Xbox 360
メーカー | マイクロソフト |
---|---|
種別 | 据え置き型ゲーム機 |
世代 | 第7世代 |
発売日 |
2005年11月22日 2005年12月2日 2005年12月10日 2006年2月24日 2006年3月16日 |
CPU | PowerPC カスタム 3.2GHz 3コア |
GPU | ATI カスタム 500MHz |
対応メディア |
DVD DVD±R/RW CD CD-R/RW HD DVDドライブ(オプション) |
対応ストレージ |
HDD USBメモリ メモリーユニット |
コントローラ入力 |
ワイヤレス または 有線 (合計で4つまで) |
外部接続 |
"E"モデル USB x 3 イーサネット接続用RJ-45 x 1 |
オンラインサービス | Xbox Live |
売上台数 |
8,400万台(2014年6月時点)[1] 約162万台[2] |
最高売上ソフト |
Kinect アドベンチャー! / 2,400万本[3] スターオーシャン4 -THE LAST HOPE- / 約21万本[2] |
互換ハードウェア |
Xbox 360 コアシステム Xbox 360 アーケード Xbox 360 エリート Xbox One S Xbox One E |
後方互換 |
一部のXbox用ゲーム (要ハードディスクドライブ) |
前世代ハードウェア | Xbox |
次世代ハードウェア | Xbox One |
歴史
[編集]出荷台数の推移
[編集]ハードウェア
[編集]仕様
[編集]内蔵機能
[編集]デバイス・ソフトウェアとの連携
[編集]PCとの連携
[編集]Xbox SmartGlass
[編集]Xbox SmartGlassは、Windows 8/iOS/Android/Windows PhoneデバイスをXbox 360のサブスクリーンとして使う機能。情報表示やリモートコントロールが行える。2013年3月現在、日本で対応しているゲームソフトは『Halo 4』や『Forza Horizon』など15タイトル。2018年5月18日でサービス終了となった。[52]
2012年10月16日にIEのアプリの無料配信が開始され、全体的なUIは当時登場していたWindows 8に近いものになった。[53]ただし、IEの全体的なサービス終了に合わせ、2022年6月15日以降は起動しても全てのサイトで「インターネットに接続できませんでした」のエラーが表示されるようになり、事実上使用不可能となった。
YouTube
[編集]後方互換性
[編集]- ボタン対応表
Xbox 360用ソフト | Xbox用ソフト | |
---|---|---|
左右スティック | 左右スティック | 左右スティック |
十字ボタン | 十字ボタン | 十字ボタン |
B | B | B |
A | A | A |
Y | Y | Y |
X | X | X |
LT | LT | L |
LB | LB | DUKE |
RT | RT | R |
RB | RB | SELECT |
START | START | START |
BACK | BACK | BACK |
バリエーション
[編集]スタンダードモデル
[編集]20GBモデル
[編集]HDMI搭載 20GBモデル
[編集]60GBモデル
[編集]2008年9月11日からはHDDの容量を60GBに増やしたスタンダードモデルを29,800円(税抜28,381円)で発売[13]。20GBモデルはオープン価格に改定し、在庫が無くなり次第販売終了。さらに2009年9月10日に、エリートのマイナーチェンジモデル(エリートからHDMI AVケーブル等を省略したもの、詳細は後述)が発売され、スタンダードモデルは在庫限りオープン価格に移行。在庫が無くなり次第発売終了。
Xbox 360 コアシステム
[編集]Xbox 360 エリート
[編集]Xbox 360 アーケード
[編集]Xbox 360 S 250GB
[編集]- Xbox 360 S 本体(プレミアムリキッドブラックからリキッドブラックに変更)
- 記憶装置(内蔵ハードディスク 250GB)
- ワイヤレス コントローラー(リキッドブラック)
- ヘッドセット(リキッドブラック)
- コンポジット AV ケーブル
- ACアダプター
- 取扱説明書一式、試供品の乾電池
- Xbox Live 1ヶ月 ゴールドメンバーシップ
Xbox 360 S 250GB + Kinect
[編集]Xbox 360 S 4GB
[編集]- Xbox 360 S 本体(リキッドブラック)
- 記憶装置(内蔵型メモリ 4GB)
- ワイヤレス コントローラー(リキッドブラック)
- コンポジット AV ケーブル
- ACアダプター
- 取扱説明書一式、試供品の乾電池
- Xbox Live 1ヶ月 ゴールドメンバーシップ
Xbox 360 S 4GB + Kinect
[編集]Xbox 360 E
[編集]Xbox 360 E 250GB
[編集]Xbox 360 E 4GB
[編集]パッケージ内容は以下の通り。
- Xbox 360 E 本体(リキッドブラック)
- 記憶装置(内蔵型メモリ 4GB)
- ワイヤレス コントローラー(リキッドブラック)
- コンポジット AV ケーブル
- ACアダプター
- 取扱説明書一式、試供品の乾電池
- Xbox Live 1ヶ月 ゴールドメンバーシップ
発売当時の価格は19,800円(税込)[66]。
Xbox 360 E 4GB + Kinect
[編集]上記、Xbox 360 E 4GBにKinectを同梱したパッケージ。 発売当時の価格は29,800円(税込)[66]。
Xbox 360 E 500 GB(ブルー)
[編集]後継機
[編集]各モデル間の機能比較
[編集]HDMI端子のあるモデルはないモデルに比べて便利なだけでなく、RRoDの発生率も減少する傾向にある。メモリーユニットの挿入口はS型で廃止。赤外線端子(メディアリモコン用)はすべてのモデルに搭載されている。
無印型(2005年) | S型(2010年) | E型(2013年) | |||||||||
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無印モデル(Premium,GO Pro) | Xbox 360 コアシステム(Core) |
Xbox 360 アーケード |
Xbox 360 スタンダードモデル |
Xbox 360 エリート(Elite) |
Xbox 360 S | Xbox 360 E | |||||
