォーム Part8

外部リンク[編集]