20GB | 60GB | 250GB | 4GB | 250GB | 4GB | ||||||
型番 | B4J-00037 2005年12月10日 |
64S-00017 2006年11月2日 |
XGX-00007 2008年3月6日 |
XGX-00029 2008年12月 XGX-00045 2009年4月 XGX-00062 2009年4月 |
B4J-00113 2007年11月1日 |
B4J-00184 2008年9月11日 |
B4J-00128 2007年10月11日 FAA-00069 2009年9月10日 |
RKH-00014 2010年6月24日 RKH-00054 2012年2月23日 |
RKB-00014 2010年9月9日 |
M9V-00016 2013年9月19日 |
1L9V-00016 2013年9月19日 |
本体のカラーバリエーション及び外装 | チルホワイト、光学ドライブのベゼルへのクロム塗装 | チルホワイト | チルホワイト、光学ドライブのベゼルへのクロム塗装 | プレミアムマットブラック、光学ドライブのベゼルへのクロム塗装 | プレミアムリキッドブラック (2012年2月23日よりリキッドブラック) |
リキッドブラック | |||||
コントローラーとそのカラーバリエーション | ワイヤレス(周波数2.4GHz)、チルホワイト | ケーブル接続(ケーブル長3m)、チルホワイト | ワイヤレス(周波数2.4GHz)、チルホワイト | ワイヤレス(周波数2.4GHz、プレミアムマットブラック) | ワイヤレス(周波数2.4GHz、リキッドブラック) | ||||||
AVケーブル | D端子 HD AVケーブル[2] | コンポジット AVケーブル | D端子 HD AVケーブル[2] | D端子 HD AVケーブル[2] HDMI AVケーブル (2009年9月10日よりコンポジットAVケーブル) |
コンポジット AVケーブル | ||||||
ACアダプタ
(スタンダードモデルのみ古い機種のACアダプターほど下位互換がある) |
203W | 203W | 175W | 150W | 175W | 175W(後期型は150W) | 135W | 120W | |||
S/PDIF端子[48] | あり | なし | あり | あり(コンポジットAVケーブル付属の場合はなし) | あり | なし
(これにより事実上DTSに非対応) | |||||
注)S/PDF端子を搭載した各種専用AVケーブルやオーディオアダプターを使用する事で対応(付属の専用AVケーブルに依存。付属AVケーブルがD端子 HD AVケーブルかHDMI AVケーブルの場合は同AVケーブルにS/PDIF端子がある)。 | |||||||||||
記憶装置
(HDD搭載の場合は初代Xboxの一部作品がプレイ可能) |
20G外付HDD | なし
(HDDがない場合はファームウェア更新に支障が出る場合あり) |
256M内蔵メモリ、または256Mメモリーユニット(後期型は512M内蔵) | 20G外付HDD | 60GB外付HDD | 120GB外付HDD | 250GB内蔵HDD | 4GB内蔵メモリ | 250GB内蔵HDD | 4GB内蔵メモリ | |
メモリーユニトスロット | あり | なし | |||||||||
HDMI (v1.2) 出力端子 | なし | あり | |||||||||
イーサネットケーブル
(イーサネット端子は全モデルに付随) |
あり | なし | あり | なし | |||||||
WiFi(802.11b/g/n) | なし(オプション品USB接続) | あり(2.4Ghz帯のみ) | |||||||||
Kinect接続用ポート | なし(USB接続) | あり | |||||||||
ヘッドセット | なし(欧米ではあり) | なし | なし(欧米ではあり) | あり(黒) | なし | あり(黒) | なし | ||||
メディアリモコン | あり | なし | あり | なし | |||||||
Xbox Live 1ヶ月 ゴールドメンバーシップ[1] |
あり |
プレミアモデルと限定モデル
[編集]プレミアムパック
[編集]スペシャルエディション
[編集]Kinect限定パック
[編集]- Xbox 360 S 250GB + Kinect[89]
- 2010年11月20日に発売された「Kinect」と「Xbox 360 S 250GB」の初回限定生産パック。価格は39,800円。4GB + Kinectのパックと同じく、Kinect専用ソフト『Kinect アドベンチャー!』も同梱されている。当初初回限定生産パックであったが、2011年6月2日より通常モデルとして販売が開始された。
- Xbox 360 S 4GB + Kinectバリューパック[100]
- Xbox 360 S 250GB + Kinectバリューパック[100]
- 2011年10月13日に発売された「Xbox 360 S」の4GBまたは250GB本体に、Kinect専用ソフト『Kinect アドベンチャー!』と『ユアシェイプ フィットネス・エボルブ』が同梱された期間限定セット。価格は通常のKinectセットモデルを同じで、4GBモデルが29,800円。250GBモデルが39,800円。
周辺機器
[編集]コントローラー関連
[編集]-
ワイヤレス コントローラー (ホワイト)
-
ワイヤレス コントローラー (ブラック)
-
Xbox 360 S コントローラー
-
コントローラ
-
ワイヤレスコントローラ+メッセンジャーキット
-
ワイヤレスコントローラの電池と充電器
-
メディアリモコン
-
ユニバーサルメディアリモコン
-
ワイヤレスレーシングホイールこれらに挙げるほぼすべての周辺機器はXbox One以降のXboxモデルとの互換性がない。Xbox 360の赤外線のコードは初代Xbox、Xbox One以降のものと異なる。 ●コントローラー ●本体のコントローラ端子に接続する。PC用として販売されたパッケージも存在する[101]。 ●ワイヤレス コントローラー ●基本色はホワイト。Xbox 360 エリートが販売されている地域ではブラックがエリート本体と同時に発売されている︵日本では2007年10月11日に発売︶。その他、北米、オーストラリア、ニュージーランドではピンク・ダークブルーが、アジア・ヨーロッパ・日本ではライトブルーが2007年11月1日に発売。日本ではピンクも発売された。2009年3月5日にはリミテッドエディション レッドがプレイ&チャージキット同梱で限定発売される。 ●後述のワイヤレスゲームアダプターを使用することで、Windows XP/Vistaパソコンでも利用可能。 ●業界初の無線コントローラーであり、このコントローラーが基礎となってXbox One、PS3コントローラー、Wii U、Nintendo Switch用プロコントローラーなどに派生した。無線コントローラーは依然Bluetoothに対応しておらず、別売りの﹁ワイヤレスアダプター﹂か接続用の独自端子のケーブルを使用してPCに接続できる。スタートボタンかXboxボタンを長押しすることで本体を起動できる。Xboxボタン、スタートボタンを一瞬だけ押した場合でもわずかにコントローラーのランプが光る。コントローラーのペアリングは有線接続か、コントローラーと本体のペアリング用のボタンを長押しして行う。 ●リチャージャブルバッテリーパック ●ワイヤレスコントローラー用の充電式バッテリー。ワイヤレスコントローラと同色で発売されている。基本的に発売日は同色のコントローラと同時だが、ブラックについては地域によって異なり、Xbox 360 エリートの発売と同時の地域と、Halo 3 スペシャルエディションの発売と同時の地域があった︵日本では後者で2007年9月27日[102]︶。 ●クイックチャージキット ●充電器とリチャージャブルバッテリーパックのセット。 ●プレイ&チャージキット ●充電ケーブルとリチャージャブルバッテリーパックのセット。ブラックの発売日についてはバッテリーパック単品の発売日同様地域によって異なる。なおこのケーブルは充電用の電源を供給するだけの物であり、接続してもコントロール自体はワイヤレスのままである。 ●ワイヤレス コントローラーSE ●従来のワイヤレスコントローラーと比べて、回すことにより二種類の操作感で確実に操作できる十字キーを備えたモデル。 ●ワイヤレスレーシングホイール ●レースゲーム用コントローラ。 ●ワイヤレス スピード ホイール ●モーションセンサー搭載により、固定すること無く直感的な操作でレーシングゲームが楽しめる。数量限定でForza Motorsport 4同梱版もある。 ●ユニバーサルメディアリモコン ●スタンダードモデル同梱のメディアリモコンの機能の他、テレビの操作も可能。HD DVDプレイヤーにも同梱。ゲームのプレイ中はリモコンにコントローラー番号を付与できないため、リモコン操作がXbox ダッシュボード以外で無効化される。
Kinect
[編集]詳細は「Kinect」を参照Kinect︵キネクト︶は2010年11月20日より発売された、コントローラーを使わずにプレイが出来るゲームデバイス[103]。プレイヤーの様々な体の動きをキャプチャし、画面上に反映する。音声認識も搭載しており、ダッシュボードの操作にも対応している。Kinect専用及び対応ソフトが発売されている。Xbox OneシリーズKinectとの互換性は一切存在しない。記憶装置
[編集]-
ハードディスク
-
ハードディスク移行ツールを接続した様子保存媒体については、Xboxの初期型で初期のバージョンの場合、ファームウェアのバージョンアップ時に容量が不足することがあり、その場合は256MB以上の外付けメモリーユニット、またはHDDが必要になる場合もある。本体OSが2010年4月以降のバージョンであればUSBメモリを記録媒体に使用可能となる。 ●メモリーユニット ●64MB ●256MB - 前期型のXbox 360アーケードに同梱。単独での市販は行われていない。 ●512MB - 日本では2007年6月7日発売[104]。Xbox Live アーケードソフト﹃Geometry Wars: Retro Evolved﹄が期間限定で収録されている。 ●内蔵メモリーユニット ●256MB - 2008年12月末から出荷された﹁Xbox 360 アーケード﹂に内蔵。 ●512MB - 2009年4月末から出荷された﹁Xbox 360 アーケード﹂に内蔵。 ●4GB - 2011年9月9日より出荷された﹁Xbox 360 S 4GB﹂に内蔵。 ●外付ハードディスク ●20GB - Xbox 360スタンダードモデル同梱品。 ●60GB - Xbox 360スタンダードモデル同梱品︵2008年9月11日以降︶。別売品としてヘッドセット、Xbox LIVE 3ヵ月ゴールドメンバーシップカード、LANケーブルを同梱した﹁Xbox 360 ハードディスク︵60GB︶ LIVEパック﹂を2008年11月13日発売。価格は11,550円︵税抜11,000円︶[105]。 ●120GB - Xbox 360 エリート同梱品。別売品︵日本での発売は2007年6月7日[104]︶にはハードディスク ︵20GB︶からの移行ツール付属。なお収録コンテンツの内容が異なる2つのバージョンが確認されている[106]。 ●250GB - MW2リミテッドエディションが初出。別売品︵日本での発売は2010年3月11日[107]︶。 ●内蔵ハードディスク︵Xbox 360 S用︶ ●250GB - 2010年9月9日発売。価格は15,540円。360GBの発売に伴いオープンプライスに。 ●320GB - 2011年11月2日発売。価格は13,440円。 ●500GB - 2015年4月23日発売。価格は13,440円。
記憶装置の価格改定
[編集]Xbox 360 メモリー ユニット Xbox 360 ハードディスク Xbox 360 S メディア ハードディスク 64MB 512MB 20GB 60GB LIVEパック 120GB 250GB 250GB 320GB 500GB 価格(日本)
(改定前)3,360円
(税抜3,200 円)5,775円
(税抜5,500円)9,975円
(税抜9,500円)11,550円
(税抜11,000円)18,900円
(税抜18,000円)- 価格(日本)
(2008年9月11日改定)[13]OP
在庫限りで販売終了5,250円
(税抜5,000 円)OP
在庫限りで販売終了無し 15,750円
(税抜15,000円)- 価格(日本)
(2009年9月10日改定)販売終了 3,150円
(税抜3,000 円)販売終了 9,975円
(税抜9,500円)15,750円
(税抜15,000円)- 価格(日本)
(2010年3月11日改定)販売終了 OP 15,540円 - 価格(日本)
(2010年9月9日改定)販売終了 OP 15,540円 - 価格(日本)
(2011年11月2日改定)販売終了 OP 13,440円 - 価格(日本)
(2015年4月23日改定)販売終了 OP 13,440円 Xbox Live関連
[編集]-
ヘッドセットホワイト
-
ヘッドセットブラック
-
ワイヤレスヘッドセット
-
充電中のワイヤレスヘッドセット(Halo 3 リミテッドエディション)
-
ワイヤレスLANアダプタ
-
Xbox Liveビジョン●ヘッドセット ●コントローラーの専用拡張端子に接続する。プラグの異なる2種類が存在しており、後期版はメッセンジャーキットのチャットパッドに接続可能になるよう一部の端子のピンが削除された。 ●ワイヤレスヘッドセット ●コントローラとは別に接続されるタイプのヘッドセット。充電用のケーブルが付属しており、本体などのUSB端子より電源を取って充電する。 ●ワイヤレスLANアダプター ●IEEE 802.11 a/b/g 対応。Xbox 360 S以前のモデルで使用可能。ただし、仕様上Windowsにこのアダプターを接続しても全く反応しないため非対応。 ●ワイヤレスLANアダプターN ●IEEE 802.11 a/b/g/n︵Draft 2.0︶対応。5GHz帯にも対応。 ●チャットパッドキット(メッセンジャーキッド) ●ヘッドセットとチャットパッドとのセット[108]。北米にて2007年9月4日に発売、日本では2008年1月10日発売[109]。 ●Xbox Live ビジョン ●一部ゲームでカメラチャットに使用できる。また、Kinectの前身である赤外線のセンサーを簡易的に内蔵している。ゲーマータグの写真︵フレンドのみに公開される写真︶を撮影することができる。パッケージの中にXbox Live Gold一か月無料コードが内蔵されている。
ケーブル
[編集]コンポジットAVケーブル コンポジットAVケーブル以外は光デジタル音声出力(S/PDF)端子を搭載。 また、VGA HD AVケーブル以外はコンポジットAVケーブルとしても使用可能。D端子 HD AVケーブルおよびコンポーネント HD AVケーブルにはコンポジットAVケーブルとして使うときのために切り替えスイッチがある。 ●コンポジットAVケーブル ●SビデオAVケーブル ●D端子 HD AVケーブル ●コンポーネント HD AVケーブル ●VGA HD AVケーブル ●VGAのジェンダーチェンジャーが同梱されているのでケーブルがモニタ側に直付けの場合でも接続可能。またオーディオ用のプラグアダプターも同梱しているので、ライン入力端子がミニプラグでも接続可能[110]。 ●HDMI AVケーブル ●HDMIケーブルとオーディオアダプターケーブルのセット。オーディオアダプターケーブルは光デジタル音声出力とアナログ音声出力を提供する。Xbox 360 エリートに同梱、HDMI端子搭載型の本体︵スタンダードモデルやHalo 3 スペシャルエディション︶の発売に合わせて単品でも発売されている︵日本では2007年9月27日発売[102]︶。 ●HDMIケーブル ●Xbox 360 データ転送ケーブル ●2010年6月24日から発売。2100円。従来のXbox 360からXbox 360 Sへデータを転送するために使用する。Xbox 360 S同士での転送は不可。その他
[編集]-
ワイヤレスゲームアダプター●フェイスプレート ●シルバー、サン、ピンク バルーン、ウォーター パズル、ウッド、カーボン ファイバーの6種。その他、種々の特典として﹃ブルードラゴン﹄などの作品をモチーフとしたオリジナルフェイスプレートがある。360S以降は使用不可能。 ●HD DVDプレーヤー︵ユニバーサルメディアリモコン同梱︶ ●ワイヤレスゲームアダプター ●Windows XP以降のPCでXbox 360用ワイヤレスアクセサリ︵ワイヤレスコントローラー、ワイヤレスヘッドセット、ワイヤレスレーシングホイール︶を利用するアダプター。
HD DVDプレイヤー
[編集]2005年12月14日、日本の一部報道機関がHD DVDドライブ搭載の新型が2006年春以降に発売になると伝えたが、マイクロソフト側はこの報道を否定[111]。その後2006年1月5日に周辺機器として外付けHD DVDドライブを年内に発売すると発表。米国では同年11月7日に$199.99、日本では同年11月22日に20,790円︵税込︶で発売された[112]。HD DVDおよびDVDの再生のみの対応であり、ゲームは起動できない。USBポートが2個ありコントローラなどを接続可能な他、ワイヤレスLANアダプターを取り付けることもできる︵本体のUSB端子にHD DVDプレイヤーを接続し、HD DVDプレイヤーの背面に取り付ける形となる︶。Windowsでも、ドライバーを手動でインストールすれば使用可能である。 HD DVDプレイヤー発売当時の本体はHDMI端子がない上にXbox 360はドルビーデジタル以上の上位音声規格に対応しなかったため、ドルビーデジタルプラスなど一部の音声フォーマットが使用不可となったが、既にXbox 360を購入済みのHDTVユーザには安価なHD DVD再生の選択肢となった。 マイクロソフトがHD DVDプレイヤーをXbox 360の周辺機器として発売したのは、PS3が、HD DVDの競合規格であるBlu-ray Discを標準搭載した事と関係が深いとみられている[要出典]。 2007年7月26日、米マイクロソフトは北米で8月からXbox 360 HD DVD プレイヤーの値下げを実施[113]。同年8月1日から9月30日までに購入した人に5枚のHD DVD作品を無料提供。 2008年1月8日、米国で開催された家電展示会﹁2008 International CES﹂において、米マイクロソフトXboxグループマーケティングマネジャーのアルバート・ペネロが﹁消費者から要望があればBlu-ray Disc対応も考える﹂と柔軟姿勢をコメント[114]。同年2月6日、北米・豪州などでプレーヤーの値段を$179.99から$129.99に引き下げ、5枚のHD DVD作品を無料提供[115]したが、日本では値下げが発表されなかった。 2008年2月19日には東芝が﹁HD DVD規格﹂に基づいたプレーヤー及びレコーダーのグローバルな事業に関して終息させることを発表し[116]、﹁PC、ゲームなど向けのHD DVDドライブについても顧客企業の需要に配慮しながら量産を終了することを決定﹂するとした。これを受けてか2008年2月26日にマイクロソフト株式会社は﹁Xbox 360 HD DVD プレーヤー﹂の生産終了を発表、しかしサポートについては継続するとしている。実質HD DVDプレーヤーはサポート終了している[117]。他社製品
[編集]●ホリパッドEXターボ[118] ●HORI製のコントロールパッド。2006年2月24日発売。当時としては唯一、連射機能を搭載したXbox 360用のコントロールパッド。 ●リアルアーケードPro.VX-SA ●HORI製のジョイスティック。2010年4月22日発売。横長で白色のボディを採用し、実際のアーケード機器に使われている三和電子社製のスティックとボタンを採用し、随所にこだわりを見せる製品。また、8つのボタン︵A・B・X・Y・LB・RB・LT・RT︶に関しては、各ボタンごとに連射︵連射速度は2段階︶の有無を個別に設定可能となっている。 ●その他にも、HORI製のジョイスティックはワイヤレスのものや﹁各ゲームごとの個別仕様﹂のもの、また特定のネット通販サイトでの専売品など、複数発売されている。 ●HTP-GS1 ●パイオニア製のホームシアターシステム。2006年9月発売。Xbox 360専用品ではないがXbox 360の公式ライセンス品である。塗装をXbox 360の本体色に合わせてある、同梱のリモコンでXbox 360の操作も可能などXbox 360での使用に最適化してあるのが特徴。 ●サンディスクXbox 360 USBフラッシュメモリ ●Xbox 360での動作保証及びすぐ使用できるように初期化済みの8GB USBメモリ。Xbox LIVEゴールドメンバーシップ一ヶ月付き。システムアップデート
[編集]同世代ゲーム機と同様に、ネットワーク経由で定期的なシステムアップデートを実施。バグ・不具合を解消したり、新しい機能・周辺機器に対応するようになる。基本的に年2回ペースで大規模なシステムアップデートを、新しい周辺機器にあわせて小規模なアップデートを実施。 2006年 ●1月30日 ●プレイ履歴の精度向上。 ●ゲーマープロフィール削除時のオプションでセーブデータの保持が可能になる。 ●6月6日 ●マーケットプレースでのダウンロードを6つまでのキュー方式に変更、オンラインプレイ時の一時停止。 ●マーケットプレースからダウンロードしたビデオ再生の早送り&巻き戻し、DVD再生時のレジューム対応。 ●本体からの音楽再生がディスクアクセス中でも中断しなくなった。 ●10月30日 ●Xbox Live Arcadeのお試し版新着自動ダウンロードを追加。 ●フレンドへのXbox Live Arcade関連メッセージのテンプレート機能を追加。 ●外部メモリやPCからの動画再生に対応。 ●ゲーム中の出力にD5追加。 ●11月30日 ●有線ヘッドセット+ワイヤレスコントローラの認識を強化。 ●VGAケーブルによる出力の改善。 2007年 ●5月9日 ●Windows Live Messenger対応。 ●Xbox Liveマーケットプレースのブレードが独立。 ●電源OFF時のダウンロード継続オプション追加。 ●現在入っているゲームに関する情報表示。 ●Xbox Live Arcade関連メッセージのテンプレート追加。 ●Xbox Live Arcade全タイトルのお試し版自動ダウンロード機能追加。 ●実績獲得時に項目名と獲得ゲーマースコアを表示。複数同時に獲得した場合は獲得数と合計ゲーマースコアを表示。 ●8月7日 - ﹃Guitar Hero II/III﹄用ワイヤレスギター対応。 ●9月21日 - Big Button Pad対応。 ●12月4日 ●Xboxクラシックス対応。これに伴い、通常ソフト・配信ソフトに関わらず旧Xboxソフトのプレイ履歴も残るようになった。 ●Xbox Live Arcadeとパッケージタイトルのデモ版の項目がゲームライブラリーに統合され、Xboxクラシックスもそこに入る。これに伴いXbox Live Arcadeに用意されていたメッセージのテンプレート機能がパッケージタイトルのデモ版やXboxクラシックスにも適用。 ●フレンドリストのブラウズ機能[注釈 8]追加。 ●レーティング設定の一部翻訳修正。 ●ファミリータイマー[注釈 9]追加。 ●お試し版の状態のXbox Live Arcadeに関する実績リストは記録されなくなる。ただし、アップデート以前にプレイしたものの実績リストは引き続き残ったままとなる︵削除は後述の2008年11月アップデートで対応︶。 ●Xbox Liveにおけるプロフィール機能に名前・地域・自己紹介を記述できる﹁パーソナルプロフィール﹂を追加。 ●チャットパッド使用時の小型メッセンジャーウィンドウを追加。 ●Xbox 360関連情報を配信する﹁インサイドXbox﹂対応。 ●Xbox Live Arcadeの自動ダウンロードが新着のみに戻る︵全タイトルダウンロードは廃止︶。 2008年 ●11月19日 ●大規模アップデートとなる﹁New Xbox Experience︵新Xbox体験︶﹂が実施された。アップデートには128MBの空き容量があるストレージが必要なため、コアシステム及びアーケードを購入したユーザーには救済措置が行われた[120]。 ●メニュー画面の大幅刷新。縦のチャンネルと横のパネルで選ぶ新ユーザーインタフェースに。 ●アバターの採用。カスタマイズにも対応し、一部の対応ゲームでは自分の分身としても登場する。 ●ゲームのハードディスクへのインストールと起動に対応。ゲーム起動時はDVDが必要になるが、それ以後はDVDドライブへのアクセスは行われない。 ●Xbox LIVE パーティーの搭載。パーティーメンバーはボイスチャットが他のゲーム時でも繋がるようになり、フレンド同士の写真の共有も可能になる。 ●Web マーケットプレースサービスへの対応。コンテンツをPCや携帯電話からの購入が可能になり、購入コンテンツはサインイン時に自動的にダウンロードされる。 ●ゲーマースコアが0のゲームの削除に対応。 ●ボイスチャットの音質向上。 ●画面解像度に1440×900、1680×1050を追加。上下に黒帯を追加してサイズを合わせているため、それまでやや縦長だったのが改善される。 ●Xbox Live Arcadeタイトル自動ダウンロードとゲームライブラリ内のメッセージテンプレートが廃止。 2009年 ●8月11日 ●Xbox 360ソフトのダウンロード販売﹁ゲームオンデマンド﹂対応。 ●アバターの服やアクセサリを購入する﹁アバターマーケットプレース﹂を追加。 ●マーケットプレースでゲームやダウンロードコンテンツの各アイテムを5段階で評価可能に。 ●HDMI接続時に接続先デバイスの情報を取得し自動設定が可能になる。 ●ゲーマー情報に実績制覇タイトル数とゴールドメンバーシップ継続年数を表示。 ●ゴールドメンバーシップの有効期限や無効なWindows Live IDに対するアラート機能を追加。 ●ゲーマー情報のタイトル別実績リストからゲームを直接起動することが可能に。 ●フレンドリストをオンライン状態等でソート可能に。 ●本体やXbox Liveに関するヘルプ機能を追加。 ●ファイルの作成日時を表示。 ●ユーザー辞書を追加。100語まで単語を登録できる。 ●ディスクの入っているディスクトレイをXボタンでオープン可能に。 ●ハードディスクにインストールしたデータが圧縮される。ただし以前にインストールしたデータは自動では圧縮されず、改めてインストールし直す必要がある。 ●キャッシュクリアのコマンド入力が必要なくなり容易に消せるようになった。 ●11月17日 ●TwitterとFacebookに対応︵但しゴールドメンバーシップ会員かつ開始当初は18歳以上の会員のみ︶[121]。 2010年 ●4月6日 ●データ保存及びプロフィール、Xbox LIVEコンテンツの保存にUSBメモリが使用可能になる。使用可能なメモリは最大16GBまで。 ●11月1日 ●Xbox 360の起動画面のデモが新たなデザインに変更。 ●ダッシュボードのデザインが変更。メニューパネルが右奥へと流れていく仕様から、真横に並ぶ構成となった。 ●Kinect センサーを使用した各種操作、サービスが追加。 ●Xbox 360のフレンド、またはMessengerのメンバーとKinectを使ったビデオチャット﹁ビデオ Kinect﹂に対応。 ●1080p のフルハイビジョンのストリーミングでの映画配信﹁ZUNE ビデオ﹂が開始。 ●Kinectへの対応により、アバターの頭身が変更。 ●マイXboxの項目に、新たに﹁アカウント管理﹂と﹁オンラインの安心設定﹂の項目が追加。 ●全実績を解除したゲームの一覧と、数が表示されるようになった。 2011年 ●12月6日 ●ダッシュボードのデザインが変更。Kinect操作対応。 ●Zuneテレビを拡張したHuluサービス開始︵ゴールド会員専用︶ ●Kinectでのジェスチャーや音声操作により操作出来るシステムが拡張。 ●ビーコンや、512MBまでのセーブデータをインターネット上のクラウドに保存可能。 ●Facebook連携。自分がプレイしたゲームの解除実績を公開可能に。 2012年 ●10月16日 ●ダッシュボードデザイン変更。 ●Bing検索及びKinectを使った音声検索に対応。 ●Internet Explorer for Xboxサービス開始︵ゴールド会員専用︶。 ●Xbox Videoによるテレビ番組や映画のレンタル、購入に対応 ●過去の閲覧結果を参考に、おすすめのコンテンツを表示するおすすめ/星付けに対応。星付けは、旧おすすめ度。 ●自分の好みのコンテンツやゲーム等をホーム画面にまとめるピン留めに対応。 ●日本語入力形式に日本語︵スマートフォン式入力︶を追加。 ●Xbox SmartGlassによるコントロールに対応。 ●USBストレージが最大32GBまで対応[122]。 2013年 ●8月26日 ●マイクロソフトポイント廃止による現地通貨表示への変更、チャージ済ポイントの換算等。 2014年 ●6月 ●一部のアプリがシルバー会員でも使用可能に 2015年 ●4月30日[123] ●USBストレージが最大2TBまで対応。 ●最近行った注文履歴の表示に対応。 ●パスワードリセット機能に対応。 ●ネットワーク情報表示に対応。 ●Xbox ダッシュボードの右上隅に、Microsoft アカウントの残高が表示されるように改善。従来通り非表示にすることも可能。 ●9月17日 ●プレイ状況のフィード︵﹁いいね!﹂、コメントなど︶をXbox 360から行えるように改善。 ●Xbox OneとWindows 10ユーザーのプレイ状況を確認できるよう機能追加。 ●ゲームの詳細を表示する際やマーケットプレースを閲覧する際にもMicrosoft アカウントの残高が表示されるように改善。 ●メッセージからご利用コードを使うことできるようになった。 ●Microsoft 映画 & テレビの機能改善。 2016年 ●3月29日 ●小規模なバグの修正および改良 2018年 ●5月22日 ●小規模なバグの修正および改良 2019年 ●8月21日 ●小規模なバグの修正および改良 ●11月12日 ●小規模なバグの修正および改良ソフトウェア
[編集]詳細は「Xbox 360のゲームタイトル一覧」を参照Xbox時代はサードパーティーから発売されるマルチプラットフォームのソフトが少なかったが、Xbox 360発売から1年後にPlayStation 3が発売されると、PS3と360で同時発売されるマルチタイトルソフトが増加した。ゲーム開発側にとっては開発費が高騰し単独プラットフォーム︵特にPS3単体の場合︶では採算が取りにくいことと、現行機のシェア争いの行方が不透明でリスク分散が求められるためである。もう一つの同世代ハードであるWiiが480pまででHDに非対応であるなど性能の方向性が異なる事も影響しており、多くのメーカーがXbox 360向けの開発にシフトする形となった。また、PS3または360単独で発売された作品の相互移植や、PS3で展開されていたシリーズ作品が続編では360とのマルチとなるケースもある。Xbox 360はHDMIが存在しない時代からHDで遊ぶことのできる数少ないハードであった。 日本では本機発売前、スクウェア・エニックスが﹃ファイナルファンタジーXI﹄の移植を早々と表明。﹃ストリートファイター﹄シリーズ他の製作に携わった、元カプコンの岡本吉起が設立したゲームリパブリックがソフトの提供を行うことを発表するなど大手メーカーも参入した。 2006年4月には日本国内で人気RPG作品をリリースしているトライエースなどのメーカーによるソフト開発や、Xbox Live Arcadeでの作品数拡充が発表された。12月7日にはファイナルファンタジーシリーズを手がけた坂口博信が立ち上げた開発会社ミストウォーカーが、完全オリジナルタイトルとなるRPG﹃ブルードラゴン﹄及び同ソフトが同梱されたコアシステム﹁ブルードラゴンプレミアムパック﹂が発売され、ソフトは1ヶ月で10万本の売り上げを達成。Xbox 360本体もプレミアムパックを含めて10万台以上を売り上げた。 2007年1月25日にギャルゲー﹃THE IDOLM@STER﹄の発売により、Xbox Liveで使う通貨マイクロソフトポイントの売上げが大きく伸び、2007年2月末における出荷台数に対するXbox Live会員の比率が最も高い国が意外にも日本であることが判明[124]。それ以降も﹃THE IDOLM@STER﹄によるマイクロソフトポイントの売り上げ増は続き、﹃トラスティベル 〜ショパンの夢〜﹄の発売までに﹃THE IDOLM@STER﹄のダウンロードコンテンツの売り上げは1億円[125]、9月中頃までに1億5千万円を突破[126]、2008年1月中旬の時点で3億円に到達した[127]。同ソフトの販売本数も9月中旬の時点で5万本[126]、2008年1月中旬に10万本[127]に到達した。ダウンロードコンテンツの売上は全世界で3位[127]と伝えられており、コンテンツ販売におけるビジネスモデルの例に挙げられるなど、Xbox Liveに関してはキラータイトルとして位置づけられている。 2008年6月に行われた﹁Xbox 360 RPG Premiere 2008﹂で﹃テイルズ オブ ヴェスペリア﹄と﹃インフィニット アンディスカバリー﹄の正式発売日やマルチタイトルソフトである﹃ラスト レムナント﹄Xbox 360版の先行発売や独占タイトル﹃スターオーシャン4 -THE LAST HOPE-﹄、﹃Fable II﹄、﹃Mass Effect﹄の発売が発表され、ソフトの充実がアピールされた[128]。9月に行われた﹁Xbox 360 Media Briefing 2008﹂では本体の値下げに加え、﹃ニンジャブレイド﹄など国内外の幅広い新作ラインナップの紹介が行われた[129]。10月に行われた﹁東京ゲームショウ2008﹂の基調講演ではXbox 360版﹃鉄拳6﹄、﹃NINETY-NINE NIGHTS II﹄、﹃Halo 3: ODST﹂などの新作が発表され、また大規模アップデートとなる﹁New Xbox Experience︵新Xbox体験︶﹂を11月19日から行う事が発表された。 2009年6月にロサンゼルスで行われたElectronic Entertainment Expoにて﹃メタルギアソリッドライジング﹄が発表された。同時に日本での発売も決定した[130]。10月22日に発売された﹃週刊ファミ通﹄のクロスレビューにおいて、﹃ベヨネッタ﹄がXbox 360史上初の40点満点を獲得[131]︵PS3版は38点︶。40点を獲得したのは初代Xboxから通じて初。 2010年1月26日に行われた﹁CAPCOM TITLE PREMIERE FOR XBOX 360﹂にて、﹃モンスターハンター フロンティア オンライン﹄を始めとする、Xbox 360向けタイトルの最新情報が発表された[132]。9月8日に行われた﹁Xbox 360 Media Briefing 2010﹂で﹃FINAL FANTASY XIII ULTIMATE HITS INTERNATIONAL﹄や﹃Mass Effect 2﹄の日本での発売などが発表され、2011年春までにパッケージタイトルとKinect専用タイトルを合わせ、約100タイトルの発売を予定していることが明らかにされた[133]。 2012年ごろから日本市場でXbox 360のソフトは急速に衰退を始め、事実上PS3がようやく売り上げ面で覇権を握るようになった。それ以降に発売されたディスク版ソフトウェアはプレミア化する傾向にある。2013年以降はXbox Oneの登場に伴い一部のディスクパッケージのロゴが変更され、最終的に海外では2018年までソフト供給が続いた。広告
[編集]2006年夏以降、日本ではイメージキャラクターにTOKIOを起用し﹁do! do! do!﹂というキャッチコピーのもとテレビコマーシャルなどで展開された[134]。TOKIOを使ったコマーシャルは﹃ロストプラネット﹄で終了。 2007年以降は一部を除き、ゲーム画面をメインとしたコマーシャル展開を行っていたが、2010年頃には初期PlayStationの広告を手掛けていた小霜和也を起用、﹁課長イザワ﹂と﹁同僚モリト﹂Xboxロゴの顔をした﹁三六丸﹂の三人で、有力ゲームタイトルをXbox 360に引っ張ってくる為、マイクロソフト社内に架空の営業部署﹁Xbox特命課﹂を設立し、交渉先のゲームキャラクターを相手に体当たり営業を行うなど、どこか間違った営業をしながらも、契約はきっちり取ってくるCM展開を実施した。主なタイトルは﹁モンスターハンターフロンティアオンライン﹂﹁北斗無双﹂﹁バーチャロンフォース﹂﹁アイドルマスター2﹂﹁ファイナルファンタジーXIII﹂など。 また、Kinect発売当初のTVCMにはSKE48を起用していた[20]。問題点
[編集]詳細は「Xbox 360の技術的問題」を参照システム関連
[編集]アップデートの際にサーバ側も更新され、以下の様な問題が起きたことがある。 ●2007年5月の更新では、マーケットプレースにおいて接続元のチェックを厳密に行って、コンテンツ提供範囲を意図した範囲に限定するようになった。配信コンテンツの地域間格差に対する不満から北米アカウントを併せて持つ場合が多かったためとされている。他地域用の既存アカウントが一斉削除されるという噂がユーザ間では広がっていたが、実際には削除は行われず、発表通りの地域チェックのみとなっている。しかし、Xbox Oneでは言語設定や地域設定を変更するだけで海外でしか販売されていないはずのゲームを簡単に購入できるようになり、全ゲームでリージョンロックが廃止された。 ●2007年12月に追加された﹁パーソナルプロフィール﹂において、﹁国と地域を書く﹂の項目に竹島とだけ入力すると﹁ご利用いただけない言葉﹂となり、一方で竹島の韓国名﹁独島﹂は問題なく通ることが判明[135]。マイクロソフトは2007年12月6日に﹁不適切な文字チェックがあったため修正作業中﹂とのコメントを公式サイト発表[136]、フジテレビがFNNスーパーニュースで竹島問題として全国報道し、島根県も外務省へ前述の内容を報告した。その後、2007年12月7日に﹁竹島﹂が登録可能となるよう文字チェックの仕様が修正された。 ●大量のコンテンツを購入し、ダウンロードしようとすると本体の挙動が重くなり、ダウンロード処理に失敗しやすくなる。 ●主に2023年以降、特定の期間に集中してXbox Liveへの接続がインターネットに接続されているにもかかわらず不可能になることがある。その場合はインターネット回線のポート番号をゲーム機本体から手動で変更することで接続が再び可能になる。故障による集団訴訟
[編集]Xbox 360は発売当初からプレイ中の異常停止が指摘され、一部ユーザーからの集団訴訟に発展した。マイクロソフトは発生確率をごく僅かとしたが、ハードウェア設計とその他の諸問題は解決されず、北米で2006年12月に保証期間を90日から1年に延長[137]。2007年4~6月期に全世界における修理交換のために10億5000万~11億5000万ドルを計上し[138][31]、7月にはランプ3個が赤く点灯する場合[注釈 10]に限り3年へと保証期間を延長した[139]。保証期間切れのために有償修理したユーザーには修理代返金を実施[140]。 原因は、熱による基板の変形など諸説が存在し、熱対策の甘さも指摘されている[141]。2007年6月以降の修理分は熱対策が強化されている[142][143]が、これに関してマイクロソフト側は﹁定期的な内部見直しの結果﹂として、故障問題に対する直接的な対応だという説を否定[144]。 その後CPU周辺の見直しがなされ、2007年11月頃から、初期型より発熱量や消費電力の少ない﹁Falcon﹂と呼ばれているモデルが出回るようになった。日本でも11月から投入されたバリューパックはFalcon搭載型とされる[145][146]。 2008年、ラストレムナント同梱版以降に出荷されたスタンダードモデルと2008年12月末から出荷されているアーケードモデルではGPUを65nmに変更しACアダプタを小型化した﹁Jasper﹂と呼ばれるモデルが出荷された。2010年6月から発売された﹁Xbox 360 S﹂からは、さらに消費電力を抑え小型化した﹁Valhalla﹂と呼ばれるモデルが出荷されている。 なお、本体が故障した場合に確実に出る可能性があるエラーは赤ランプは1つ、3つが光った場合のみであり、1つ光るエラーは画面上にエラーコードが表示されるが、3つ光る場合は画面自体が出力されない。上の画像は3つが光った場合のエラーであり、いわゆる﹁死の赤リング﹂である。1つが光るエラーでもエラーコードが﹁E74﹂の場合は確実に修理が必要である。なお、2つ光った場合は本体の熱暴走の警告、4つ光った場合はXbox 360のHDMIポートが搭載されていない初期型でAVケーブルを正しく差し込まなかった場合に出る警告である。360S以降は赤リングの部分が光らず、中央のランプのみが赤色に点灯するようになった。脚注
[編集]注釈
[編集](一)^ 実はその前に宇多田ヒカルが自身の公式サイトで名前を漏らしてしまい、マイクロソフト側からクレームを受けた。 (二)^ ただしCall of Dutyシリーズの半分ほどの作品︵ブラックオプス2、ゴースト、モダンウォーフェア3など︶、一部のEA GAMESの作品などは無料DLCがなければマルチプレイをほとんど遊べなくなるため、マーケットプレイスの終了後はXbox Oneによる360後方互換機能などを使用しないとマルチプレイを新規で始めることができない作品が増えることが予想される。 (三)^ ただし、ネイティブ1080pに対応した作品はごくわずかである。 (四)^ Xbox OneのXbox 360後方互換機能で二枚組ディスクのゲームを遊ぶ場合は、一枚目のみが使用可能となる。ただし、﹁オブリビオン﹂、﹁Fallout 3﹂のみ例外。 (五)^ HDMIテレビとアナログ︵または光端子︶アンプを同時に使う時のように、AVケーブルとHDMIケーブルをXbox 360本体に同時に装填しつつ、AV設定を切り替えても本体が強制再起動しないようにするには、別売りの﹁Xbox 360 HDMI AV ケーブル﹂に付属するAV端子が必要になる。 (六)^ 2023年時点では、すでにXbox 360版﹁タイタンフォール﹂などで無料DLCがダウンロードできなくなっており、360本体からマルチプレイで最新バージョンのサーバーに参加できなくなっている作品も誕生している。なお、﹁タイタンフォール﹂のXbox 360版はXbox Oneの後方互換に非対応。 特に﹁Call Of Duty﹂のXbox 360版で、マルチプレイに無料DLCの必要な﹁ブラックオプス2﹂、﹁ゴースト﹂、﹁モダンウォーフェア3﹂などは影響があるが、Xbox One上から360の作品を遊ぶ場合はサービス終了後も引き続きXbox One側のmicrosoft storeから無料DLCをダウンロードできる。 (七)^ ﹁単品ハードディスク[59]﹂と﹁エリート用の移行キットを使用する場合[60]﹂で接続および操作は同じである。 (八)^ 自分のフレンドのフレンドリストを見る機能。13歳以上であれば自分のフレンドリストをフレンドに公開することが可能であり、18歳以上ならフレンド以外にも公開可能となる。なおこれは初期状態であり、年齢に応じた初期状態を上限として[119]更に制限することも可能。 (九)^ 1日当たりもしくは1週間で起動可能な時間を制限する機能。規定の時間を消化した後もパスコードの入力で一時的に起動を許可したり制限時間を変更したりすることが可能。 (十)^ 通称、RRoD(Red Ring of Death)﹁死の赤いリング﹂出典
[編集](一)^ “Xbox Delivers Winning Lineup of Exclusive Games for this Holiday Season” (英語). Xbox Wire (2014年6月9日). 2023年12月4日閲覧。 (二)^ ab“Japan has bought 2.3 million Xbox consoles in the last 20 years, new report reveals” (英語). VGC (2022年3月3日). 2023年12月4日閲覧。 (三)^ “Kinect sales reach 24 million” (英語). GameSpot. 2023年12月4日閲覧。 (四)^ Paul Thurrott︵翻訳‥木下篤芳︶ (2004年6月30日). “リークされた﹁Xbox Next﹂のハードウエア仕様は本物か?”. 日経XTECH. 日経BP社. 2024年3月10日閲覧。 (五)^ “みんなのクロスレビュー”. ファミ通.com. KADOKAWA. 2024年3月10日閲覧。 (六)^ “Xbox 360 関連記事”. GAME Watch. インプレス. 2024年3月10日閲覧。 (七)^ “ハピネット、Xbox360効果で今期売上拡大”. ストックウェザー (ストックウェザー株式会社). (2005年11月15日) 2014年9月14日閲覧。 (八)^ ab﹃Xbox 360®の新しいエントリーモデルが登場﹁Xbox 360®アーケード﹂を3月6日より27,800円 (税込)で発売﹄︵プレスリリース︶マイクロソフト株式会社、2008年2月4日。オリジナルの2010年3月9日時点におけるアーカイブ。2024年3月10日閲覧。 (九)^ "マイクロソフト、﹁Xbox 360™ エリート﹂を発表" (Press release). マイクロソフト株式会社. 28 March 2007. 2010年3月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月10日閲覧。 (十)^ "上位モデル﹁Xbox 360™ エリート﹂、日本にて2007年10月11日発売決定!" 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